いま観るべき映画|2024年10月
HAPPYEND
2024年10月4日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:空音央
出演:栗原颯人、日高由起刀、林裕太、シナ·ペン、ARAZI、祷キララ、中島歩、矢作マサル、PUSHIM、渡辺真起子、佐野史郎
© 2024 Music Research Club LLC
〈STORY〉
目まぐるしく変わりゆく世界で、変わらない友情など存在するのだろうか―。!
今からXX 年後、日本のとある都市。ユウタとコウは幼馴染で大親友。いつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごしている。こんな幸せな日常は終わらないと思っていた。高校卒業間近のある晩、いつものように仲間と共にこっそり学校に忍び込む。そこでユウタはどんでもないいたずらを思いつく。「流石にやばいって!!」と戸惑うコウ。「おもろくない??」とニヤニヤするユウタ。
その翌日、いたずらを発見した校長は大激怒。学校に四六時中生徒を監視する AI システムを導入する騒ぎにまで発展してしまう。この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた、自身のアイデンティティと社会に対する違和感について深く考えるようになる。その一方で、今までと変わらず仲間と楽しいことだけをしていたいユウタ。2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ…。
リトル・ダンサー デジタルリマスター版
2024年10月4日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開
監督:スティーヴン・ダルドリー 脚本:リー・ホール
出演:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン、ジーン・ヘイウッド、スチュアート・ウェルズ、アダム・クーパー
© 2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.
〈STORY〉
ぼくの名前はビリー・エリオット。夢はロンドンのロイヤル・バレエ団で踊ること!
1984年、イングランド北東部の炭鉱町。母を亡くした11歳の少年ビリーは、炭鉱労働者の父に言われ、ボクシング教室に通わされている。ある日、偶然目にしたバレエ教室のレッスンに興味を抱いたビリーは、女の子たちに混ざってこっそりレッスンに参加するようになる。そしてビリーはバレエの先生ウィルキンソンによってバレエ・ダンサーとしての才能を見い出され、彼女の指導のもとでめきめきと上達していくが……。
若き見知らぬ者たち
2024年10月11日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開
原案・脚本・監督:内山拓也
出演:磯村勇斗、岸井ゆきの、福山翔大、染谷将太、滝藤賢一、豊原功補、霧島れいか、伊島空、長井短、東龍之介、ファビオ・ハラダ、大鷹明良
© 2024 The Young Strangers Film Partners all rights reserved.
〈STORY〉
風間彩人(磯村勇斗)は、亡くなった父の借金を返済し、 難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、 昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、 借金返済と介護を担いながら、 父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。
息の詰まるような生活に蝕まれながらも、 彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との小さな幸せを掴みたいと考えている。 しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、 つつましくも幸せな宴会の夜、 彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。
▼岸井ゆきのさんインタビュー
チャチャ
2024年10月11日(金)より、ROADSHOW
監督・脚本:酒井麻衣
出演:伊藤万理華 / 中川大志、藤間爽子、塩野瑛久、ステファニー・アリアン
© 2024「チャチャ」制作委員会
〈STORY〉
野良猫系女子の予測不能な恋の顛末とは!?
チャチャは、“人目を気にせず、好きなように生きる”をモットーに自由気ままな日々を送る。ある時、屋上で偶然出逢った樂に興味を持ち、「お互いに好きなものは正反対だけど、2人いたら丁度いい」とチャチャは次第に惹かれていくが・・・。
はじまりの日
2024年10月11日(金)より、全国ロードショー
監督・脚本・プロデュース:日比遊一
出演:中村耕一、遥海、高岡早紀、山口智充、竹中直人、岡崎紗絵
©2024 ジジックス・スタジオ
〈STORY〉
かつてロックスターとして一世風靡した「男」 (中村耕一)。ある事件がきっかけで、音楽を封印し、ビルの清掃会社で働きながら質素に暮らしている。仕事場とアパートを往復し、生きる意味を問う事すらしない男の日々。かつて男のファンだった同僚の寺田(山口智充)が、唯一心ゆるせる相手だ。男の隣人は会社の同僚の「女」(遥海)だった。夜な夜な女と母親(高岡早紀)の激しいやり取りが男の部屋に響き渡ってくる。
