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いま行くべきアートイベント|2025年10月

Oct 1, 2025
10月開催のアートイベントの中からQUIおすすめのイベントをピックアップ。詳細情報も併せてチェックを。

いま行くべきアートイベント|2025年10月

Oct 1, 2025 - ART/DESIGN
10月開催のアートイベントの中からQUIおすすめのイベントをピックアップ。詳細情報も併せてチェックを。

アーツ前橋で「ゴースト 見えないものが見えるとき」が開催

Tony Oursler. Open Obscura, 1996/2013. Installation view of Tony Oursler: Black Box, Kaohsiung Museum of Fine Arts, Kaohsiung, Taiwan, January 23–May 16, 2021. Courtesy Kaohsiung Museum of Fine Arts.

アーツ前橋で、展覧会「ゴースト 見えないものが見えるとき」が2025年9月20日(土)〜12月21日(日)で開催中。
本展は、“ゴースト”というキーワードを軸に、過去・現在・未来を往還するイメージの可能性をひらく試みだ。戦争や分断、テクノロジーの脅威や環境破壊、人新世に漂う絶望感。そうした時代の揺らぎの背後に、言葉にも姿にもならないざわめきが潜んでいる。それこそが“もうひとつのノイズ”であり、「ゴースト」として作品の中に浮かび上がる。そこから思いがけない問いが生まれてくる。

展覧会名:ゴースト 見えないものが見えるとき
会期:2025年9月20日(土)〜12月21日(日)
会場:アーツ前橋(1階ギャラリー+地下ギャラリー)
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:水曜日
観覧料:一般1,000円/学生・65歳以上・団体(10名以上)800円/高校生以下無料
※1階ギャラリーは観覧無料
※障害者手帳等をお持ちの方と付き添い1名は無料
※「群馬県民の日」(10/28)「文化の日」(11/3)は入場無料
※10/11(土)、12/13(土)は「多様な学びの日」により入場無料
URL:https://www.artsmaebashi.jp/

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アーツ前橋「ゴースト 見えないものが見えるとき」——未来をひらく“見えない存在”との邂逅
Sep 22, 2025

CHANEL「la Galerie du 19M Tokyo」が六本木ヒルズ森タワーで開催

© le19M / Photo: Camille Brasselet

「la Galerie du 19M Tokyo」が、この秋六本木に期間限定で登場する。会期は2025年9月30日(火)から10月20日(月)まで、会場は六本木ヒルズ森タワー52階のTokyo City Viewと森アーツセンターギャラリー。
今回の「la Galerie du 19M Tokyo」は、建築家・田根剛率いるATTA(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)が手がけるインスタレーション展示 「le Festival(フェスティバル)」、そして 2つの展覧会「Beyond Our Horizons(未知なるクリエイション、その先へ)」「Lesage, 100 Years of Fashion and Decoration(刺繍とテキスタイル、100年の物語)」の三つの展示で構成される。さらに職人実演やワークショップなどの文化プログラムも加わり、歴史と創造を多角的に体験できる内容となっている。

la Galerie du 19M Tokyo
会期:2025年9月30日(火)–10月20日(月)
会場:六本木ヒルズ森タワー52階 森アーツセンターギャラリー/東京シティビュー
開館時間:10:00–18:30(最終入館17:30)※金・土・祝前日は19:30まで(最終入館18:30)
休館日:会期中無休
観覧料:入場無料(4歳以上は事前の日時指定予約が必要、9/8予約開始
URL:https://www.chanel.com/jp/fashion/event/opening-gallery-19m-tokyo-2025/

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CHANEL「la Galerie du 19M Tokyo」、メティエダールが紡ぐ創造と記憶の物語
Sep 08, 2025

「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」が東京都庭園美術館で開催

絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット 1924年 プラチナ、エメラルド、ルビー、オニキス、イエローダイヤモンド、ダイヤモンド ヴァン クリーフ&アーペル コレクション © Van Cleef & Arpels

東京都庭園美術館にて、2025年9月27日(土)から2026年1月18日(日)まで「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」が開催される。
本展は、1925年の「現代装飾美術・産業美術国際博覧会(アール・デコ博覧会)」から100周年を記念するもの。アール・デコ博覧会の宝飾部門でグランプリを受賞した《絡み合う花々、赤と白のローズ ブレスレット》(1924年)が出品される。
本展では、歴史的価値が認められたヴァン クリーフ&アーペルの「パトリモニー コレクション」と、個人蔵から厳選されたジュエリー、時計、工芸品をあわせて約250点展示する。さらに、メゾンのアーカイブから選ばれた約60点の資料も公開される。

