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パリ徒然日記 -Vol. 5 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)

Oct 23, 2023
QUIとして初のファッションウィーク横断もいよいよ最終章。
6月のメンズ以来、再びパリの地に戻ってまいりました。
今回も現地の情報と合わせて皆さんにお届けしていきます。

パリ徒然日記 -Vol. 5 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)

Oct 23, 2023 - FASHION
QUIとして初のファッションウィーク横断もいよいよ最終章。
6月のメンズ以来、再びパリの地に戻ってまいりました。
今回も現地の情報と合わせて皆さんにお届けしていきます。

4日目は、美術館巡りからスタートです。
とにかく美術館が大好きで、今回も時間が許す限り、パリの美術館にお邪魔しました。今回は、その一部をご紹介します。

まず滞在中に訪れたのが、「ファンダシオン ルイ・ヴィトン」です。
トロカデロ広場を超えた、コレアン庭園のそばに位置します。

建造物だけでもとっても魅了されます。近代的なアート作品を多数展示するこちらの博物館ですが、私が訪れた日はちょうど展示物の入れ替えの時期と重なって残念ながら展示物を見ることができませんでした…。


ですがオーディトリアムと屋上テラスだけでも充分楽しめる独特なデザインの博物館。
次は何かの催しがある際に、訪れたいと思います。

次にご紹介するのは「PERROTIN」で開催されていたGeorges Mathieu(ジョルジュ・マチュー)の個展です。


シャンゼリゼ通りを少し入ったとこに位置するこのギャラリーは基本的に無料で鑑賞することができます。ちょうど会期が9月末までだったのでギリギリで鑑賞することができました。

2012年で去った、彼の作品を一度鑑賞してみたいとずっと思っていたので念願叶って嬉しかったです。


訪れた時間が閉館間際だった為、ゆっくり見れなかったのですが素晴らしい作品の数々でした。

次にご紹介するのは、「プチ・バレ」です。建造物の存在感もさる事ながら、その展示内容を無料で拝観できるという素晴らしい施設です。アクセスも良く、シャンゼリゼ通りアレクサンドル3世橋のちょうど間に位置します。


中庭にはカフェも設置されており、正面から見る建造物との対比はとても素晴らしいものでした。


期間限定の展示もありますが、ここの展示は本当に多岐に渡ります。貴族が使用した家具類や骨董品の展示から、モネなど有名な画家たちの作品が敷地内に沢山展示されていて、何度も言いますが「無料でいいのですか?」と尋ねたくなります。


さて、そんな「プチ・バレ」の後に向かったのは、皆さんも一度は聞いたことがある「オルセー美術館」です。「ルーブル美術館」と並ぶくらい知名度の高い美術館ですが、私も訪れるのは5年ぶりと久しぶりです。

こちらは事前にネットでチケットを購入しておくとスムーズに入場できます。
今回は期間限定のゴッホにフォーカスを当てた展示が行われており、入場した頃には多くの人で賑わっていました。


昔は駅として使用されていた館内は、大きな時計が目印の天井が高く吹き抜けた空間になっています。両サイドの通りにはいくつもの部屋に分かれていて、常設展示や期間限定展示が行われています。


中はとても広く、5階まで全てゆっくりみて回ろうと思うと1日は必要です。
私も久しぶりの再訪だったのですが、初めて来たかのような感覚で楽しんでしまいました。


このオペラの断面図、素晴らしいですよね。細部まで緻密に再現されており、とても見入ってしまいました。


沢山の素敵な作品に触れていると時間はあっという間に過ぎていきます。
5階まで駆け足で楽しみ、見た事のないモネの作品やゴッホの作品にも触れることができ、オルセーの代名詞とも呼べる時計の写真もしっかり収めてきました。


今度はもっとゆっくりと時間をとって、作品を咀嚼し考えを整理しながら鑑賞しに来ます。笑

さあ、ここらはファッションウィークに戻りましょう。
本日は展示会巡りをしたのですが写真がほぼ取れず、SNS等も禁止のところが多かったです。今回は<Rick Owens(リック・オウエンス)>と新しくLouise Trotter(ルイーズ・トロッター)をクリエイティブ・ディレクターに迎えた<CARVEN(カルヴェン)>そして、<JW ANDERSON(ジェイダブリュー・アンダーソン)>の展示会にお邪魔してきました。

Rick Owensのルックはこちら

JW ANDERSONのルックはこちら

JW ANDERSON>の展示会は撮影が可能だった為、ご紹介したいと思います。


ロンドンで発表されたコレクションに登場した粘土のトレーナーは話題を呼びましたよね。
インビテーションも粘土だったんだとか!彼の作品は毎回、遊び心が素敵です。


こちらがその粘土でできたトレーナー!
触ったらちゃんと粘土でびっくりしました。どうやってモデルに着せたのかも気になります。笑


このバックもとても素敵でした。
沢山の新作に触れて物欲がとんでもない事になってしまいましたが…なんとか堪えて夕食へ。


マレ近辺のローカルなバーで、友人たちと合流しパリコレの話をしている時間は本当に楽しかったです。ついついお酒も進みますね。


何軒かハシゴをして、最後は「BONNIE」で閉めました。

5日目は、NYのブランド<LARUICCI(ラルイッチ)>のショーからスタートです。


会場はどこか見覚えのある場所だなぁ〜っと思っていると、メンズコレクションで<TAAKK(ターク)>が発表した会場の別フロアでした。


会場は開演前から大混雑。沢山のファッショニスタが押し寄せ、初めて見る<LARUICCI>のショーにワクワクしながら入場しました。2009年よりスタートし、Lady Gaga(レディ・ガガ)が着用したことでも知られるこのブランド。
遊び心のあるパンクエッジなスタイルが多く展開され、ジェンダーや社会問題を超えた自由を体現しているショーだと感じました。ショーの後、カメラマンの木中さんと共にバックステージへお邪魔しました。

その後は<GANNI(ガニー)>のルーフトップパーティーへ。


沢山の関係者がお酒を片手に、24春夏コレクションの新作を見ていました。
ここのルーフトップ、ちょうどのサンセットの時間と重なって空がとても綺麗で感動しました。


エッフェル塔凱旋門等のシンボルマークも沢山見ることができ、ボーッとその景色を楽しみました。


とても素敵な時間で、スナックやケータリングも色合いがとても可愛かったです。


その後、友人たちと軽く夕飯を取り、<LARUICCI>のアフターパーティーへ参加します。以前の記事でも登場した友人のUna + MatchaがDJプレイをするということでとっても楽しみにしていました。


到着した頃には会場はすでに熱気に包まれており、すごい盛り上がりを見せていました。
私もドリンクカウンターでお酒を手に取り、最後まで楽しみます。


会場がHOTすぎて冷たいところを求める、しばさきさんが可愛かったのでお裾分け。


気がつくと、すっかり夜も更けておりこの日は終了。久しぶりに踊りきりました。笑

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  • text : Tetsu Charles Kawamoto

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