いま行くべきアートイベント|2023年4月
アーティスト YOSHIROTTEN が複合メディア・アート・プロジェクト「SUN」
ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の異なる領域を往来するアーティストYOSHIROTTENが複合メディア・アート・プロジェクト「SUN」を発表。
3月21日 (春分の日であり、太陽の日) には、本プロジェクトのオフィシャルサイトがオープンし、全365点のデジタル・イメージが公開され、自身初となるNFTなどがリリースされる。4月1日~2日には、国立競技場の大型駐車場スペースにてインスタレーション展覧会が開催。他に類を見ない方法で展開される、とても挑戦的で意欲的な「SUN」プロジェクトの作品群や構想を体感することのできるこの機会を是非お見逃しなく。
YOSHIROTTEN (ヨシロットン)
1983年生まれ魚座。ファインアートと商業美術、デジタルと身体性、都市のユースカルチャーと自然世界など、複数の領域を往来するアーティスト。
東京、ロンドン、ベルリンでの個展を経て、2018年TOLOT heuristic SHINONOMEにて大規模展覧会「FUTURE NATURE」を開催。「見えないものの可視化」をテーマに、1300平米に及ぶ空間を用いた、平面・立体・映像作品を組み合わせた巨大インスタレーションを発表。
その後も、ニューヨークのJeffrey Deitchで開催されたTokyo Pop Underground展への参加、また森山大道やウィン・シャの写真を再構築する「Resolution」シリーズは新宿伊勢丹を皮切りに中国・広東省と香港での展示に発展するなど国際的かつ精力的に活動。
2021年には「SUN」シリーズの制作を開始し、同シリーズは、銀色の太陽を描いた365枚のデジタル・イメージを軸にインスタレーション、プリント・エディション、NFT、バイナル・レコード、書籍など様々な媒体で構成。
また、欧米ラグジュアリーブランドや国内外のミュージシャン、東京のアンダーグラウンドクラブから現代美術フェアまで幅広いクライアントを持つアートディレクターです。代表を務めるデザイン・スタジオ「YAR」では、広告・イベント・ロゴタイプ・内装/外装デザイン、ウェブ・映像など、商業に於いて、視覚芸術が関わるほぼ全ての範囲で、膨大な量の仕事を手掛ける。
GASBOOKより作品集『GASBOOK28 YOSHIROTTEN』と『GASBOOK33 YOSHIROTTEN』の2冊を刊行。
www.yoshirotten.com
“SUN” YOSHIROTTEN INSTALLATION 2023
4月1日(土)12:00~21:00
4月2日(日)12:00~17:00
国立競技場 大型車駐車場(東京都新宿区霞ヶ丘町10-1)
入場無料
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現代美術作家 ENA 個展「YAWN」
現代美術作家 ENAが、約一年振りとなる二度目の個展「YAWN」を、東京・渋谷区富ヶ谷にあるクリエイティ ブスタジオ CONTRAST にて、3月31日(金)から4月8日(土)まで開催する。
前回の展示で発表したポートレート作品 f_a_c_e(フェイス)シリーズに加え、新作 YAWN(あくび)シリーズの発表を行う。
ENA
現代美術作家
美術専攻で高校を卒業後、油彩画、アクリル画、コラージュ、立体造形、写真、映像、音響、インスタレーションなど、固定概念や枠にとらわれず、様々な手法で自身を表現している。
>公式サイト
>Instagram:@e_n_a_58
【YAWN】
会期:2023年3月31日(金)〜4月8日(土)
会場:CONTRAST
住所:東京都渋谷区富ケ谷 1-49-4
開館時間:11:00〜20:00 ※最終日 18:00 まで
観覧料:無料
アクセス:東京メトロ千代田線代々木公園駅1番出口より徒歩1分、小田急小田原線代々木八幡駅南口より徒歩2分
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写真家 木村和平による写真展「石と桃」
写真家 木村和平による2回目となる展示「石と桃」が3月31日より飯田橋・Rollにて開催。
本作は、木村和平が幼少期から抱えている “不思議の国のアリス症候群” という不可思議な症状から着想を得た作品。
幻覚やイメージの再生、時間と空間における現実世界とのズレといった木村が幼少期から抱える不可思議な症状。他人となかなか共有することができない寂しさ以上に、自分であることの実感(証明)でもあったこの日常が、実は自分だけのものではなく名前まで付いていることを知った彼は、“不思議の国のアリス症候群”と呼ばれるこの確かな感覚を作品として残すべく、この10年の間に様々な実験を繰り返してきた。
木村和平
