いま行くべきアートイベント|2023年6月
カリム・B・ハミド日本初個展「Upon The End of Play and Infancy」
フフランシス・ベーコンやルシアン・フロイドを彷彿とさせる、伝統と革新を融合させた正統派の具象画家のアメリカ生まれ、イギリスにルーツを持つカリム・B・ハミド。
イラストレー ションの流れを汲む作品が人気を博すアジアにおいて、彼の個展の開催は、今後の美術の在り方を示す一つの転換点となることだろう。
この度メグミオギタギャラリーでは、カリム・B・ハミドの日本初個展 ‘Upon The End of Play and Infancy’ を開催。
カリム・B・ハミド
1966 年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのハミドは、イギ リスのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツに学び、その後 1994 年にサンフランシスコ芸術大学で修士号を取得、現在はコロラド州を拠点に活動。これまで欧米を中心に数多くの個展やグループ展を開催し、作品は世界中のコレクターに収蔵されている。
会場:メグミオギタギャラリー
場所:東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1
会期:2023年5月19日(金)- 6月10日(土) 12:00 – 18:00
休廊:日:日・月・祝
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研鑚 study vol.03 JOHN SMEDLEY京都店 AELU によるうつわ作品展
1784年に英国にて創業したファインゲージニットウェアブランド<JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)>と東京・代々木上原のギャラリー「AELU(アエル)」によるうつわの展示会をJOHN SMEDLEY 京都で開催。
現代まで受け継がれてきた、JOHN SMEDLEYの伝統と技術によるクラフツマンシップ。
その精神性を感じられる展示をコンセプトに、ここで紹介する作家は、物に対峙し、ただ懸命に物を作る方々。
どのの職人、作家も願いは同じ。ただそれを手にとった人に喜んでもらいたいという思いが込められている。
ジョン スメドレーのニットと同じように、生活の中で大切にされるものをご紹介する。
また会場ではうつわに映る、彼ら彼女らの気配を読み取る手立てとして、特別な冊子もご用意。
【研鑚 study Exhibition vol.03】
期間:2023年6月2日(金) – 6月18日(日)
時間:11:00 – 20:00
会場:JOHN SMEDLEY 京都店
京都府京都市中京区場之町586-2 新風館1F
出展作家:蠣﨑マコト/ 亀田大介/ 久保田由貴/ 中園晋作
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英出身アーティスト・Kim Laughton 個展が6月2日〜18日期間中KOMIYAMA TOKYO Gにて開催
ポスト・インターネットアートを牽引する作家として、2009年から上海を拠点に、CG作品、VJ、3Dデザインと自由自在な表現を続けてきたキム・ロートンの個展が6月2日〜18日期間中KOMIYAMA TOKYO Gにて開催。
Kim Laughton (キム・ロートン)
英国出身のデジタルアーティスト。上海で13年間を過ごしたのち、2022年に東京へ活動拠点を移す。
デジタルアートの中でも特にゲーム エンジンを使用したリアル CG に焦点を当て、北京・X MUSEUMや、米・カーネギー博物館などに作品を出展。 映像作品の他、3Dプリントを使った立体作品やインテリアデザイン、アパレル制作など幅広く作品を制作する。
Tumblrを原点に、ネット上で自身のCGデザインを発表する傍ら、中国のショッピングサイトに掲載された過激な出品広告を紹介する「Taobao Media」を運営。新鮮さへの欲望でうごめく大量消費社会を題材にした作風は、同時多発的にネット上の様々なメディアで拡散され、カルト的な関心を集める。また猛スピードで発展を遂げた上海のクラブシーンにて、先駆けのVJ(音楽に合わせて映像を流すのアーティスト)としていち早く活躍。音楽レーベル(Hyperdub,PC Music,Fade to Mind)やアーティストmechatokとの共同制作など、視覚と聴覚の双方から芸術世界を拡張する。
会期:2023年6月2日(金)〜6月18日(日)
場所:KOMIYAMA TOKYO G
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目20−4 1F D 第2龍名館ビル
時間:12:00-18:00
*12:00-17:30 for Sunday & Holiday
*closed on Tuesday & Wednesday
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DIORともコラボレーションも話題 ケニー・シャーフの個展「I’mBaaack」が開催