ある日、公園で一人口ずさむ女の歌声に大きく心を揺さぶられる男。それをきっかけに男の日々は、ゆっくりと動き出す。男は、女の才能を確信し、昔の同僚である音楽プロデューサーの矢吹(竹中直人)にその歌を聴くよう頭を下げる。矢吹に断られながらも通い詰める男。女の可能性を信じたアシスタント望月(岡崎紗絵)のサポートもあり、女は次第にチャンスを掴んでいく。そして男もまた自分の歌が、他人の心に灯をともすことに気づかされる出来事が…
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ
2024年10月11日(金)より、全国ロードショー
監督:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ
© & TM DC © 2024ワーナー ブラザーズ エントランスAll Rights Reserved
〈STORY〉
理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカー。謎の女リーと共に、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは? 誰も夜にして祭り上げられるこの世界——彼は悪のカリスマなのか、ただの人間なのか。ジョーカーは一体誰なのか?衝撃のラストに備えよ。
徒花
2024年10月18日(金)より、テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテ 他、全国順次公開
監督:甲斐さやか
出演:井浦新、水原希子、三浦透子、甲田益也子、板谷由夏、原日出子、斉藤由貴、永瀬正敏
© 2024 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
〈STORY〉
裕福な家庭で育った新次(井浦新)は、妻との間に一人娘も生まれ、周りから見れば誰もが望むような理想的な家族を築いていた。しかし、死の危険も伴うような病気にむしばまれ、とある病院で療養している。手術を前にした新次には、臨床心理士のまほろ(水原希子)が心理状態を常にケアしていた。しかし毎日眠れず、食欲も湧かず、不安に苛まれている新次。まほろから「普段、ためこんでいたことを話すと、手術に良い結果をもたらす」と言われ、過去の記憶を辿る。そこで新次は、海辺で知り合った謎の「海の女」(三浦透子)の記憶や、幼い頃の母親(斉藤由貴)からの「強くなりなさい、そうすれば守られるから」と言われた記憶を呼び起こすのだった。
▼水原希子さんインタビュー
恋愛終婚
2024年10月18日(金)より、公開
監督・脚本:岡元雄作
出演:秋月三佳、濱正悟、北原里英、芹澤興人、辻川慶治、古澤メイ、野島健矢、粟森涼、中川知香、秋山ゆずき、河野通晃、高木公佑、土井康平、市原朋彦、松村清美、齊藤あきら、原田かな
©2022-2024 ASTROSANDWICH PICTURES INC.
〈STORY〉
三十路手前で焦って婚活する遥は、婚活パーティーで同僚の一輝とばったり会う。プロフィールを偽り遊び目的で参加していた嘘つきの一輝は、結婚できない理由は恋愛を元にしているからだとバカにする。失敗続きの遥は、一輝の言う通りに恋愛を捨てて婚活に挑むことになるが…。
パパ活で家を買おうとする美月や、ママの為に婚活をする武志、女心が全く分からないクソまじめな悠人、恋愛上手な女子高生の乃愛、結婚式を挙げたい広海と挙げたくない匠の同性カップルなど、恋愛を捨てて幸せを掴もうとする8人が、皮肉にも恋愛には向いていない相手に恋をしてしまう。果たして、恋愛せずに結婚して幸せになれるのかー。同性愛の結婚や、友情結婚、歳の差婚など様々な愛の形を描いた恋愛コメディ群像劇。
ソウX
2024年10月18日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
監督・脚本:ケヴィン・グルタート『ソウ6』『ソウ ザ・ファイナル 3D』
出演:トビン・ベル、ショウニー・スミス、スティーヴン・ブランド、シヌーヴ・マコディ・ルンド、マイケル・ビーチ、レナータ・ヴァカ、オクタビオ・イノホサ
©2024 Lions Gate Ent. Inc. All Rights Reserved.
〈STORY〉
末期がんで余命宣告を受けたジョン・クレイマー(トビン・ベル)は、危険な実験的治療を試すためにメキシコへと向かう。しかし実際に現地に行ってみると、治療の話は詐欺だった。自分がだまされたことを知った彼は、自らをだました詐欺師に死のゲームを仕掛ける。
早稲田松竹クラシックスvol.223/楽しみを希(こいねが)う心
2024年10月12日(土)〜10月18日(金)まで上映
『早稲田松竹』公式サイト
「ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター」
©1992 JAN CHAPMAN PRODUCTIONS&CIBY 2000
「ピクニック at ハンギング・ロック 4Kレストア版」
ⓒ PICNIC PRODUCTIONS PTY.LTD.1975
「ひなぎく」
©:State Cinematography Fund
〈上映作品について〉
不朽の名作『ピアノ・レッスン』でマイケル・ナイマンの作曲した 「楽しみを希(こいねが)う心」(英題:「The Heart Asks Pleasure First」)。どんな不自由のなかにあっても情熱に抗うことのできない心を表現したこの楽曲に寄せて、待ち望んでいたバレンタインデーのピクニックで山道を進み失踪してしまう少女たちを描いた『ピクニック at ハンギング・ロック』と、奔放な想像力で反乱を巻き起こす映画史上最も自由でパンキッシュな少女たちが登場する『ひなぎく』をセレクトしました。
- Edit : Seiko Inomata(QUI)