ロンドン・ファッションウィーク 2025 秋冬コレクション|注目すべき5ブランド
2025秋冬コレクションは、2月20日(木)から2月24日(月)までの5日間、49ブランドがランウェイやプレゼンテーションを開催。
その中で、QUI編集部が厳選した5ブランドをご紹介。
SINÉAD O’DWYER
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デザイナー
シネイド・オドワイヤー
設立年
2018年
ブランドについて
シネイド・オドワイヤーはアイルランド生まれ。ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートでファッションデザインを学び、2018年に<SINÉAD O’DWYER(シネイド オドワイヤー)>を立ち上げた。ブランドは、既製サイズに縛られず、さまざまな体型に寄り添い、従来の美の基準に挑戦する前衛的なデザインを展開。コレクションでは、シリコン成形やストレッチ、革新的なパターン作成を駆使している。体型にフィットするラグジュアリーなレディトゥウェアを手掛け、渦巻くシャーリングのレギンスやジャンプスーツ、シリコン製のブラやレザーオーバーコートなどを通じて、体型を包み込み、強調する美を提案している。2025年度の「LVMH プライズ」のセミファイナリストに選出。プライズは現在も選考が行われている。
<RUNWAY infomation>
2/22(Sat) 17:00
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SINÉAD O’DWYER 2025SS COLLECTION
Conner Ives
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デザイナー
コナー・アイヴス
設立年
2021年
ブランドについて
コナー・アイヴスはニューヨーク州ベッドフォード生まれ。2014年にロンドンへ移住し、セントラル・セント・マーティンズで学び、2020年にBAファッション・ウィメンズウェアを卒業した後、ロンドンで自身のデザインスタジオを運営していいる。2021年に立ち上げたブランド<Conner Ives(コナー・アイヴス)>では、アメリカーナを基盤に、新しい視点でアメリカのアイデンティティを拡張。ヴィンテージ素材やデッドストックを使用し、持続可能で責任感のある方法でデザインを追求している。コレクションでは、アップサイクル生地を活用し、フリンジ付きのスカーフワンピースやボヘミアンなトップス、リメイクしたカレッジTシャツなど、懐かしさを現代的なフォルムで表現した官能的でカラフルなレディースウェアを展開している。2021年には、「LVMH プライズ」のファイナリストに選出された。
<RUNWAY infomation>
2/23(Sun) 17:00
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Pauline Dujancourt
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デザイナー
ポーリーヌ・デュジャンクール
設立年
2022年
ブランドについて
ポーリーヌ・デュジャンクールはパリ生まれ。エコール・デュペレでファッションとテキスタイルデザインを学んだ後、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでMAファッションを卒業し、ニットウェアに特化したデザイナーとして活動を始めた。2022年に設立したブランド<Pauline Dujancourt(ポーリーヌ デュジャンクール)>は、複雑なテキスタイル技術を駆使して現代的で官能的なシルエットを追求し、女性たちの自由と独立を象徴するデザインを生み出すことをコンセプトに据えている。コレクションでは、手編みやかぎ針編みを用いたニットアイテムや、繊細な金属の編みトリムが特徴的な「ジュエリー・ニット」など、独自のテクスチャーと動きのあるシルエットを持つアイテムが展開されている。2024年には、「LVMH プライズ」のファイナリストに選出された。
<RUNWAY infomation>
2/22(Sat) 20:00
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denzilpatrick
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デザイナー
ダニエル・ゲイル
設立年
2021年
ブランドについて
ダニエル・ゲイルはロンドン生まれ。「ダンス」から「ファッション」に転身し、<Victoria Beckham(ヴィクトリア ベッカム)>、<JONATHAN SAUNDERS(ジョナサン サンダース)、<3.1 Phillip Lim(フィリップ リム)>、<KENZO(ケンゾー)>のスタジオで活躍するなど、15年以上プロとしてのデザイン経験を持つ。2021年に立ち上げたブランド<Denzilpatrick(デンジルパトリック)>では、服を一つの言語と捉え、確かなデザインと優れた技術で、美しい物語を伝え、着る人との意味のあるつながりを築くことを目指している。コレクションでは、個性的で目を引くアイテムを作り、着心地良く、尊厳を持って作られたメンズウェアを中心に、家族の歴史やロンドンの美しさを反映させたアイテムを展開している。
<RUNWAY infomation>
2/22(Sat) 12:00
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Charlie Constantinou
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デザイナー
チャーリー・コンスタンティノウ
設立年
2022年
ブランドについて
チャーリー・コンスタンティノウは、2022年にセントラル・セント・マーチンズを卒業後、環境意識を最優先に置いたブランド<Charlie Constantinou>を設立し、デッドストックのナイロンを使用して気候に配慮したデザインに取り組んだ。過酷な気象条件や機能性をキーワードに据え、適応性と実用性を重視したデザインを採用。自然環境や極限の状況がインスピレーション源となっている。コレクションではナイロンタフタのパンツや伸縮するジレ、パファーブーツなど、機能性とアヴァンギャルドなシルエットを融合させたアイテムを展開している。2023年には、「LVMH プライズ」のセミファイナリストに選出された。
<RUNWAY infomation>
2/22(Sat) 11:00
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- Edit : Yukako Musha(QUI)