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パリ徒然日記 -Vol. 4 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)

Oct 23, 2023
QUIとして初のファッションウィーク横断もいよいよ最終章。
6月のメンズ以来、再びパリの地に戻ってまいりました。
今回も現地の情報と合わせて皆さんにお届けしていきます。

パリ徒然日記 -Vol. 4 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)

Oct 23, 2023 - FASHION
QUIとして初のファッションウィーク横断もいよいよ最終章。
6月のメンズ以来、再びパリの地に戻ってまいりました。
今回も現地の情報と合わせて皆さんにお届けしていきます。

ミランから国内LCC「easyjet」を利用して、ボーヴェ空港に到着。
この空港は基本的にLCCのみの発着空港として利用されており、シャルル・ド・ゴール空港に比べ遠く、パリ市内からも約2時間ほどの距離にあります。

ボーヴェ空港からはシャトルバスがお得、片道は16€ほどで、パリ市内までダイレクトに向かうことができます。

到着後に購入することも可能ですが時間帯によっては券売機が大変混雑する為、事前の購入をお勧め。
*ちなみにこのバス、USBをお持ちであれば、携帯等を充電することが可能です。

広大に広がる田園風景を横目に、バスは市内へと進んでいきます。今、パリはファッションウィークとは別にラグビーの世界大会も行われており、毎日が渋滞のようです。この日は2時間以上バスに揺られ、ようやく降車ターミナルに到着。タクシーに乗り換えて、アパートメントの鍵を受け取り、ようやくチェックイン。今回は7区(エッフェル塔エリア)のアパートメントに宿泊。時期が時期ということもあり、宿泊費用も高騰。今回は少し駅から離れた場所にしました。

到着したのが、夜だったということもありディナーは近くの中華麺のお店へ。やはりアジア料理はどこか安心しますね。お腹いっぱいいただいて本日は終了。

さぁ、本日より待ちに待ったパリコレのスタート。やはりパリコレは街が活気付いて、お洒落な人もたくさん。そんなキラキラした個性がぶつかり合うパリでいろんなものをキャッチできるよう、走り回りたいと思います!

お昼前から、散歩がてら会場に向かいます。6月に訪れた際、ティモシーだったオペラ座の壁面はアートに変貌を遂げ、何度来ても毎回違う顔を見せてくれるパリに心が躍ります。

向かうは2区、BRIQUE MACHINEにて<Maison J.Simone(メゾン・ジー・シモーヌ)>のショーに参加。アメリカンポップ漂う店内は色彩豊かで、こちらの気分もポップになる空間。

奥へ進むと、ショー会場が出現。雰囲気はどこか7080年代のようで、ランウェイの中心にはランニングマシーンが配置。ショーが始まると、モデル達がそのマシーンの上を歩くという面白い演出もさることながら<Maison J.Simone>らしいポップで奇抜なルックスの数々に観客は魅了されていました。

ショーの後に、少し遅めのランチをいただきます。前回の滞在中もご紹介しましたが、会場からほど近くにある「La Crème de Paris」で惣菜クレープをいただきました。毎回ボリューム満点で中の具材もたくさん入っています。

その後、ルーブル前で友人達と合流し夜のエッフェル塔を見にトロカデロ広場へ。フォトスポットということもあり、20時過ぎにはたくさんの人で溢れかえっています。

お目当てのシャンパンライトを堪能し、エッフェル塔下のメリーゴーランドにも乗り、大満足でその日を終えました。

*シャンパンライトは1時間に1度(5分間)のみのライトアップになります。

2日目は<CFCL(シーエフシーエル)>と<ANREALAGE(アンリアレイジ)>のショーに。両ブランドとも、会場は昨夜も訪れたトロカデロ広場近くにある「パレ・ド・トーキョー」。1930年頃にできたこの建造物は、現在、現代美術館としてアートの展示等を行っている施設として使われています。

