ゴールデンウィークに行くべきアートイベント|2026年5月
大規模個展「ロン・ミュエク」、森美術館で開催中

《マス》 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイバーグラス サイズ可変 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 展示風景:「ロン・ミュエク」韓国国立現代美術館ソウル館、 2025年 撮影:ナム・キヨン 画像提供:カルティエ現代美術財団、韓国国立現代美術館
森美術館にて「ロン・ミュエク」が2026年4月29日(水・祝)から9月23日(水・祝)まで開催されている。本展はカルティエ現代美術財団との共同企画による、日本では約18年ぶりとなる大規模個展だ。
オーストラリア生まれ、英国を拠点に活動するロン・ミュエクは、革新的な素材と高度な技術によって、驚くほどリアルな具象彫刻を生み出してきた作家だ。実物より極端に大きく、あるいは小さくスケールを操作された人物像は、現実に迫る質感を持ちながらも、どこか現実からずれた感覚を呼び起こす。
ロン・ミュエク(Ron Mueck)
1958年オーストラリア生まれ、英国在住。広告や映画の分野で活動した後、1990年代半ばより彫刻制作を開始。人間を精緻に観察し、哲学的な思索を重ねた具象彫刻で国際的に評価される。作品は孤独や不安、回復力といった人間の内面を掬い上げる。
開催情報
展覧会名:ロン・ミュエク
会期:2026年4月29日(水・祝)~9月23日(水・祝)
会場:森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間:10:00~22:00(火曜日は17:00まで、ただし一部日程は22:00まで)
※最終入館は閉館30分前まで
休館日:会期中無休
入館料:一般 平日2,300円/土日祝 2,500円 ほか(日時指定券制)
ウェブサイト
Instagram:@moriartmuseum
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Wataru Komachi個展「SWEET DREAMS」、Dr. Martens SHOWROOM TYOで開催中
<Dr. Martens(ドクターマーチン)>が、表参道のコンセプトストア「Dr. Martens SHOWROOM TYO」にて、アーティストWataru Komachiによる個展「SWEET DREAMS」を開催している。
本展では、Wataru Komachiの新作コラージュ作品5点を発表するほか、<Dr. Martens>のクラシックモデル1490(10ホールブーツ)をキャンバスにした作品や、ステンシルやシルクスクリーンでTシャツにアートワークを施した作品も展示される。また、ショーウィンドウはアーティストのアトリエをイメージした特別な展示空間となる。
小町 渉(Wataru Komachi)
東京都出身。作品がアートコレクターとしても知られる俳優/映画監督デニス・ホッパーの目に留まり、彼の美術コレクションに所蔵される事を機にアーティストとしてのキャリアをスタート。フレンチブランド<Lemaire>とのコラボレーション展示(パリ)、伝説的セレクトショップColleteでの展示(パリ)、世界最古の老舗百貨店Le Bon Marché Rive Gaucheにて開催されたExposition Collections展への参加(パリ)、ミュージシャンBECKのヨーロッパツアーTシャツのデザイン、松屋銀座デパートとのコラボレーション(東京)、アメリカンブランド<Coach>のチャリティープロジェクトへの参加(東京)、ブリティッシュブランド<Dunhill>とのコラボレーション展示(東京)等、国内外で長年に渡り多角的に制作活動を行う。近年では、フランスのファッション誌『Double Magazine』でのアートワーク掲載や、カルチャー誌『Congrats! Magazine』での特集掲載、バンドONE OK ROCKのステージ衣装、アートワーク、ツアーTシャツデザインの担当、SCANDALの結成10周年記念ベストアルバムのカバーアートの制作、ブランド<Hysteric Glamour>とのコラボレーション、渋谷区が主催するシブヤ・アロープロジェクトでのパブリックアート制作等、精力的に活動中。
Instagram:@watarukomachistudio
展覧会情報
会期:2026年4月17日(土)〜6月15日(月)
会場:Dr. Martens SHOWROOM TYO 東京都渋谷区神宮前5-2-28-1F
時間:12:00 - 19:00(火曜・水曜定休日)
入場料:無料
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「アンドリュー・ワイエス展」、東京都美術館で開催中

《乗船の一行》 1982年 テンペラ、パネル 70.5x51.4㎝ フィルブルック美術館、タルサ Philbrook Museum of Art, Tulsa, Oklahoma. Bequest of Marylouise Cowan, 2010.9.11. ©2026 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo
「東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展」が、2026年4月28日(火)から7月5日(日)まで東京都美術館で開催される。東京都美術館開館100周年記念として行われる本展は、20世紀アメリカ具象絵画を代表する画家アンドリュー・ワイエスの作品を、「境界」という視点から見直す展覧会だ。