最近では、DIORともコラボレーションも話題となったアメリカ人アーティスト、ケニー・シャーフの個展「I’mBaaack」が開催。本展は、シャーフにとって、日本のプライマリーギャラリーにおける展覧会として、約30年ぶりとなる新作個展。
展覧会は、NANZUKAUNDERGROUND(渋谷区神宮前)の他に、草月会館(港区赤坂)との2会場にて開催。
草月会館においては、イサムノグチ石庭における新作の立体彫刻作品のインスタレーションに加えて、1985年に草月会館が主催した「アートインアクション」展の際に、シャーフ自身がペイントと改造を施したキャデラック「夢の車」が38年ぶりに限定公開される予定。シャーフの作品の特徴は、何と言ってもカラフルな色彩と独自のキャラクター。「原始家族フリントストーン」や「宇宙家族ジェットソン」のファンを公言するシャーフは、こうした漫画アニメの引用から自身のキャラクターの着想を得たと語る。宇宙人とも巨大化した微生物とも、植物の妖怪のようにも見えるシャーフのキャラクターについて、シャーフは自分自身や友人たちのメタファーであり、怒りや喜び、眠気、空腹といったごく自然な感情を表していると解説する。また、その色彩も、私たちのあらゆる感情を表すものと説明する。シャーフの作品における動き、スピード感は、そのまま即ち生命感という最も重要な文脈を担う。
ケニー・シャーフ(1958年生まれ,カルフォルニア州,アメリカ)
1980年にNYのSchoolofVisualArtsを卒業。その後、アンディ・ウォーホルをメンターとして、グラフィティやコラージュを主要な表現スタイルとする「イースト・ヴィレッジ・アート・ムーブメント」の一員として、バスキアやキース・ヘリングといった同世代のアーティストと共に一躍大きな脚光を浴びる。
1985年には、ホイットニー・ビエンナーレに参加。自身のユニークな創作を説明するために「ポップ・シュルレアリスト」という用語を生み出した。近年の展覧会に、個展「Moodz」(Jeffrey Deitch,CA,アメリカ,2020)、「SuperPopUniverse」(Lotte Museum of Art,ソウル,韓国,2018)、「Fast Forward_Painting from the 1980’s」(Whitney Museum of American Art,NY,アメリカ,2017)、「Hammer Projects」(Lobby Mural Hammer Museum,CA,アメリカ,2017)など多数。現在では、独自のキャラクターを駆使したアート作品という21世紀型ポップアートのトレンドに繋がる文脈を切り開いた先駆者として、多くの若いアーティストの尊敬を集める。
Kenny Scharf
I’m Baaack
NANZUKAUNDERGROND
2023年6月10日(土)-7月9日(日)
東京都渋谷区神宮前3-30-10
*月曜、火曜休業
草月会館
2023年6月10日(土)-6月30日(金)
東京都目港区赤坂7-2-21
火曜日〜木曜日11:00-16:00、金曜日‒土曜日11:00-17:00
*日曜、月曜休業
*SupportedbySohoHouse
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NACC/日本橋アナーキー文化センター最終回 Vol.7エキシビション「さよならアナーキー文化センター」開催
2022年9月10日より、さまざまなアーティストのクロスカルチャーの発信地として、 株式会社 SOSU(ソスウ)が運営してきた NACC/日本橋アナーキー文化センターは、最終回を迎える。
最終回 Vol.7 エキシビションは、2023年6月3日(土)〜6月27日(火)の期間で開催。
最終回は、10組22名のアーティストが集結し自由な思考とそれぞれの表現が創り出す、アナーキーな世界を届ける。
花道家・上野雄次氏による NACC 初公開インスタレーションや、舘鼻則孝氏の代表作「Heel-less Shoes Series」、 とんだ林蘭氏の貴重なアーカイブ作品が並ぶ。
【エキシビジョン】計10組/22名
上野雄次、高村月、舘鼻則孝、ちびもえこ、とんだ林蘭、柳家睦 & THE RATBONES、KUMI
「サヨナラ!/ The Penultimate Truth 最後から 2 番目の真実」curated by SHIGEO GOTO with G/P+abp 浅野克海、谷村メイチンロマーナ、松井祐生
【NACC/日本橋アナーキー文化センター最終回 Vol.7エキシビション「さよならアナーキー文化センター」】
期間:2023年6⽉3⽇ (⼟) 〜 2023 年6⽉27⽇ (火)
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町 1-6-2 日本橋室町 162 ビル 1F
東京メトロ / 半蔵門線、銀座線 「三越前駅」A1 出口前
営業時間:平日 10:00〜19:00/土日祝 10:00〜20:00
展示開催期間は全日営業、入場無料
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