いま観るべき映画|2025年9月
ヒックとドラゴン
2025年9月5日(金)より、全国公開
監督:ディーン・デュボア 製作:マーク・プラット、アダム・シーゲル
出演:メイソン・テムズ、ニコ・パーカー、ジェラルド・バトラー、ニック・フロストほか
日本語吹替:坂東龍汰 ほか
©2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
〈STORY〉
臆病な少年と傷ついたドラゴン。
彼らの信じ合う勇気が、世界を変える。
何世代にも渡り人間とドラゴンが戦いを続けているバーク島で暮らすヒックは
ある日伝説のドラゴン、ナイト・フューリーと運命的な出会いを果たす。
トゥースと名付け、友情を育む中で、ドラゴンと共生する方法がないか模索していくが
ある古代の脅威が世界を危機に陥れ・・・
風のマジム
2025年9月5日(金)より、沖縄県先行公開。2025年9月12日(金)より、全国公開
監督:芳賀薫 脚本:黒川麻衣 プロデューサー:関友彦
原作者:原田マハ
出演:伊藤沙莉、染谷将太、滝藤賢一、富田靖子、高畑淳子、尚玄、シシド・カフカ、橋本一郎、小野寺ずる、眞島秀和、肥後克広
©2025 映画「風のマジム」
〈STORY〉
風のように寄り添い、背中を押してくれる。
そんな優しい出会いが、ここにはある。
伊波まじむは那覇で豆腐店を営む祖母カマルと母サヨ子と暮らしながら、通信会社・琉球アイコムの契約社員として働いている。まじむが任される仕事といえば、簡単なデータ入力やコピーとり、シュレッダー作業、毎日のおやつの補充など、誰にでもできるものばかり。同じ契約社員のしかも、ランチ仲間は、司法書士の試験に合格、ステップアップしていく中、まじむにはこれといった夢や目標もなく、ただ過ぎる毎日に漠然とした不安を抱いていた。
そんなある日、まじむの人生を大きく変える2つの出会いがあった。1つは、シュレッダー作業中に見つけた社内ベンチャーコンクール募集のチラシ。応募資格には「参加対象者 全社員(契約社員も含む)」とある。
もう1つは、いつも祖母と一緒に通うバーでラム酒の魅力に取り憑かれたこと。まじむはその原料がサトウキビだということ、沖縄にはサトウキビがたくさんあるのにアグリコールラムは作られていないことを知る。・・・
オアシス|ネブワース1996:DAY2 Sunday 11th August
2025年9月12日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか、全国ロードショー
© Big Brother Recordings Ltd
『オアシス|ネブワース1996:DAY2 Sunday 11th August』公式サイト
〈ネブワース1996とは〉
オアシスが996年8月10日と11日にハートフォードシャー州ネブワースで2日間にわたって開催したライヴで、過去25年間で音楽シーンにとって最も象徴的なライブイベントとして語り継がれている。
〈INTRODUCTION〉
ネブワース公演は、“オアシスのキャリア絶頂期の伝説のライヴ”と語り継がれている。セットリストはヒット曲・超有名曲のオンパレードで、オアシスファンはもちろん、この再結成を機にオアシスを知った人にとっても、必見のライブとなっている。1996年8月10日、11日の2日間に渡ってネブワースパークで25万人超を集めたバンド史上最大規模のこの野外ライヴは、当時のイギリス全人口の2%にも及ぶ250万人以上がチケットを申し込んだと言われている。全チケットが24時間以内に完売し、英国のあらゆる興行記録を瞬く間に更新した。そのブリットポップの最高峰を極めた、時代を定義/象徴するイベントとなった2日間のうち、DAY2=8/11(日)の公演が、最新技術による4Kデジタルリマスター素材でスクリーンに甦る。
まるで歴史に刻まれたあの伝説の夜、ネブワースにいたような感動を味わえるライブ体験をお見逃しなく!
Dear Stranger/ディア・ストレンジャー
2025年9月12日(金)より、TOHOシネマズシャンテ他 Roadshow
監督・脚本:真利子 哲也
出演:西島秀俊、グイ・ルンメイ
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』公式サイト
〈STORY〉
ニューヨークで暮らす日本人の賢治(西島秀俊)と、中華系アメリカ人の妻ジェーン(グイ・ルンメイ)は、仕事や育児、介護と日常に追われ、余裕のない日々を過ごしていた。ある日、幼い息子が誘拐され、殺人事件へと発展する。悲劇に翻弄される中で、口に出さずにいたお互いの本音や秘密が露呈し、夫婦間の溝が深まっていく。
ふたりが目指していたはずの“幸せな家族”は再生できるのか?
