NEW GENERATIONS vol.10 – Shuhei Tsunekawa|Photographer
第10回はフォトグラファーの恒川脩平。
現在は、アーティストの宣材、WEBメディア、雑誌、広告等、幅広く手掛けている。
23年12月よりSIGNOに所属し、これまで以上に飛躍するであろう彼に、今まであまり語られていないパーソナルな部分や、今後の展望などを伺った。
1991 愛知県生まれ。 ファッション、写真の専門学校卒業の後、イイノメディアプロ入社。
2021.7 スタジオ卒業後、フリーランスとして活動。
2023.12 SIGNO所属
Interview with Shuhei Tsunekawa
ー 写真を撮り始めたのはいつから?
前職でアパレルのプリントとか総柄のグラフィック作っている時に、会社のカメラを使って素材を撮る機会があり、そこでハマりました。 絵を描くのが得意ではなかったので、写真で撮る方が早いじゃんという感じで…
ー 仕事の中で最もやりがいや興奮を感じる瞬間は?
基本的に綺麗なものを綺麗に撮れた時は嬉しいです。 綺麗ってすごいざっくりした表現ですが、それが形だったり、光だったり、被写体のバックボーンだったりと、どこか自分の価値観とマッチしてたら興奮してます笑
ー 使用しているカメラは?
fujiとcanonを現場によって使い分けてます。
ー 仕事するうえで大切にしていることは?
あまり撮る側が見えないようにしています。 それでも大なり小なり撮る側の”らしさ”って出ると思うんですけど、そこは排除せず残す塩梅は大切にしてます。
ー 影響を受けた人、尊敬している人は?
Franco Fontana、Viviane Sassen、安村崇さんの写真はとても好きです。 撮影の背景を考えず、そこにある物だけを見られる写真は見ていて気持ちいいです。
ー 日々どのようなインプットを?
いろんなジャンルの写真は見るようにしています。 例えば、よく広告で見る手法をファッションシュートでやったらおもしろいな〜とか、その逆も然り。 スマホのカメラでしか写真撮らないような人がSNSに上げている写真のムードが新鮮だな〜とか… 取り入れる取り入れないは別として、自分の界隈じゃないところの写真も気にするようにしてます。
ー 趣味など仕事以外の好きなモノ、コトは?
1. パーソナルワークとリンクするのですが、いつでも写真撮れるようにコンデジ持ち歩いていました。 最近は新しく買い替えたiPhoneで十分だと気づいたのでそれで撮影しています。
2. 一つのラジオ番組を昔のからずっと繰り返して聞いてます。恥ずかしいので番組は内緒ですが…
3. 独立してから運動不足が気になってジムに行き始めたら、ベンチプレスにはまりました。 最近160kgまで持てるようになりました笑
ー 掲載した作品について
今の僕の嗜好なのですが、平面的な見え方とかフラットな感覚とかを大事にして、 今の自分の中でのブームに沿った写真をセレクトしました。
ー 自身が考えるかっこいい作品の条件とは?
どう撮るかよりも、何を撮るかをちゃんと大事にしていて、それでも撮り手のらしさが滲み出てるような良いバランス感の写真はとても好きです。
ー フォトグラファーとしての将来の展望は?
このジャンルを撮りたいとかあまり絞ることは考えず、いろんなジャンルを撮りつつ、どこにでも”少しだけ”自身のらしさが写真に滲み出てるようなス タンスで色々取り組んでいけたらなと思ってます。
- Edit : Yukako Musha(QUI)