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いま行くべきアートイベント|2023年7月

Jul 1, 2023
開催中のアートイベントの中からQUIおすすめのイベントをピックアップ。詳細情報も併せてチェックを。

いま行くべきアートイベント|2023年7月

Jul 1, 2023 - ART/DESIGN
開催中のアートイベントの中からQUIおすすめのイベントをピックアップ。詳細情報も併せてチェックを。

花井祐介の個展「PebbLes AND RiPPLes」

花井祐介が6年分の思いを込めた個展「PebbLes AND RiPPLes」を開催。
海外での大掛かりな個展やミュージアムでの展覧会も開催し、活動の幅を広げている注目のアーティスト花井祐介の個展「PebbLes AND RiPPLes」が、2023年6月16日(金)~7月8日(土)までの期間、原宿のアートギャラリー・GALLERY TARGETで開催される。

オリジナルワークをはじめ、大型の立体作品やエディション作品など、花井が一貫して描く日常や、い つもの風景、いつもと少しだけ違う出来事など、見る者の心に小さな灯りをともす作品群を展示予定。

花井祐介
神奈川県生まれ。アメリカ・フランス・オーストラリア・ブラジル・台湾・イギリスなど世界各地で作 品を発表し、現在までにVANS、NIXON、BEAMSなどへのアートワークの提供など、国内外問わず活躍 の場を広げている。
2009年に、当人の作品がブラジルのサントス・サーフ・ミュージアム(Santos Surf Museum)のパー マネントコレクション(永久収蔵品)に選ばれている。
日本の美的感覚とアメリカのレトロなイラストレーションを融合させたスタイルを生み出しており、作 風は 1950年~1960年代のカウンターカルチャーの影響を色濃く受けている。

花井祐介「PebbLes AND RiPPLes」
開催期間:2023年6月16日(金)-7月8日(土)
営業時間:12:00-19:00 *日、月、祝日は休廊
開催場所:GALLERY TARGET
所在地:東京都渋谷区神宮前5-9-25
電話番号:03ー6427ー3038

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注目の現代アーティスト 花井祐介 が6年分の思いを込めた個展 「PebbLes AND RiPPLes」を開催
Jun 13, 2023

 

川端健太×高山夏希による2人展「透明な交点」

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」が運営するコマーシャルギャラリーGALLERY ROOM・Aにて、2023年6月17日(土)より新進気鋭の画家・川端健太と高山夏希による2人展「透明な交点」が開催される。
本展では、”透明”がひとつの着眼点となっており、そこから視えるそれぞれの独自の世界の捉え方が透けてみえてくる。
ディティールに対する徹底したこだわりが際立ち、緻密な筆致と繊細で深みのある表現が共通する両者。しかし作品を通じて視ている世界の方向性や思想は異なる。

川端健太 / Kenta Kawabata
埼玉県出身。東京藝術大学大学院修士修了。
現代的な視覚体験や感覚、個人の記号化や、インターネットの普及に伴う人とのコミュニケーションの多層化など、人と人との情報伝達を間接的にしていると思われる隔たりについて考え絵画彫刻を制作している。

主な展覧会に「さわれない形を見る」(FOAM CONTEMPORARY / 2023年)、
「そこに見えて居ない」(TAKU SOMETANI GALLERY / 2022年)、「Spectrum」(金澤水銀窟、石川、2021)、グループ展に「KUMAEX2021」(東京、2021)、「絵画の筑波賞展」(池袋西武本店アート・ギャリー、東京、2021)など。また作品は、東京藝術大学美術館などに収蔵されている。

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高山夏希 / Natsuki Takayama
山口県生まれ、東京育ち。東京造形大学絵画専攻にて美術を学んだ。平面作品(絵画) を中心に、粒子の感触を確かめるように人間と物質の関係の再考を試み、人・動物・モノ・環境などが一体 性をもった自然観を表現している。また、インスタレーション、セラミック、彫刻など様々な媒体による作品の制作、発表を行ってきた。

主な展覧会に、「気色の目」(奈義町現代美術館ギャラリー/ 2023年)、「black view」(IDÉE TOKYO / 2022年)、「空を泳ぐ鳥は火を灯す」(NADiff Gallery / 2022年)、「water mirror intersect」(haku kyoto / 2021年)、「VOCA展2020」(上野の森美術館/ 2022年)など。

