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いま観るべき映画|2025年1月

Jan 1, 2025
QUIのおすすめ作品をピックアップ。監督や出演者のインタビュー記事も併せてチェックを。今回は、2025年1月公開映画をご紹介。

いま観るべき映画|2025年1月

Jan 1, 2025 - FILM
QUIのおすすめ作品をピックアップ。監督や出演者のインタビュー記事も併せてチェックを。今回は、2025年1月公開映画をご紹介。

オークション 盗まれたエゴン・シーレ

2025年1月10日(金)より、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか、全国公開

監督・脚本・翻案・台詞:パスカル・ボニゼール 『華麗なるアリバイ』
出演:アレックス・リュッツ、レア・ドリュッケール、ノラ・アムザウィ、ルイーズ・シュヴィヨット

©2023-SBS PRODUCTIONS

『オークション 〜盗まれたエゴン・シーレ』公式サイト

〈STORY〉
始まりは、競売人オークショニアに届けられた一通の手紙
パリのオークション・ハウスで働く有能な競売人(オークショニア)、アンドレ・マッソンは、エゴン・シーレと思われる絵画の鑑定依頼を受ける。シーレほどの著名な作家の絵画はここ30年程、市場に出ていない。当初は贋作と疑ったアンドレだが、念のため、元妻で相棒のベルティナと共に、絵が見つかったフランス東部の工業都市ミュルーズを訪れる。絵があるのは化学工場で夜勤労働者として働く青年マルタンが父亡き後、母親とふたりで暮らす家だった。現物を見た2人は驚き、笑い出す。それは間違いなくシーレの傑作だったのだ。思いがけなく見つかったエゴン・シーレの絵画を巡って、さまざまな思惑を秘めたドラマが動き出す…

welcome back

2025年1月10日(金)より、全国公開

監督・脚本・編集:川島直人
出演:吉村界人、三河悠冴、遠藤雄弥、宮田佳典、優希美青、松浦慎一郎、テイ龍進、菅田俊

『welcome back』公式サイト

〈STORY〉
新人王最有力候補のボクサー・冴木輝彦(通称:テル)と生まれつき記憶力に長けているがコミュニケーションが苦手な友原勉(通称:ベン)。二人は同じ団地で兄弟のように育った。ベンはテルを真似てシャドーボクシングをしていられるだけで幸せだった。ベンにとってテルは憧れで、絶対だった。

だが、そんなテルが新人王決定戦で北澤に負けてしまう。しかし、敗北後も、テルは何事もなかったかのように、あっけらかんと振る舞う。ベンにも変わらず優しく接するが、テルの生活は少しずつ荒み、遊び呆ける日々。まるでボクシングなど初めから興味がなかったようにすら見えるその姿が、ベンを不安にさせた。憧れだったテルを、たった一度の敗北により失ってしまったのだ。

そんな喪失に耐えられないベンはある日、テルのグローブを持ち出して、「テルは負けない」「テルは負けない」と何度も呟きながら宿敵・北澤に復讐を誓い、歩き始める。

君の忘れ方

2025年1月17日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開

監督・脚本:作道雄
出演:坂東龍汰、西野七瀬、円井わん、小久保寿人、森優作、秋本奈緒美、津田寛治、岡田義徳、風間杜夫、南果歩

『君の忘れ方』公式サイト

©「君の忘れ方」製作委員会 2024

〈STORY〉
森下昴は付き合って3年が経つ恋人・美紀との結婚を間近に控えていたが、
ある日、彼女は交通事故で亡くなってしまう 。

言葉にならない苦悩と悲しみで茫然自失の日々を過ごす中、
母・洋子に促され、久々に故郷の岐阜へと帰省する。

洋子もまた、不慮の事故で夫を亡くし、未だに心に傷を抱えていた。

悲しみは癒えないと思っていたが、ある不思議な体験を通して、
昴は美紀の死と向き合っていくように――。

サンセット・サンライズ

2025年1月17日(金)より、公開

監督:岸善幸 脚本:宮藤官九郎
出演:菅田将暉、井上真央、中村雅俊、三宅健、池脇千鶴、竹原ピストル、山本浩司、好井まさお、小日向文世
原作:楡周平『サンセット・サンライズ』(講談社文庫)

『サンセット・サンライズ』公式サイト

©楡周平/講談社 ©2024「サンセット・サンライズ」製作委員会

〈STORY〉
新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がロックダウンに追い込まれた2020年。リモートワークを機に東京の大企業に勤める釣り好きの晋作(菅田将暉)は、4LDK・家賃6万円の神物件に一目惚れ。何より海が近くて大好きな釣りが楽しめる三陸の町で気楽な“お試し移住”をスタート。仕事の合間には海へ通って釣り三昧の日々を過ごすが、東京から来た〈よそ者〉の晋作に、町の人たちは気が気でない。一癖も二癖もある地元民の距離感ゼロの交流にとまどいながらも、持ち前のポジティブな性格と行動力でいつしか溶け込んでいく晋作だったが、その先にはまさかの人生が待っていた—?!

ザ・ルーム・ネクスト・ドア

205年1月31日(金)より、ロードショー

監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
原作:シーグリッド・ヌーネス「What Are You Going Through」
出演:ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア、ジョン・タトゥーロ、アレッサンドロ・ニボラ

『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』公式サイト

©2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
©El Deseo. Photo by Iglesias Más.

〈STORY〉
その日、あなたが隣にいてくれたならー
重い病に侵されたマーサ(ティルダ・スウィントン)は、かつての親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)と再会し、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごしていた。治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、人の気配を感じながら最期を迎えたいと願い、“その日”が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。そして、マーサは「ドアを開けて寝るけれど もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいないー」と告げ、最期の時を迎える彼女との短い数日間が始まるのだった。

メイクアガール

2025年1月31日(金)より、全国ロードショー

原作・脚本・監督:安田現象
CAST:0号:種﨑敦美、水溜 明:堀江 瞬
大林 邦人:増田俊樹、幸村 茜:雨宮 天、海中 絵里:花澤香菜、高峰 庄一:上田燿司、水溜 明(幼少期):日向未南

©安田現象 / Xenotoon・メイクアガールプロジェクト

『メイクアガール』公式サイト

〈STORY〉
舞台となるのは、現在より少しだけ先の未来。人々の生活をサポートするロボット・ソルトを開発、製品化することに成功した天才的な頭脳を持つ、科学少年・水溜明(みずたまり・あきら)は、新たな発明がことごとく失敗し、行き詰まりを感じていた。そんなとき友人からカノジョを作れば「パワーアップ」できるという話を聞いて、文字通り人造人間のカノジョ“0号”(ぜろごう)を科学的に作り出してしまう。プログラムされた感情と、成長していく気持ちの狭間で揺れ動く0号。人と心を通わせることに不慣れな明との間に芽生えるのは“恋”なのか、それとも・・・?

  • Edit : Seiko Inomata(QUI)