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いま観るべき映画|2023年7月

Jul 1, 2023
QUIのおすすめ作品をピックアップ。監督や出演者のインタビュー記事も併せてチェックを。今回は、2023年7月公開映画をご紹介。

いま観るべき映画|2023年7月

Jul 1, 2023 - FILM
QUIのおすすめ作品をピックアップ。監督や出演者のインタビュー記事も併せてチェックを。今回は、2023年7月公開映画をご紹介。

交換ウソ日記

2023年7月7日(金)より、ROADSHOW

監督:竹村謙太郎 脚本:吉川菜美 音楽:遠藤浩二
原作:櫻いいよ「交換ウソ日記」(スタツ出版文庫)
主題歌:「ただ好きと言えたら」KERENMI&あたらよ(AS.A.B)
出演:高橋文哉、桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ/板垣瑞生

『交換ウソ日記』公式サイト

©2023「交換ウソ日記」製作委員会

〈STORY〉
高校二年生の希美は、ある日移動教室の机の中に、ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。

ところが、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。いつも空気を読みすぎてしまう話し下手な希美は、自分とは真逆の、思ったことをはっきりと口にするド直球な瀬戸山を最初は苦手に思っていたが、彼を知るうちに惹かれていく。その一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき、事態は思わぬ方向へ…

 

1秒先の彼

2023年7月7日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

監督:山下敦弘 脚本:宮藤官九郎
原作:『1秒先の彼女』(チェン・ユーシュン)
出演:岡田将生、清原果耶、荒川良々、福室莉音、片山友希、加藤雅也、羽野晶紀

『1秒先の彼女』公式サイト

©2023『1秒先の彼』製作委員会

〈STORY〉
ハジメは京都の生まれ。いつも人よりワンテンポ早く、50m走ではフライング。記念写真を撮るといつもシャッターチャンスを逃してしまい、小学校、中学校、高校の卒業アルバムの写真はことごとく目を閉じている。現在、ハジメは長屋で妹の舞とその彼氏のミツルと3人で暮らしている。
ハジメの職場は京都市内にある中賀茂郵便局。彼は高校を卒業して12年間、郵便の配達員だった。ついたあだ名が、『ワイルド・スピード』。度重なる信号無視とスピード違反で免許停止を食らい、それからは窓口業務だ。ハジメと同じ窓口に座るのは新人局員のエミリと小沢。いつもふたりに「見た目は100点なのに中身が残念」と言われ、ふてくされる日々。

レイカも京都の生まれ。日本海に面した漁師町の伊根町で育った。いつも人よりワンテンポ遅く、50m走では笛が鳴ってもなかなか走りださない。現在、彼女は大学7回生の25歳。アルバイトをいくつも掛け持ちし、学費を払いながらの貧乏生活だ。写真部の部室に住み込み、ひとりぼっちで夜食をとりながら、ラジオを聴いている。
ある日、急停車したバスに追突した高校生を看護するハジメの姿をみて、既視感をおぼえたレイカ。郵便局でハジメの窓口にいき、胸の名札『皇』の文字を見つめる。

街中で路上ミュージシャン・桜子の歌声に惹かれて恋に落ちるハジメ。早速、花火大会デートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日に。“大切な1日”が消えてしまった…!? 秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくるレイカらしい。ハジメは街中の写真店で、目を見開いている見覚えのない自分の写真を偶然見つけるが…。

 

アイスクリームフィーバー

2023年7月14日(金)より、TOHO シネマズ日比谷、渋谷シネクイント他にて全国ロードショー

監督:千原徹也
原案:川上未映⼦「アイスクリーム熱」(『愛の夢とか』講談社⽂庫)
出演:吉岡⾥帆、モトーラ世理奈、詩⽻(⽔曜⽇のカンパネラ)、安達祐実、南琴奈、後藤淳平(ジャルジャル)、はっとり(マカロニえんぴつ)、コムアイ、新井郁、もも(チャラン・ポ・ランタン)、藤原⿇⾥菜、ナツ・サマー、MEGUMI、 ⽚桐はいり / 松本まりか

『アイスクリームフィーバー』公式サイト

©2023「アイスクリームフィーバー」製作委員会

〈STORY〉

美大を卒業してデザイン会社に就職するもうまくいかず、いまはアイスクリーム店「SHIBUYA MILLION ICE CREAM」のバイト長として日々を送る常田菜摘(吉岡里帆)。デザイン業界に戻るか、このままアイス屋を続けるか、どちらが幸せで正解だろう? 思い悩む彼女はある日、店にやってきた作家・橋本佐保(モトーラ世理奈)に運命的なものを感じ、その日以降佐保の存在が頭から離れなくなっていく。一方、バイト仲間で後輩の桑島貴子(詩羽)は、変わりゆく菜摘をどこか複雑な想いで見つめていて――

片や、アイスクリーム店のご近所さんの高嶋優(松本まりか)は、突然の来訪者に戸惑っていた。疎遠になっていた姉の娘・美和(南琴奈)が、何年も前に出ていった父を捜すため、高校の夏休みを利用して突撃してきたのだ。いきなり始まった共同生活。優の内心を占める不安は、それだけではなかった……

「好き」と気軽に口にできないほど微かで淡く、でも抗えない衝動。4人それぞれの色を纏った想いは、切なくも確かに疾走していく。

▼吉岡里帆さん × モトーラ世理奈さんインタビュー

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吉岡里帆 × モトーラ世理奈 – 惹かれ合う二人
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▼千原徹也監督インタビュー

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千原徹也 – 言葉にできないままでいい
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わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏

2023年7月15日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー

製作・監督・撮影・録音・編集:大墻敦

『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』公式サイト

©️大墻敦

〈STORY〉
ル・コルビュジエ建築の世界遺産、国立西洋美術館。
東アジア最大級の西洋美術コレクションを誇る
美術館の知られざる舞台裏に迫るドキュメンタリー。

 

658km、陽子の旅

2023年7月28日(金)より、ユーロスペース、テアトル新宿 他 全国順次ロードショー

監督:熊切和嘉
脚本:室井考介 浪子想
出演:菊地凛子、竹原ピストル、黒沢あすか、見上愛、浜野謙太/仁村紗和、篠原篤、吉澤健風吹ジュン/オダギリジョー

『658km、陽子の旅』公式サイト

©2022「658km、陽子の旅」製作委員会

〈STORY〉
東京から青森へ 明日正午が出棺。
父親の葬儀にも、人生にも何もかも間に合っていない―

42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は出棺までに実家にたどり着くのか…。

 

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