3枚のTシャツが一着に、ゼロ・ウェイスト・デザインに取り組む JRAT のTシャツ — QUI エディター武者のイットアイテム vol.11
新潟県出身、在住。
大学卒業後、新卒で大手百貨店に入社し、広報を担当。
2020年4月より、QUIのファッションエディターとして活動中。
現在は自然豊かな田舎に平屋を建て、夫と静かで平穏な毎日を過ごしている。
普段は、色×色、柄×柄などを好んで着ているが、造形としての服やアクセサリーが好きなため、着るものだけでなく、サイズが合わず着られないものも収集している。
面白いと思うデザインアイデアに出会った時に財布の紐が緩む傾向がある。
夢は、衣装部屋を服とアクセサリーの博物館にすること。
<JRAT>は、ジャネル・アボットが手がけるサステイナブルなファッションブランド。
アップサイクリング、ゼロウェイストデザイン、手作業を通じて、過剰消費社会から再生された素材を用いた衣服やアートを創作しています。
デザイナーのジャネルは、過去の物語を宿した素材を新たな形で生かし、環境に優しく、感情的・歴史的価値を持つ作品を作り上げいます。
私はもともと古着が好きですが、最近ではさらにクリエーターの手が加わったアイテムに惹かれています。
<JRAT>はDOMICILE TOKYOで見つけて、インスタグラムを見てみたところ、商品を制作し販売するだけでなく、古着から生地を作るワークショップを開催するなどの活動も行なっており、プロジェクトとして興味を持ちました。
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肝心な<JRAT>のアイテムですが、古着を裂いて編み込んで作られたジャケットやビスチェ、古着のボタンなどで装飾したジャケットやハット、古着のTシャツを何枚かドッキングして制作されたTシャツなど、どれも面白いアイテムばかり。
あえて不揃いに縫製されていたり、大きめに裂けている箇所があったりと、味があるのも手仕事のぬくもりを感じますね。
私は、Tシャツとノースリーブを購入し、今時期は長袖のトップスとレイヤードしてスタイリングを楽しんでいます。タグの代わりに小冊子が付属しており、ブランドにまつわる内容が記載されているほか、手書きでアイテム名、デザイナー・ジャネルのサインが入っています。
ぜひ、ブランドのオンラインストアや取り扱いショップをチェックしてみてください。