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QUI編集部がリコメンド、今知っておくべきコペンハーゲンファッションウィーク気鋭ブランド4選

Jul 10, 2024
コペンハーゲンファッションウィークに参加しているブランドが熱い。
先日、QUIにてインタビューを行った<ROLF EKROTH(ロルフ エクロス)>をはじめ、日本でもファッションフリークが新たに注目するようなブランドが登場している。
日本では、パリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドン、東京でコレクションを発表するブランドだけで語られることの多いファッションだが、北欧の歴史や文化、色彩感覚などの地域性が色濃く出ているコペンハーゲンの気鋭ブランドを知ることで、先端的で新鮮なファッションの知識を身につける一助となるはず。
ここでは、QUI編集部が今特に注目したいブランドをご紹介。

QUI編集部がリコメンド、今知っておくべきコペンハーゲンファッションウィーク気鋭ブランド4選

Jul 10, 2024 - FASHION
コペンハーゲンファッションウィークに参加しているブランドが熱い。
先日、QUIにてインタビューを行った<ROLF EKROTH(ロルフ エクロス)>をはじめ、日本でもファッションフリークが新たに注目するようなブランドが登場している。
日本では、パリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドン、東京でコレクションを発表するブランドだけで語られることの多いファッションだが、北欧の歴史や文化、色彩感覚などの地域性が色濃く出ているコペンハーゲンの気鋭ブランドを知ることで、先端的で新鮮なファッションの知識を身につける一助となるはず。
ここでは、QUI編集部が今特に注目したいブランドをご紹介。

ROLF EKROTH / ロルフ エクロス

ブランドのHPを覗いてみると「生地について」のページが丁寧に用意されており、生地への並々ならぬこだわりや、今後も持続可能なコレクションを展開していく志気が盛んであることが受け取れる。
2024AWコレクションのコンセプトは、「自宅のソファから見たフィンランドのウィンタースポーツの歴史」。母国フィンランドへの愛とクラフトマンシップを大事にするデザイナーが手がけるアイテムは、随所に温もりを感じる。
日本国内でもファッションフリークを中心に徐々に知名度を上げており、現在の北欧ファッションシーンのエースともいえる存在だろう。

デザイナー Rolf Ekroth

サスティナビリティに強い思いを乗せたフィンランドのブランド。
デザイナーのエクロスは2015 年に「北のセントラル・セント・マーチンズ」と呼ばれるヘルシンキのアアルト大学を卒業以降、常にノスタルジックで個性的なウェアを提案してきた。「世代を超えて受け継がれるファッション」をコンセプトに掲げているため、様々な体系にフィットするシルエットのユニセックスさが特徴。
持続可能でありながら、フィンランドの若者のライフスタイル、歴史と工芸を絶妙なデザインでファッションに落とし込んでいる。素材の80%がデッドストックかリサイクル資源を使用しており、全てバルト三国、主にエストニアかフィンランドで製作。生地の85%はヨーロッパで調達され、全ての生地が高品質で長持ちする事を約束している。愛着が湧き、長く楽しむことができるプロダクトとなっている。

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QUI編集部が注目するファッション新興勢力|ROLF EKROTH(ロルフ エクロス)
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ROLF EKROTH 2024AW COLLECTION RUNWAY

mfpen / エムエフペン

世界のサステナビリティをリードしている北欧諸国。中でもコペンハーゲンをベース拠点とするメンズブランド<mfpen>は、スカンジナビアの紳士服をベースにリラックスしたムードを添えたデザインを、環境に配慮することに徹底した生産方法でコレクションを完成させている。
日本では、1LDK、ACHROMA (大阪)、Adam et Rope、Bliss UOMO (愛知)、Fridge (東京)、伊勢丹新宿店でも取扱いがある大注目のブランド。