永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ
会期:2025年9月27日(土)– 2026年1月18日(日)
会場:東京都庭園美術館(東京都港区白金台5-21-9
開館時間:10:00 – 18:00(入館は閉館の30分前まで)
※11月21日(金)、22日(土)、28日(金)、29日(土)、12月5日(金)、6日(土)は20:00まで開館
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始(12月28日–1月4日)
観覧料:一般 ¥1,400/大学生 ¥1,120/高校生・65歳以上 ¥700/中学生以下無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料(予約不要)/教育活動として教師が引率する都内の小・中・高校生および教師は無料(事前申請が必要)/第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料(予約不要)
※10月22日(水)・11月5日(水)はフラットデー開催日のため通常よりも入場者数を制限
特設サイト:https://art.nikkei.com/timeless-art-deco/
※日時指定予約制

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「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ― ハイジュエリーが語るアール・デコ」9/27(土)から東京都庭園美術館で開催
Sep 13, 2025

鈴木のぞみ個展「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」が東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催

Other Days, Other Eyes:高山邸2階廊下の窓 2017 H. 110×W. 55×D. 5cm Photo by Shinya Kigure ©Nozomi Suzuki

東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて、写真家・鈴木のぞみの個展「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」が2025年10月3日(金)から10月26日(日)まで開催される。
鈴木のぞみは、絵画の出自をもちつつ独学で写真表現を深め、写真の原理を通して事物に宿る記憶を顕在化させる制作で注目を集めてきた。代表作《Other Days, Other Eyes》(「窓」のシリーズ)では、実在の窓そのものに写真乳剤を塗布して直接焼き付けるという独自の手法を用い、かつてその窓が受けとめてきた光と時間の層を静かに浮かび上がらせる。本展では「窓」に加え、「鏡」「扉」をモチーフにした新作を含む約15点が並ぶ予定だ。

鈴木のぞみ
1983年埼玉県生まれ。東京造形大学絵画専攻卒業、東京藝術大学大学院修了(先端芸術表現/博士後期課程)。2025年「第41回 写真の町東川賞」新人作家賞受賞。個展に「HIRAKU Project Vol.16 鈴木のぞみ『The Mirror, the Window, and the Telescope』」(ポーラ美術館 アトリウム ギャラリー、2024)ほか。作品は東京都写真美術館、アーツ前橋などに収蔵。
Instagram:@nozomisuzuki.0914Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door
会期:2025年10月3日(金)〜10月26日(日)
会場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
開館時間:11:00〜19:00 ※10月17日(金)のみ18:00まで(入場は閉館30分前まで)
休館日:会期中無休
観覧料:無料
URL:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
Instagram:@pola_annex

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銀座で光の記憶に触れる、鈴木のぞみ個展「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」10/3(金)開催
Sep 30, 2025

舘鼻則孝による二つの対話「Sacred Reflections」「Obsession」が、10/4(土)より、KOSAKU KANECHIKA 天王洲・京橋の2会場で開催

《Sacred Reflections》 2025 © NORITAKA TATEHANA K.K., Courtesy of KOSAKU KANECHIKA Photo by Osamu Sakamoto

KOSAKU KANECHIKAでは、2025年10月4日(土)から天王洲、10月11日(土)から京橋にて、アーティスト・舘鼻則孝による二つの個展「Sacred Reflections」「Obsession」が開催される。
本展は、同時期に二会場で開催される対照的な構成となっており、天王洲では伝統の継承を主題に、京橋では個人の記憶と内面の探求に焦点があてられる。

舘鼻則孝(たてはな・のりたか)
1985年東京都生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業。友禅染を用いた作品や、遊女文化研究に基づく制作を行い、国際的にも高い評価を得ている。展覧会歴には「Future Beauty」(東京都現代美術館、2012)、「呪力の美学」(岡本太郎記念館、2016)、「Distance」(山口県立萩美術館・浦上記念館、2023)などがあり、作品はメトロポリタン美術館やV&A博物館などに収蔵されている。
Instagram:@noritaka_tatehana

開催情報
〈Tennoz〉
展覧会名:舘鼻則孝展「Sacred Reflections」
会期:2025年10月4日(土)~11月15日(土)
開廊時間:11:00~18:00
休廊日:日・月・祝
会場:KOSAKU KANECHIKA
住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA ART COMPLEX I 5F
電話:03-6712-3346
入場無料

〈Kyobashi〉
展覧会名:舘鼻則孝展「Obsession」
会期:2025年10月11日(土)~11月22日(土)
開廊時間:11:00~19:00
休廊日:日・月・祝
会場:KOSAKU KANECHIKA
住所:東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 3F
電話:03-3528-6720
入場無料

公式サイト
Instagram:@kosakukanechika

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舘鼻則孝による二つの対話「Sacred Reflections」「Obsession」が、10/4(土)より、KOSAKU KANECHIKA 天王洲・京橋の2会場で開催
Sep 27, 2025
  • Edit : Seiko Inomata(QUI)

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