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川端健太 × 高山夏希2人展「透明な交点」
会期:2023年6月17日(土) 〜 7月23日(日)
会場:GALLERY ROOM・A
住所:東京都墨田区本所2-16-5 KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1Fストレージ
開催時間:8:00〜23:00
休館日:会期中無休
観覧料:無料

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”透明”から世界を見通す展覧会、川端健太×高山夏希による2人展「透明な交点」が6月17日(土)より開催
Jun 14, 2023

 

Gallery COMMON でグループ展「SYNTH」開催

Aaron Fowler. El Camino. 2016-17. Courtesy of the artist.
本展は、ロサンゼルスを拠点にするインディペンデントキュレーターAMADOURが手がけ、アーロン・ファウ ラー、アレックス・アンダーソン、エイプリル・ストリート、デヴェンドラ・バンハート、エリン・デズモンド、セイヤー・ゴメスの合計6名のアーティストによる作品が展示される。
「SYNTH」展には、ロサンゼルスの多様な都市景観を共に探求し、精力的に表現してきたアーティストたちを集めている。絵画、彫刻、陶器、写真を用いて南カリフォルニア州の豊かな自然の地形や都市の視覚文化、映画のようなロマン主義を展示。

AARON FOWLER / アーロン・ファウラー
1988年アメリカ、ミズーリ州セントルイス生まれ。ロサンゼルスとセントルイスを拠点に活動。ファウラーの巨大な絵 画、彫刻、インスタレーションは、廃棄された日用品から作られ、自分自身や愛する人の人生に起きて欲しい出来事や行 動を描いている。また、「N2EXISTENCE」という地元のアートを支援する地域一体型のプロジェクトも運営している。 作品はこれまでハマー美術館(ロサンゼルス)、ニュー・ミュージアム(ニューヨーク)、Saatchi Gallery (ロンドン)、 Salon 94 (ニューヨーク)などで発表している。

ALEX ANDERSON / アレックス・アンダーソン
1990年アメリカ、ワシントン州シアトル生まれ。ロサンゼルス在住。日系・アフリカ系アメリカ人であり、そしてゲイのアイ デンティティを持つアンダーソンは、アメリカにおけるアイデンティティ・ポリティクスやセクシュアリティの問題も意識しながら陶芸作品を制作している。バロック美術や日本のポップアート、現在流行っているファッションやデザインからの影響がみられ、一見すると遊び心に溢れる作品は、西洋社会が非西洋圏文化やマイノリティ文化に向ける眼差しに対し て根本的な問いを投げかける。アンダーソンは、中国の景徳鎮にある景徳鎮陶芸大学で学び、杭州の中国美術アカデミ ーとの提携でフルブライト奨学金を授与された。彼の作品は、ロング・ビーチ美術館とアメリカン・ミュージアム・オブ・セ ラミック・アートで展示されている。

APRIL STREET / エイプリル・ストリート
1975年アメリカ、バージニア州生まれ。ロサンゼルス在住。ブロンズ鋳造を中央イタリアで、絵画をシカゴ芸術学院で 学ぶ。ストリートは素材による実験を通じて、冒険や神話というテーマを思考し、さらには、第二波フェミニズムや17世紀オランダの静物画といった歴史的運動を参照して制作を行っている。最近の展覧会では、サンタ・バーバラ美術館(ア メリカ)、Various Small Fires(ロサンゼルス)、The Underground Museum(ロサンゼルス)などがある。

DEVENDRA BANHART / デヴェンドラ・バンハート
1980年アメリカ、テキサス州ヒューストン生まれ。ロサンゼルス在住。バンハートは、2000年代の「フリーク・フォーク」 と「ニュー・ウィアード・アメリカ」という音楽史のムーブメントの先駆者としてもっとも知られている著名なミュージシャン であるが、その音楽的追求の傍らで、ペインティングやドローイングも行ってきた。これまで、MoMA(ニューヨーク)、 MoCA(ロサンゼルス)、 ハマー美術館(ロサンゼルス)、LACMA(ロサンゼルス)、The Broad Museum(ロサンゼル ス)などで公演を行っている。