本展では、ワイエス作品にたびたび現れる窓や扉などのモティーフに着目する。それらは単なる情景の一部ではなく、画家自身の精神世界と外の世界をつなぐ「境界」として捉えられてきた。本展は、その表現を手がかりにワイエスの絵画世界をたどる内容となる。
アンドリュー・ワイエス
1917年、ペンシルヴェニア州チャッズ・フォード生まれ。高名な挿絵画家N. C. ワイエスのもとで絵を学び、1937年の個展では全作品完売を記録した。同時代の前衛美術とは一定の距離を置き、生涯にわたりペンシルヴェニア州とメイン州を拠点に制作を続けた。2007年にアメリカ国民芸術勲章を受章。2009年に死去。
開催情報
東京都美術館開館100周年記念 アンドリュー・ワイエス展
会期:2026年4月28日(火)~7月5日(日)
会場:東京都美術館
開室時間:9:30~17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
休室日:月曜日、5月7日(木)
※5月4日(月・祝)、6月29日(月)は開室
観覧料:一般 2,300円(前売 2,100円)、大学・専門学校生 1,300円(前売 1,100円)、65歳以上 1,600円(前売 1,400円)、18歳以下・高校生以下無料
巡回:豊田市美術館[2026年7月18日(土)~9月23日(水・祝)]、あべのハルカス美術館[2026年10月3日(土)~12月6日(日)]
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式サイト:wyeth2026.jp/
Instagram:@andrewwyeth_ten @tokyometropolitanartmuseum
X:@andrewwyeth_ten
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「入江明日香展 2026―月影とまどろみ」、日本橋髙島屋S.C.本館で開催中
「入江明日香展 2026―月影とまどろみ」が、2026年4月22日(水)から5月6日(水・休)まで日本橋髙島屋S.C.本館8階ホールにて、続いて5月14日(木)から5月29日(金)まで大阪髙島屋7階グランドホールにて開催される。
版画から映像まで、領域を横断しながら独自の世界を編み上げてきた入江明日香。本展では、初期作から最新作に至るまで約60点を通して、その創作の軌跡が立ち上がる。本展の大きな見どころとなるのが、新作《夢幻対峙之図》。2023年制作の《黒雲妖炎龍図》と対をなす作品として構想され、龍と虎が対峙する六曲一双屏風として初公開される。壮麗なスケールの中で、入江のイメージはよりダイナミックに展開される。
入江明日香
1980年東京都生まれ。多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科版画領域修了。2006年文化庁新進芸術家国内研修員修了。2012~13年には文化庁新進芸術家海外研修員としてフランスに滞在。版画を基軸にミクストメディア作品を展開し、国内外で個展・グループ展を多数開催。
ウェブサイト:https://www.asukairie.com
Instagram:@asuka.irie
開催情報
展覧会名:入江明日香展 2026―月影とまどろみ
会期:2026年4月22日(水)~5月6日(水・休)
会場:日本橋髙島屋S.C. 本館 8階ホール
住所:〒103-8265 東京都中央区日本橋2丁目4-1
開館時間:10:30~19:00(19:30閉場、最終日は17:30まで/18:00閉場)
会期:2026年5月14日(木)~5月29日(金)
会場:大阪髙島屋 7階グランドホール
住所:〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5丁目1-5
開館時間:10:00~18:30(19:00閉場、最終日は16:30まで/17:00閉場)
ウェブサイト:https://www.takashimaya.co.jp/store/special/irieasuka_exhibition/index.html
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Anton Revaによる日本初の個展「NERVOUS」、DIESEL ART GALLERYで開催中
東京・渋谷の「DIESEL ART GALLERY」は、2026年4月25日から7月12日まで、アーティストAnton Reva(アントン・レヴァ)による日本初の個展「NERVOUS」を開催している。
本展は、「NERVOUS」と「WATGT(What Are They Going Through)」という2つのプロジェクトを軸に構成され、「圧力」という概念を通じて現代における知覚や意識の変容を探る試み。ここでいう“圧力”とは、情報過多や環境の変化が人間の注意力や思考、感覚に与える影響を指す。
開催概要
NERVOUS
会期:2026年4月25日(土)〜7月12日(日)
会場:DIESEL ART GALLERY
住所:東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti DIESEL SHIBUYA B1F
開館時間:11:30〜20:00
入場料:無料
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キム・ヨンジュン×吉田ユニのコラボレーション写真展「Face to face」、麻布台ヒルズギャラリーで開催中
キム・ヨンジュンと吉田ユニによるコラボレーション写真展「Face to face」が、2026年4月29日(水・祝)から5月28日(木)まで、麻布台ヒルズギャラリーで開催される。
本展は、韓国のフォトグラファー、キム・ヨンジュンと、日本のアートディレクター、吉田ユニが初めて手を組み、「人間の最も本質的な美しさ」をテーマに据えた。モチーフとなるのは花。日韓の俳優62名を被写体に、それぞれ2点ずつ、全124点の新作ビジュアルが展開される。