会場に着くと、沢山のパパラッチと招待客ですでに大賑わい。やっぱりパリはおしゃれな人がとにかく多いです。

CFCLの会場ではたくさんの著名人も来場。シトウレイさんや、秋元梢さん、DJユニットのUna+Matchaさんも個性豊かな装いで来場されていました。

真っ白な世界に銀色のアルミの花や草たちで装飾された会場は、とても透き通った印象でCFCLらしいルックの数々が、煌びやかにプレゼンテーションされました。

CFCLのルックはこちら

その後、空き時間でランチを挟み、ANREALAGEのショーへ。会場は同じ「パレ・ド・トーキョー」内のYOYOにて行われます。

会場は<CFCL>同様に、とても賑やかで活気に溢れかえっていました。会場に入場すると、地下の薄暗い空間へ案内されました。

階段を下ると、宇宙船のような空間が薄暗い中に広がっていました。

今回のショーではお馴染みの紫外線を当てると色が変化する技法が全ルックに用いられており、登場した衣装と退場する時の衣装が全く違うもののように感じられました。

宇宙船のような空間セットの中でカラーチェンジをするルックと、それを纏ったモデルたちは近い未来のファッションの楽しみ方を感じられ、とてもワクワクさせられました。

ANREALAGEのルックはこちら

ショーの後は、向かいにある公園で友人たちとチルタイム。スーパーで買い物し、今夜はアパルトマンでホームパーティーをしようと思います!自分たちで作って、気の知れた友人と食べる夕食は絶品ですね。

3日目もとてもいい天気でスタート。ファッションウィークの期間はとても暖かく、汗ばむ陽気が続いています。

PIERRE HARDY(ピエール アルディ)>の展示会へ。今回の展示で惹かれたのは、柔らかいレザーのコレクション。24SSシーズンからスタートとなる、新しいラインで高級感のあるとしっかりした見た目にも関わらず、柔らかく履きやすい理想のレザーシューズに感じました。

PIERRE HARDYらしいシューズやバックのラインナップも多数見させていただきました。

そして、タクシーに乗り込み向かう先はモンパルナス。前回のメンズのファッションウィーク滞在中にもたくさん登場した14区のエリア。私個人の意見ですが、非常に住みやすい区域で今回も訪れることができて嬉しい限りです。そんな大好きな14区で開催されるのは<UNDERCOVER(アンダーカバー)>のショーです。

日本のブランドということもあり、会場にはたくさんの日本人モデルやインフルエンサー、スタイリストなど著名人が多数来場!とても華やかな印象を受けたと同時に、誇らしい気分にもなりました。AMIAYAさんの双子コーデがとってもキュートで、可愛い!とみんな声をあげてました。

沢山の著名人が<UNDERCOVER>を身に纏っており、開場前のボルテージも最骨頂に。

受付から薄暗い階段を抜けると、独特の光を放つシャンデリアが輝くランウェイが登場。抜群の世界観の中、ショーはスタート。



本物蝶々を宿らせたドレスが一番印象に残りました。この後、この本物の蝶々はちゃんと自然に返したみたいです。<UNDERCOVER>の世界に酔いしれながら向かうのは前回の記事でも紹介した「Chez Moi」です。ここは大好きな友人達にも必ず紹介をする本気の名店です。笑

UNDERCOVER>で一緒だったDJユニットのUna+Matcha さんと共に、6月ぶりの来訪です。小籠包が本当に絶品。お腹を満たし、<MYKITA(マイキータ)>の新作展示を兼ねた、ローンチパーティーへ。032cとのコラボラインの発表も行われました。

会場に着くと、ホットな装いの若者やオシャレさんがグラス片手に<MYKITA>のサングラスを楽しんでいました。スタッフもインストアDJの流す音楽に踊り、楽しみながら行われており印象的でした。

会場から程近い、雰囲気の良いバーで休憩。バーテン達が目の前で作ってくれる本格的なドリンクで今夜を締めくくります。

シガレット・アフター・セックスなど奇抜で目を引くタイトルのオリジナルカクテルが沢山用意されており、素敵なオールドサウンドとテラスサイドから見えるパリの街並みを見ながら、その雰囲気に酔いしれて3日目の夜は終了。

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パリ徒然日記 -Vol. 5 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)
Oct 23, 2023

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パリ徒然日記 -Vol. 6 -|2024春夏 パリ・ファッション・ウィーク(ウィメンズ)
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  • text : Tetsu Charles Kawamoto

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