モダンで洗練された女性像へ、注目すべき5ブランド
メゾンでの経験によって導かれたクリエーションの道筋、卓越した色彩感覚で表現されるテキスタイルや世界観にうっとり。
ブランドの最新の顔、2023年春夏コレクションから一気にチェック!
HARUNOBUMURATA
デザイナー
村田 晴信
東京都出身。ESMOD JAPON TOKYO卒業後、PRエージェントSTEADY STUDYでのインターンを経て渡伊。MARANGONI学院マスターコースを修了。在学中、DINARD INTERNATIONAL FASHION FESTIVALにてパリ市長賞を獲得。Palais Royalの歴史的なギャラリーJOYCEでインスタレーションを行い、VOGUE ITALIA にてUPCOMING YOUNG TALENT として掲載される等注目を集める。2012年イタリアファッション協会CAMERA NAZIONALE DELLA MODAが主宰するコンペティションNEXT GENERATIONにてアジア人として初受賞。2012AWミラノコレクション公式スケジュール上にて自身の名前を冠したデビューコレクションを発表。その後JOHN RICHMOND社に入社し経験を積んだ後、2015年よりJIL SANDER社レディースデザインチームに所属。 2018年独立。ミラノと東京をベースに、ラグジュアリーファッションレーベル<HARUNOBUMURATA>を始動。
HARUNOBUMURATA 2023SS COLLECTION
KANAKO SAKAI
デザイナー
サカイ カナコ
2017年にNYのParsons School of Designを卒業。在学中から<Proenza Schouler>や<3.1 Phillip LIm>のデザインチームで経験を積み、日本に帰国後、国内のデザイナーブランドに勤務。21年に独立して自分のブランドを立ち上げた。
<KANAKO SAKAI>は、日本的な美意識を感じさせるカッティング、 独特で多彩な表情を持つ素材選びと色遣いの組み合わせ、 そして伝統技術に新たな解釈を加え、 現代的に再構築したアイテムを展開している。
KANAKO SAKAI 2023SS COLLECTION
SATORU SASAKI
デザイナー
佐々木 悟
1989年年生まれ。大学卒業後、株式会社タロウ ホリウチにて堀内太郎を師事する。退社後、神戸に帰郷し、渡欧の為に作品を作り、その作品がTOKYO DESIGN WEEK ASIA AWARD2015のファイナリストに選出される。2016年6月から1年間渡欧し、<JEANPAULKNOTT>、フィービー・ファイロ在籍時の<CELINE>のもとで、デザインアシスタントインターンを経験する。
『男性も憧れる女性を作る服』をブランドコンセプトに、フェミニンとマスキュリンを同時に合わせ持つデザインで作品を展開。
SATORU SASAKI 2023SS COLLECTION
NAKAGAMI
デザイナー
中神 一栄
<sacai>でパタンナーとして勤務し、2019年に<NAKAGAMI>を設立。
ニットを中心に、伝統的なアイテムをベースに現代的な視点から再構築したコレクションを展開。普遍的な概念やアイテムを解剖しつつ、そこにモダニティをプラスしたデザインにシンパシーを感じている。メンテナンスをしながら、大切に育てて行くような洋服。そして、経年変化を楽しめる洋服。そんな新しさを感じながら、10年後も着ることのできる服が理想だと考えている。
rito structure
デザイナー
嶋川 美也子
デザイナー嶋川美也子は、2000年に瀧定株式会社(現スタイレム瀧定大阪株式会社)に入社し、海外のハイブランドに向けたテキスタイルデザインを手がける。2016年秋冬に自身のブランド<Rito(リト)>を立ち上げる。2021年に<rito structure(リト ストラクチャー)>に改名。ユニセックス/メンズラインの展開を新たにスタート。