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いま観るべき映画|2023年12月

Dec 1, 2023
QUIのおすすめ作品をピックアップ。監督や出演者のインタビュー記事も併せてチェックを。今回は、2023年12月公開映画をご紹介。

いま観るべき映画|2023年12月

Dec 1, 2023 - FILM
QUIのおすすめ作品をピックアップ。監督や出演者のインタビュー記事も併せてチェックを。今回は、2023年12月公開映画をご紹介。

朝がくるとむなしくなる

2023年12月1日(金)より、渋谷シネクイントほか、全国順次公開
監督・脚本:石橋夕帆
出演:唐田えりか、芋生悠、石橋和磨、安倍乙、中山雄斗、矢柴俊博、

『朝がくるとむなしくなる』公式サイト

〈STORY〉
会社を辞めて、コンビニでバイトをはじめた。何も起こらない毎日。
偶然の再会をきっかけに、日常がそっと動き出す ――
会社を辞め、コンビニでアルバイトとして働く希。
慣れない接客業に戸惑い、肩身の狭い思いをしている。
実家から送られてきた大量の野菜をよそに、コンビニ弁当とカップ麺で食事を済ませている。
母親には退社したことをいまだ伝えられていない。
何も起こらない毎日。むなしい思いで、今日も朝を迎える。
そんなある日、中学時代のクラスメイトだった加奈子がバイト先にやって来る。
思わぬ再会に、最初はぎこちなく振る舞う希だったが、何度か顔をあわせるうちに加奈子と距離を縮めていく。
加奈子との偶然の再会で、希の日常が少しずつ動き出していく…。

 

市子

2023年12月8日(金)より、テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

監督:戸田彬弘
脚本:上村奈帆
原作:戯曲「川辺市子のために」(戸田彬弘)
出演:杉咲花、若葉竜也、森永悠希、倉悠貴、中田青渚、石川瑠華、大浦千佳

『市子』公式サイト

©2023 映画「市子」製作委員会

〈STORY〉
川辺市子(杉咲 花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、突然失踪。
途⽅に暮れる⻑⾕川の元に訪れたのは、市⼦を捜しているという刑事・後藤(宇野祥平)。後藤は、⻑⾕川の⽬の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか。」と尋ねる。市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生…と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知る。そんな中、長谷川は部屋で一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになる。

▼杉咲 花さんインタビュー

FILM
杉咲 花 – わかったつもりにならない
Dec 07, 2023

 

彼方の閃光

2023年11月17日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開

監督:半野喜弘
出演:眞栄田郷敦、池内博之、Awich、尚玄、伊藤正之、加藤雅也、

『彼方の閃光』公式サイト

©2022 彼方の閃光 製作パートナーズ

〈STORY〉
生まれて間もなく視力を失った10歳の少年・光(ヒカリ)。
光にとって世界は「音」であり、彼はカセットテープに自分の世界を録音してゆく。
光の眼は手術をすれば視力を得られる可能性があった。母の説得により、手術を受けることを決意するが・・・。

20歳になった光(眞栄田郷敦)は、東松照明(1930-2012)の写真に強く導かれるように長崎へ。
旅先で出会った自称革命家の男・友部(池内博之)にドキュメンタリー映画製作に誘われ、
長崎・沖縄の戦争の痕跡を辿ることになる。
その中で、心に傷を負いつつもたくましく生きる女・詠美(Awich)、
沖縄を愛し家族を愛する男・糸洲(尚玄)と出会う。
戦争の痛ましい記憶と彼ら3人の生き様は、光の人生を大きく揺さぶり始める。
灼熱の日々の中、光の眼に映るものとは、何か?

そして、51年後の2070年、71歳になった光(加藤雅也)。彼の生きる世界は大きく変容していた—。

 

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

2023年12月8日(金)より、新宿K’sシネマほか 全国順次ロードショー

監督・脚本:成田洋一
原作:汐見夏衛『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版)
主題歌:福山雅治「想望」(アミューズ/Polydor Records)
出演:福原遥、水上恒司、伊藤健太郎、嶋﨑斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、中嶋朋子、坪倉由幸、松坂慶子

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』公式サイト

©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

〈STORY〉

親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原遥)。
ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)とぶつかり家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、
朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。
そこで女将のツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、石丸(伊藤健太郎)、
板倉(嶋﨑斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会い、
日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。
だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった−−− 。

 

▼いま観るべき映画|2023年11月

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いま観るべき映画|2023年11月
Nov 01, 2023