いま観るべき映画|2025年7月
この夏の星を見る
2025年7月4日(金)より、公開
監督:山元環 脚本:森野マッシュ 音楽:haruka nakamura
主題歌 「灯星」 haruka nakamura + suis from ヨルシカ (Polydor Records)
原作 辻村深月『この夏の星を見る』(角川文庫/KADOKAWA刊)
出演:桜田ひより、水沢林太郎、黒川想矢、中野有紗、早瀬憩、星乃あんな、和田庵、萩原護、秋谷郁甫、増井湖々、安達木乃、蒼井旬、松井彩葉、中原果南、工藤遥、小林涼子、上川周作、河村花、朝倉あき、清水ミチコ、ビスケッティ佐竹、堀田茜、近藤芳正、岡部たかし
©2025 「この夏の星を見る」製作委員会
〈ABOUT〉
かわいそうな世代かどうかは、私たちが決めること。
2020年、コロナ禍で青春期を奪われた高校生たち。
茨城の亜紗は、失われた夏を取り戻すため、〈スターキャッチコンテスト〉開催を決意する。
東京では孤独な中学生・真宙が、同級生の天音に巻き込まれその大会に関わることに。
長崎・五島では実家の観光業に苦悩する円華が、新たな出会いを通じて空を見上げる。
手作り望遠鏡で星を探す全国の学生たちが、オンライン上で画面越しに繋がり、
夜空に交差した彼らの思いは、奇跡の光景をキャッチする――。
愛されなくても別に
2025年7月4日(金)より、ロードショー!
監督:井樫彩 脚本:イ・ナウォン
原作:武田綾乃『愛されなくても別に』
出演:南沙良、馬場ふみか、本田望結、基俊介(IMP.)、伊島空、池津祥子、河井青葉
©武田綾乃/講談社 ©2025映画「愛されなくても別に」製作委員会
〈STORY〉
「愛してる」-。
その言葉はすべてを許す魔法か、それとも地獄か。彼女たちが選んだ未来とは?
宮田陽彩(みやた・ひいろ)は、“クソ”のような大学生活を送っていた。
大学に通い、それ以外のほとんどの時間を浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、学費と家計を稼ぐ日々。遊ぶ時間も、金もない。
親にも友人にも、何かに期待して生きてきたことがない。
そんなある日、同級生・江永雅(えなが・みやび)のひょんな噂を耳にする。
「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」ー
他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたりのだったが、この出会いが人生を変えていく・・・。
スーパーマン
2025年7月11日(金)より、日米同時公開
監督:ジェームズ・ガン
脚本:ジェームズ・ガン
プロデューサー:ピーター・サフラン
出演:デイビッド・コレンスウェット、レイチェル・ブロズナハン、ニコラス・ホルト
© & TM DC © 2025 WBEI
〈STORY〉
大手メディア「デイリー・プラネット」で平凡に働くクラーク・ケント、彼の本当の正体は人々を守るヒーロー「スーパーマン」。子どもも大人も、愛する地球で生きるすべての人を守り救うため、日々戦うスーパーマンは、誰からも愛される存在。そんな中、彼を地球の脅威とみなし暗躍する、最高の頭脳を持つ宿敵=天才科学者して大富豪、レックスルーサーの世界を巻き込む綿密な計画が動き出すー
木の上の軍隊
2025年7月25日(金)より、全国公開
監督・脚本:平一紘
原作:井上ひさし「木の上の軍隊」
出演:堤真一、山田裕貴、津波竜斗、玉代㔟圭司、尚⽞、岸本尚泰、城間やよい、川田広樹(ガレッジセール)、山西 惇
©️2025「木の上の軍隊」製作委員会
〈STORY〉
太平洋戦争末期、戦況が悪化の一途を辿る1945年。飛行場の占領を狙い、沖縄県伊江島に米軍が侵攻。激しい攻防戦の末に、島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された少尉・山下一雄(堤 真一)と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン(山田裕貴)は、敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。仲間の死体は増え続け、圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することを決断する。戦闘経験が豊富で国家を背負う厳格な上官・山下と、島から出たことがなくどこか呑気な新兵・安慶名は、話が嚙み合わないながらも、二人きりでじっと恐怖と飢えに耐え忍んでいた。やがて戦争は日本の敗戦をもって終結するが、そのことを知る術もない二人の“孤独な戦争”は続いていく。極限の樹上生活の中で、彼らが必死に戦い続けたものとは――。
ROPE
2025年7月25日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:八木伶音
出演:樹、芋生悠、藤江琢磨、中尾有伽、倉悠貴、安野澄、村田凪、小川未祐、小川李奈、前田旺志郎、荻野友里、大東駿介、水澤紳吾
© 映画「ROPE」
〈STORY〉
不眠症に悩まされている無職の青年 平岡修二。彼は謝礼の10万円を目当てに、失踪した20代女性「小川翠」を探し続ける。徐々に彼女に意識を占領されていく修二。「なぜ翠は“尋ね人”となってしまったのか」そこには悲しすぎる過去があった。
- Edit : Seiko Inomata(QUI)