デザイナー Sigurd Bank

2016年に設立。“つくる責任”を持ち、ゆったりとしたシルエットでクラシックなデザインを再構築するコペンハーゲンの現代服ブランド。生産の影響を最小限に抑えながら、意味のあるワードローブをデザインすることを目指している。
耐久性と機能性を兼ね備えたデザインは、責任ある階層構造に従っている。まず、ファッション業界の他の場所で過剰生産された高品質でヨーロッパ製のデッドストック生地を探し、デッドストックが手に入らない場合は、リサイクル生地や生分解性の生地を探して使用する。その後、認証を受けたオーガニックコットンを手に取るようにしている。

mfpen 2024AW COLLECTION

STAMM / シュタム

デザイナーは、デンマークと北京を拠点にするユニセックスブランド<A.A.Spectrum(エー エー スペクトラム)>を手掛けていたが、現在はデザイナーを退任している。<STAMM>でも、リサイクルナイロンなど環境を配慮した生地使いが特徴となっている。
2024年秋冬コレクションのテーマは「Extra Order On The Ordinary Extra」。ランウェイで特に目を惹いたのは、「extra ordinary」を表現した大胆なビックシルエットのダウンジャケット。特に北欧の街中でよく見られるという「グレー」「ダークネイビー」「ブラック」の定番で保守的なダウンジャケットからの人々の解放を意味しているという。
北欧らしく責任のある生産方法、遊び心のあるクリエイティブの両方を持ち合わせたブランドは注目すべきだろう。

デザイナー Elisabet Stamm

STAMMのクリエーションはエネルギー、エンパワーメント、そして表現に重点を置いている。
主な特徴は強さと繊細さ、ハイファッションとローキーアプローチ、トラックとクチュール、穏やかさとダイナミックさなど、さまざまな形で見られる二元論。
この多層的で複雑なプロセスは立体的で有機的な形状をもたらし、性別にとらわれない様々なスタイリングが可能なデザインに表れている。

STAMM 2024AW COLLECTION

VAIN / ヴェイン

マクドナルドのコラボで注目を集めたヘルシンキ拠点のファッションレーベル。クリエイティブディレクターのJimi Vainは、アーティストとしての顔も持ち合わせている。
2024年秋冬コレクションのランウェイでは、滑らかな光沢感が美しいサテンのドレスから、オーバーサイズのデニムパンツまで「静と動」を絶妙なバランス感覚で織り交ぜたコレクションを発表。
ところどころ登場する「<3」は「♡」の意味だと思うのだが、Tシャツのギャザーや、デニムのカットアウトが♡に見えるようにデザインされており、ブランドコンセプトで謳われている「愛」を随所に垣間見ることができる。
アップサイクルプロジェクトにも力を入れており、全て廃棄されたデニムで制作されたデニムパンツなど年間を通して展開している。
コレクションのベースの色合いはモノトーンであるが、アーティストならではの感性でディテールまで考え抜かれたデザインは、ユーモアさや伝えたいメッセージ性をダイレクトに演出し、色彩以上に主張するものがあると感じる。

クリエイティブディレクター Jimi Vain
最高経営責任者 Roope Reinola

さまざまなウイルスプロジェクトを通じてカルトのようなコミュニティを形成している学際的なファッションレーベル。
VAINとその物語は、デジタル時代に創造的であることの意味のまさにその性質の証となっている。厳選された高品質の素材、緻密な文化的リファレンス、細心の注意が払われたディテールは、決定的な特徴とも言える。現代の起源に関係なく、VAINの背後にある価値観は、人類そのものと同じくらい古くてシンプルだ。技術官僚主義的になっていく世界では、人間として私たちを結びつけるものは私たちが持っている愛であることを忘れがち。VAINはすべて愛に関するものである。
マクドナルドとの最近のコラボレーションは、古いワークユニフォームをファッションコレクションにアップサイクルするなどの取り組みを行った。口コミを通じて名を馳せており、ソーシャルメディアで2億人以上の人々にリーチし、世界中で書かれた800以上の記事を集めた。
VAINのデビューコレクションとなった2023年秋冬コレクション「02」は、2023年1月にピッティウオモ103で発表され、続いて2023年8月の2024年春夏コレクションでコペンハーゲンファッションウィークデビューを果たした。

VAIN 2024AW COLLECTION

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