ERIN DESMOND / エリン・デズモンド
1985年生まれ。ロサンゼルスを拠点に活動。写真、彫刻、インスタレーション、パフォーマンス、ソマティック・ヒーリング (SE療法)の方法論を用いて、女性性の治癒、接続、回復をもたらすような体験を創り出す。UCLAで学士号、イェール で修士号を取得後、非営利団体Somatic Experiencing Internationalでさらに研究を重ねる。これまでフラッグ・アート 財団(ニューヨーク)、Diane Rosenstein Gallery(ロサンゼルス)、Barcú(ボゴタ、コロンビア)などで作品を発表して いる。

SAYRE GOMEZ / セイヤー・ゴメス
1982年アメリカ、イリノイ州シカゴ生まれ。ロサンゼルス在住。ゴメスの絵画や彫刻、そして映像作品は、ハリウッドの背 景幕や商業的な看板、自動車の塗装などを参照し、主にロサンゼルスという都市を舞台にしたり主題にしたりすること で、知覚と表象をめぐる問いを投げかけます。シカゴ美術館附属美術大学で美術学士号、カリフォルニア芸術大学で修 士号を取得。作品はこれまで、LACMA(ロサンゼルス)、ハマー美術館(ロサンゼルス)、ルーベル・ファミリー・コレクシ ョン(マイアミ)の常設展示で発表されている。

「SYNTH」
Aaron Fowler, Alex Anderson, April Street, Devendra Banhart,
Erin Desmond, Sayre Gomez
Curated by AMADOUR
2023年7月1日(土)~ 7月30日(日)
開廊時間: 12:00 ~ 19:00 (水~日)
※月、火 休廊
住所:150-0001東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F

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7月1日より Gallery COMMON でロサンゼルスの多様な都市景観を共に探求し表現するアーティストのグループ展「SYNTH」が開催
Jun 26, 2023

 

現代写真家 RK のフォトエキシビジョン

ドイツ・ミュンヘンで創業したライフスタイルブランド<MCM(エムシーエム)>が、現代を代表する世界的フォトグラファーRK 氏の作品を一同に介したフォトエキシビジョンを 7月6日から開催。
国内・海外の有名ブランドや著名人、アーティストなどジャンルや国籍問わずリクエストが絶えないフォトグラファー RK。近年、RK氏が撮影した作品は有名ブランドのモデルカットが増えているが、兼ねてより注目度が高いのがシティスケープの作品だ。ハイグレードなデジタル処理を施し、メトロポリスを表現する配色・仕上げ方は唯一無二のクリエイション。このシティスケープの作品にフォーカスをあてて展開する作品展を2023年7月6日(木)より東京・銀座に店舗を構える MCM GINZA HAUS 1 にて開催する。

RK
フォトグラファー RK/1982年、茨城県生まれ。
高校卒業後、文化服装学院に通いながらDJとしてのキャリアをスタートさせる。グラフィックデザイン会社でDVDパッケージのデザインに携わる中、ランニングクルー「AFE TOKYO」と出会い、2013年にメンバーとなり、iPhoneで撮影する専属フォトグラファーとなる。現在は東京を拠点にアジアを中心に撮影を行い、Instagram をはじめとするSNSで累計90万人のフォロワーを誇っている。

instagram

現代写真家 RK フォトエキシビジョン
2023年7月6日(木)~
会場:MCM GINZA HAUS 1
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−11 V88ビルディング

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MCM GINZA HAUS 1 で 7月6日より現代写真家 RK のフォトエキシビジョンを開催
Jun 26, 2023

 

ジュリア・チャンの新作個展「Remember That Time When What」

チャンの新作は、雫や水飛沫、花弁のような形態の群れと有機的な色面とが、心地よく調和する世界を描く。その美しい色彩で彩られた画面は、生物の紋様のようであり、あるいは地図やエネルギーの流れを表している相関図のようにも見える。あるいは、胎内に宿る生命を表した女性の身体性を暗喩する抽象画とも読み取ることができるかもしれない。そこには計画された規則性があるように見受けられるが、寄せては返す波のように、予測不可能な生命の情動を予感させる。

Julia Chiang
Remember That Time When What
期間:2023年7月15日(土) – 8月13日(日)
会場:NANZUKA UNDERGROUND
住所:東京都渋谷区神宮前3-30-10
時間:水曜日 – 日曜日 11:00-19:00
*月曜日、火曜日休業

>公式サイト

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心地よく調和する世界を描くジュリア・チャンの新作個展「Remember That Time When What」が7月15日より開催
Jun 22, 2023

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