1993 年、福島県いわき市生まれ。東京在住。第 19 回写真1_WALL 審査員奨励賞受賞(姫野希美選)。 主な写真集に、『袖幕』 (aptp books/2018)、『灯台』(aptp books/2019)、『あたらしい窓』(赤々舎 /2021)。
>木村和平 公式サイト
会期:2023年3月31日(金)〜4月22日(土)13:00ー20:00(月曜・休)
場所:Roll
住所:〒162-0824 東京都新宿区揚場町 2-12 セントラルコーポラス 105 号室
TEL:080-4339-4949(受付: 営業時間内)
>Roll 公式サイト
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江口寿史イラストレーション展「東京彼女」日比谷バージョン
街と人の魅力を伝え続けてきたクリエイター江口寿史氏によるイラストレーション展『東京彼女』を2023年3月14日(火)~4月23日(日)東京ミッドタウン日比谷にて開催。
本展示では、東京ミッドタウン日比谷での展示のために新たに描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作をお披露目するほか、江口氏が80〜90年代に愛用した画材パントーン・オーバーレイによる初公開の原画作品も多数展示する。
江口寿史
1956年熊本県水俣市生まれ。1977年「週刊少年ジャンプ」にて『恐るべきこどもたち』で漫画家デビュー。代表作に『すすめ‼パイレーツ』(77年)、『ストップ‼ひばりくん!』(81年)、『「エイジ」』(84年)など。斬新なポップセンスと独自の絵柄で漫画界に多大な影響を与える。80年代中盤からはイラストレーターとしても多方面で活躍。漫画連載当時のファンから、イラスト作品やCDジャケット画で知った若い世代まで、幅広い支持を集めている。1992年 短編集『江口寿史の爆発ディナーショー』で第38回文藝春秋漫画賞受賞。2015年9月 画集『KING OF POP』(玄光社)を出版。それにあわせてキャリア初となる巡回展『江口寿史展KING OF POP』を全国8ヶ所で開催。2018年4月 女性画に焦点を当てたイラストレーション展 『彼女』を金沢21世紀美術館で開催。同展は2019年に明石、しもだて(筑西市)、2021年青森、旭川、2022年 長野、盛岡、千葉を巡回し、全会場あわせて12万人を越える動員を記録した。近著に画集『step』(2018年 河出書房新社)。LPレコードサイズの大判画集『RECORD』(2020年 河出書房新社)。美人画集『彼女』(2021年 集英社インターナショナル)など。
名称:Tokyo Midtown Hibiya 5th Anniversary 江口寿史イラストレーション展「東京彼女」
開催期間:2023年3月14日(火)~4月23日(日)
開催時間:11:00~19:00(初日のみ13:00~)
開催場所:東京ミッドタウン日比谷 6階 BASE Q HALL
入場料金:一般 1000円(税込)、大学生・高校生 800円(税込)、中学生以下 無料
※すべて当日券、事前販売はなし
>東京ミッドタウン日比谷公式サイト
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NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センターVol.5
近年、都市開発で変化する⽇本橋を拠点に、さまざまなアーティストのクロスカルチャーの発信地として 株式会社 SOSU(ソスウ)が運営する「NACC/⽇本橋アナーキー⽂化センター」より Vol.5 エキシビションが、2023年3⽉25⽇(⼟) 〜 2023年5⽉4⽇(⽊)にて開催される。
Vol.5 エキシビションとなる今回は、浅野忠信⽒率いるロックバンド「SODA!」によるオープニングパーティーでの LIVE に始まり、3⽉ 25⽇ (⼟)より始動する。
画家、⾳楽家、写真家、ファッションデザイナーなど多様な背景や特徴を持つアーティストたちが集結。 総勢 9組/11名による作品展⽰、インスタレーションが開催される。
情熱に埋め尽くされたこの空間から⽣まれるムーブメント、それぞれの表現が創り出すアナーキーな世界を、この機会に是非楽しんでみては。
【エキシビジョン】計 9 組/11 名
⻘⽊京太郎、浅野忠信、SODA!、嶌村 吉祥丸、髙橋 穣、平間ミーナ、pillings、RYO OGATA、TOLQ
【NACC/日本橋アナーキー文化センターVol.5】
期間:2023年3⽉25⽇ (⼟) 〜 2023 年5⽉4⽇ (⽊)
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町 1-6-2 日本橋室町 162 ビル 1F
東京メトロ / 半蔵門線、銀座線 「三越前駅」A1 出口前
営業時間:平日 10:00〜19:00/土日祝 10:00〜20:00
展示開催期間は全日営業、入場無料
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