スクリーン、ドラマ、舞台など、それぞれの場で存在感を放つ俳優たちが、キム・ヨンジュンのレンズと吉田ユニのディレクションを通して、新たな表情を見せる。シンプルなポートレートにとどまらず、花と人物、静けさと華やかさ、そのあわいにある気配までが画面に立ち上がってくる構成だ。
キム・ヨンジュン(KIM YEONG JUN)
フォトグラファー。大韓民国ソウル生まれ。31歳でエージェンシーにスカウトされキャリアを始めた。雑誌、広告、アルバムジャケット、映画、ドラマ、ポスターなど多様な分野で活動を続けている。Vogue、Harper’s Bazaar、ELLE、Marie Claire、Dazed、Singles、W Korea、GQ、Esquire、Arena Homme+などの主要マガジンで撮影を担当。また、BTS、TWICE、Stray Kidsなどのアーティストのアルバムジャケットやコンサートポスターの撮影も手がける。映画ポスターでは『アジョシ』、『神弓-KAMIYUMI-』、『王になった男』、『エクストリーム・ジョブ』、『ゾンビになってしまった私の娘』など、ドラマポスターでは『涙の女王』、『テプン商事』、『暴君のシェフ』などを撮影した。Levi’s、Montblanc、Calvin Klein、Adidas Originals、Reebok、Guessなどの広告ビジュアルでグローバルブランドともコラボレーションしている。
Instagram:@photokyj80
吉田ユニ(YUNI YOSHIDA)
アートディレクター、グラフィックデザイナー。東京生まれ。女子美術大学卒業後、大貫デザイン入社。宇宙カントリーを経て2007年に独立。広告、CDジャケット、装丁、映像など幅広い分野で活動中。主な仕事にWonjungyo、エテュセなどのコスメブランドの広告、渡辺直美のドーム公演ビジュアル、『アンナチュラル』、『エルピス』、『しあわせな結婚』などのドラマポスター、Vaundyや木村カエラ、アイナ・ジ・エンドのCDアートワーク、UNIQLO × DISNEYコラボレーション、韓国の舞台「マクベス」のキービジュアルデザインなどがある。国内外で個展も開催し、2023年には韓国・ソウル美術館で個展「Alchemy」を開催。過去作や新作「PLAYING CARDS」などを展示し、10万人を動員した。主な受賞に、東京ADC賞(2016)、毎日デザイン賞(2019)、MAMA ベストアートディレクター賞(2019)。2024年には韓国のオルム国立劇場での舞台「マクベス」のポスターがClio Awardsで2部門ゴールドを受賞した。
ウェブサイト:http://www.yuni-yoshida.com/
Instagram:@yuni_yoshida
開催情報
「KIM YEONG JUN × YOSHIDA YUNI PHOTO EXHIBITION “Face to face”」
会期:2026年4月29日(水・祝)~5月28日(木)
会場:麻布台ヒルズギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 ガーデンプラザA MB階)
開館時間:11:00〜21:00
休館日:会期中休館日なし
入場料:
前売・WEB 一般 2,000円、大学生・専門学生 1,300円、中高生 600円、小学生以下無料
当日 一般 2,200円、大学生・専門学生 1,500円、中高生 800円、小学生以下無料
チケット販売:麻布台ヒルズギャラリー公式サイト、ローソンチケット
共催:KIM YEONG JUN × YOSHIDA YUNI PHOTO EXHIBITION制作委員会
協力:ガスアズインターフェイス株式会社、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、株式会社GENEROSITY、株式会社博展、株式会社ショウエイ
ウェブサイト:https://exhibition-facetoface.com/
Instagram:@azabudaihillsgallery
X:@ah__gallery
▼ニュース記事
嶌村吉祥丸の写真展「妙 を観る」、新ギャラリーの( ocue . kyotoで開催中
京都市中京区・富小路エリアに、ギャラリー/ポップアップスペース「( ocue . kyoto(オクキョウト)」が2026年5月1日(金)にオープンする。会場は百年を超える歳月を重ねた京町家の最奥に位置する蔵。オープンにあわせて、嶌村吉祥丸による写真展「妙 を観る」を5月17日(日)まで開催する。
「( ocue . kyoto」は、日本語の「おく(奥・置・屋・臆[むね、心の中])」と「cue」を起点にした空間だ。ものやことを置く場であると同時に、その奥へ視線を進めるきっかけをつくる。思想や哲学、文脈、時間の積層といった、目に見えるものの背後にあるレイヤーへ触れていくことが、この場所の軸になっている。
開催情報
写真展「妙 を観る」嶌村吉祥丸
会期:2026年5月1日(金)〜5月17日(日)
会場:( ocue . kyoto
住所:京都府京都市中京区骨屋之町558
時間:12:00〜19:00
入場料:無料
協力:株式会社シグマ(SIGMA)
Instagram:@kisshomaru
( ocue . kyoto(オクキョウト)
オープン日:2026年5月1日(金)
所在地:京都府京都市中京区骨屋之町558
面積:約16坪
営業時間:展示により変動予定
定休日:不定休
運営:株式会社Buddy
Instagram:@ocuekyoto
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- Edit : Seiko Inomata(QUI)