▼西島秀俊さんインタビュー
こんな事があった
2025年9月13日(土)より、新宿K's Cinemaほか全国順次公開
監督・脚本:松井良彦
出演:前田旺志郎、窪塚愛流、井浦新、柏原収史、八杉泰雅、金定和沙、里内伽奈、大島葉子、山本宗介、波岡一喜、近藤芳正
© 松井良彦 / Yoshihiko Matsui
〈STORY〉
癒えることのない傷痕、取り戻せない時間、行き場のない怒り。
原発事故で離散した家族と、青春を奪われた青年たちが向かう先は──
2021年、夏、福島。17歳のアキラは、10年前の原発事故に遭い、母親を被曝で亡くし、原発職員だった父親は罪の意識に苛まれ除染作業員として働きに出、家族はバラバラに。アキラの友人・真一は、拠りどころを失い、学校にも来ず彷徨うアキラを心配するが、彼も人には言えない孤独を抱えている。
ある日、アキラはサーフショップを営む小池夫婦と店員のユウジに出会い、閉ざしていた心を徐々に開いていく。真一も以前とは違う様子のアキラの姿に安堵し、サーフショップに通い始める。 しかし、癒えることのない傷痕が、彼らを静かに蝕んでいく――。
▼前田旺志郎さん&窪塚愛流さんインタビュー
ひゃくえむ。
「チ。―地球の運動について―」魚豊の<原点>が劇場アニメ化
2025年9月19日(金)より公開
監督:岩井澤健治 脚本:むとうやすゆき キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
原作:魚豊『ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
声の出演:松坂桃李、染谷将太、笠間 淳、高橋李依、田中有紀、種﨑敦美、悠木 碧、榎木淳弥、石谷春貴、石橋陽彩、杉田智和、内田雄馬、内山昂輝、津田健次郎
©魚豊・講談社/ 『ひゃくえむ。 』製作委員会
〈STORY〉
生まれつき足が速く、「友達」も「居場所」も手に入れてきたトガシと、辛い現実を忘れるため、ただがむしゃらに走っていた転校生の小宮。トガシは、そんな小宮に速く走る方法を教え、放課後 2 人で練習を重ねる。打ち込むものを見つけ、貪欲に記録を追うようになる小宮。次第に 2人は 100m走を通して、ライバルとも親友ともいえる関係になっていった。
数年後、天才 スプリンター と して名を馳せるも、勝ち続けなければいけない恐怖に怯えるトガシの前にトップスプリンターの 一人となった小宮が現れる ――。
ブラックバッグ
2025年9月26日(金)より、全国公開
監督・撮影監督・編集:スティーヴン・ソダーバーグ
脚本・製作総指揮:デヴィッド・コープ
出演:マイケル・ファスベンダー、ケイト・ブランシェット、マリサ・アベラ、トム・バーク、ナオミ・ハリス、レゲ=ジャン・ペイジ、ピアース・ブロスナン、フィリップ・ミーチャム
© 2025 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.
〈STORY〉
英国の国家サイバーセキュリティセンター<NCSC>のエリート諜報員ジョージに課せられた機密任務<ブラックバッグ>は、国家を揺るがす不正プログラム<セヴェルス>を盗み出した組織内部の裏切者を見つけ出すこと。その容疑者は5名。<NCSC>の同僚で友人でもある4名に加え、5人目はジョージの愛妻で<NCSC>で最も有能な諜報員キャスリンだった。ミッションのタイムリミットは1週間。妻が国家を裏切った容疑をかけられ、ジョージは結婚生活への忠誠と祖国への忠誠の板挟みになるという究極の試練に直面する――。
レッド・ツェッペリン:ビカミング
2025年9月26日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほかIMAX®同時公開
監督・脚本:バーナード・マクマホン(「アメリカン・エピック」) 共同脚本:アリソン・マクガーティ 撮影:バーン・モーエン 編集:ダン・ギトリン、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナム、ロバート・プラント
©2025 PARADISE PICTURES LTD.
〈INTRODUCTION〉
自分たちの物語を語る時が来たー
伝説的ロックバンドの知られざる“起源”がここに!
メンバー自身による貴重な証言やアーカイヴ映像満載!
4人のメンバーとともに当時を再体感する没入型映画オデッセイ
1960年、1枚のアルバムが全世界を震撼させた。伝説のロックバンド誕生の軌跡を追う、
メンバーが初めて公認した奇跡のドキュメンタリー
THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE
2025年9月26日(金)より、全国公開
脚本・監督・編集・出演:オダギリジョー
出演:池松壮亮、麻生久美子、本田翼、岡山天音、黒木華、鈴木慶一、嶋田久作、宇野祥平、香椎由宇、永瀬正敏、佐藤浩市
吉岡里帆、鹿賀丈史、森川葵、髙嶋政宏、菊地姫奈、平井まさあき(男性ブランコ)、深津絵里
© 2025「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」製作委員会
『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公式サイト
〈STORY〉
狭間県警鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平(池松壮亮)。
一平の相棒は、数々の難事件を解決に導いた伝説の警察犬・ルドルフの子供であるオリバー。しかし、一平には、どういうわけか、オリバーが口が悪くやる気がない、女好きで慢性鼻炎の着ぐるみのおじさん(オダギリジョー)に見えている。
ある日、一平や鑑識課メンバーの前に、隣の如月県のカリスマハンドラー・羽衣弥生(深津絵里)がやってきた。如月県でスーパーボランティアのコニシさん(佐藤浩市)が行方不明になったため、一平とオリバーに捜査協力を求めてきたのだった。
「コニシさんが海に消えていくのを見た」という目撃情報を基に、コニシさんのリヤカーが残されていた海辺のホテルに向かった一平とオリバー、羽衣だったが…
▼池松壮亮さんインタビュー
- Edit : Seiko Inomata(QUI)