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パリ徒然日記 -Vol. 6 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)

Oct 23, 2023
QUIとして初のファッションウィーク横断もいよいよ最終章。
6月のメンズ以来、再びパリの地に戻ってまいりました。
今回も現地の情報と合わせて皆さんにお届けしていきます。

パリ徒然日記 -Vol. 6 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)

Oct 23, 2023 - FASHION
QUIとして初のファッションウィーク横断もいよいよ最終章。
6月のメンズ以来、再びパリの地に戻ってまいりました。
今回も現地の情報と合わせて皆さんにお届けしていきます。

いよいよ、長かったファッションウィークに終わりが近づいてきました。
もう終わりなんだと思うと、少し寂しくなってきます。

パリコレの期間中は天気の良い日が続いており、6日目も素晴らしいお天気。

6日目は<PAULA CANOVAS DEL VAS(パウラ・カノバス・デル・ヴァス)>のプレゼンテーションからスタートです。

会場は「l‘lnstitut Cervantes」、中階段を上がった先で展示が行われていました。
シャンデリアや、天井の壁画がとても美しくまるで舞踏会のよう。

プレゼンテーションはバラバラに設置されたモニュメントやマネキンにかけられた洋服を、モデル達が手に取りモデル同士で着せあってルックを完成させていくという内容。
次から次にモデル達が変化していく様子が面白い空間でした。

PAULA CANOVAS DEL VASのルックはこちら

会場を後にし、お次にお邪魔したのは<CARVEN(カルヴェン)>。
新クリエイティブ・ディレクターにLouise Trotterを迎え、約5年ぶりにコレクション復帰した今回。個人的にとっても興奮したコレクションの一つです。

残念ながら新作の撮影はNGでしたが、今回特別にショールームにお招きいただきとても素敵な展示から社内見学までさせていただきました。<CARVEN>らしさは残しつつも、エレガンスさに磨きがかかった新生<CARVEN>。店頭に並ぶのがとても楽しみなラインナップでした。

ショールームからの景色もとても素敵でうっとりする時間でした。メンズの復活も心からお待ちしております。

この日のランチはヨーロッパ内では有名なアジア料理のチェーン店「itsu」へ。
うどんやお寿司といった日本料理からチヂミやサムギョプサルといった韓国料理など多岐にわたるアジア料理を食べることのできるお店です。

私は韓国風のスパイシーヌードルをオーダー。ピリッとした辛さを求めていたのでちょど良くとっても美味しかったです。

最終日は今回のファッションウィーク最後の<MERYLL ROGGE(メリル・ロッゲ)>のショーへ。

MARC JACOBS(マーク・ジェイコブス)>や<Dries Van Notten(ドリス・ヴァン・ノッテン)>のチームに所属していたメリル・ロッゲは性別問わず、多くのジェンダーに人気を博しているブランドです。

印象的だったのは大判のビジューを首回りやスリットにあしらったアイテム。

スタイリングではベルトの使い方がとても可愛かったです。

MERYLL ROGGEのルックはこちら

全ての日程を終え、今回のファッションウィークは終了。
少し名残惜しい気持ちを抱えながら、遅めのランチをいただきに近くのレストランへ。

パリの滞在も残りわずかになってきたので、フランスらしくオムレツやオニオングラタンスープなどをいただきました。

夕暮れ時の市内を少し散歩して、夜は友人と「BOUILLON CHARTIER」へ。
昔ながらの大衆食堂感を味わえる、パリでも有名な人気店です。

予約が取れないお店なので、オープンと同時にお店へ。運良くすぐに入店することができました。
ここは本当に人気で並ぶので、開店と同時にお店へ向かうことを強くお勧めします。

座席は相席スタイル。テンションの高い、フランス人の男性二人組が私たちのお隣でした。
オーダーは各座席のテーブルシートに記入してくれるスタイルで私達も明確に確認できるのでわかりやすいです。笑

ワインや、ウフタマなどフランスらしい食事とお隣さんとの会話も盛り上がり、とても楽しい夜を過ごしました。

翌日、パリでの生活も残りわずかとなってきたのでお世話になったアパートを掃除し、パッキング作業を終え、夕飯のみ友人とお出かけすることに。その前に少し、お土産を買いに「ボン・マルシェ」に寄り道です。

前回の記事にも登場したこちらの百貨店は7区に位置する、大型デパートです。
お目当てのボルディエのバターをGETし、帰国用に圧縮袋にかけてもらいました。
このサービス1€かかるのですが、形崩れや溶けて衣類等に油が移る可能性もないので、とても重宝します。

最終日のディナーは日本人シェフがオーナーを務める11区にある「MAISON」へ。一度来て見たかったこちらのレストラン。外観からとても素敵で、心が踊りました。

新進気鋭のシェフとして注目をされてきた、渥美創太シェフがパリ11区の路地にある隠れ家で始められたこのお店。お店の中の空間もとても素敵で、どこか懐かしい感じもする落ち着く空間。

料理はその日のコースのみ、ペアリングかワンドリンクオーダーで選択することが可能です。お料理は全てにおいてうっとりするほど美味しかったです。口に含む度に、ため息が出る感じでした。(褒めています。

中でも美味しかったマグロの料理と、驚きを隠せなかった鳩のメインディッシュ。
「〜フランスといえば」な食材の鳩ですが、目から入ってくるダメージが強くなかなか躊躇致しましたがとても美味しかったです。

パリでの最終日を終え、ここからは少し番外編です。
ファッションウィークの後に私用でイタリアのフランチャコルタへ向かいました。

フランチャコルタといえばワインの産地で有名ですが、田舎町なためなかなかホテルやレストランがなく、今回短い滞在の中で素敵なレストランと素敵なホテルに出会いましたので行く予定がある方の参考になればと思い、いくつかご紹介します。

まず、フランチャコルタ地方にあるイーゼオ湖という、湖近辺に位置するベルガモというエリアに私は滞在しました。ここはミラノから、車で約1時間半ほど、混んでなければ1時間以内で来ることができるエリアです。

そこで宿泊したのがこちらの「VIOLA MHOTEL」です。ベルガモ地区では珍しく、サウナやフィットネス、スパなどを併設する大きなホテルです。何と言ってもこちらのスタッフの皆様が素晴らしくって…。同行していたスタッフにアクシデントが起きた際も、的確に素早く色々と手配していただき、その優しさと対応力に感動しました。

ホテルもとても綺麗で、誰もが気にする水圧もバッチリでした。そしてそのホテルの斜め向かいにあるレストランがまた最高。

Cascina dei Filagni」というイタリアンのお店で、カントリースタイル漂う昔ながらの佇まいに、フレンドリーで陽気なスタッフたちが出迎えてくれます。

お料理は文句なしで美味しくて、お手頃です。私は季節限定のカボチャのリゾットをオーダーしました。
間違いなく今回の滞在期間中、1番おいしいイタリアンでした。私用で何日か滞在した後、ミラノへ戻りました。

ミラノ中央駅にある、フードコートやジェラートを堪能して、この長い旅もおしまい。

今回は初めて、ロンドンからパリまでのファッションウィークに参加させていただき、メンズの時以上に様々なショーやパーティー、プレゼンテーションに参加させていただきました。次回は1月のメンズより来年のファッションウィークが始まります。来年以降もたくさんの情報と、より素敵な発信をしていけるように精進します。

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  • text : Tetsu Charles Kawamoto

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