機能的なウェアが持つデザイン性|注目すべき6ブランド
二つの要素を掛け合わせるとき、それはどこか近未来的でテクニカルなスタイルを生む。「着る人」の先にある日常と生活に寄り添った温かいデザインは計算された機能性と融合することでプロダクトの可能性を押し広げる。
今回はそんな注目すべき6ブランドをブランドのコンセプトや歴史、コレクションルックを最新注目アイテムと共にご紹介。
DAIWA PIER39
デザイナー
非公開
ブランドコンセプト
「大自然と都会」を「シームレスに繋ぐ架け橋」という考えを提案するこのラインは、都市生活を満喫するためのデザインとフィッシングを楽しむためのアイディアが共存するアパレルコレクション。これまで培ってきたフィッシングシーンでの経験の中に見出した発想を日常というフィールドの中でもサポート出来るこだわりが細部にまで表現されている。釣りという趣向から生まれたリアルクローズが<DAIWA PIER39(ダイワ ピア39)>。
2023SSコレクションのコンセプト
年代に囚われず「素材感」「フィッティング」「機能」に今一度フォーカスし、 春夏の季節に心地良い機能を追求。ラグジュアリーさもアクセントに、 フィールドウェアながらクリーンな上品さも持ち合わせたコレクションとなっている。外観や素材感はクラシックながら、ハイテク繊維を使用した、オーセンティック回帰のアウトドアやオールドミリタリー。シンプルながらギミックやチェック柄など1960〜70年代のエッセンスも注入したオーセンティックスポーツ。初登場のバティック柄や、汎用性の高いリバーシブル、デタッチャブル機能のアイテムなど様々なキーワードを踏襲し、ミックスした。2シーズン目となるウィメンズコレクションはメンズとは違ったゆとりのあるフィッティングやコーディネートした際のバランスなどを細かく組み直しコレクションを拡大。メンズ同様のギミックを再構築し、レイヤリングや様々なスタイリングを楽しめるコレクション。
編集部が気になったアイテム
「アメリカ軍山岳部隊のデザインをベースにアレンジが加えられたこちらのマウンテンジャケット。胸元のフラップポケットにはマチがついていて財布や携帯などたくさん入れることができるの機能性もアウトドアウェアには欠かせません!」
<DAIWA PIER39>取扱店舗情報
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DAIWA PIER39 2023SS MENS COLLECTION はこちらから
DAIWA PIER39 2023SS WOMENS COLLECTION はこちらから
th products
デザイナー
堀内 太郎
ブランドコンセプト
2018年よりブランドをスタート。デザイナー堀内太郎のアイデンティティをシンプルで実用性の高いアイテムに落とし込んだコレクションを展開している。ブランドコンセプトは「日常における普遍性の追求」。
デザイナーの経歴
2007年アントワープ王立美術アカデミー首席卒業
イタリアのコンペティションITSにてディーゼル賞受賞
DIESELカプセルコレクションを13カ国にて発表
21_21DESIGN SIGHT at 東京ミッドタウン「ヨーロッパで出会った新人達」展参加
2008年渡仏後の2010年春夏にて<TARO HORIUCHI>を立ち上げる
2012年第30回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞
MUJI LABOやDESCENTE ALLTERRAIN、ZIPAIRなどのプロジェクトも手掛けている。
編集部が気になったアイテム
「2022SSに引き続き二度目となるアーティスト、横田大輔さんとのコラボレーションシリーズ。横田さんのモノクロ写真とカラー写真が生地全面に惜しみなくプリントされたTシャツは一枚でも抜群の存在感を放っています!」
<th products>取扱店舗情報
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TARO HORIUCHI
デザイナー
堀内 太郎
ブランドコンセプト
2010年よりスタートしたレディースブランド。2019年に一時休止し、2023年春夏コレクションより再始動。再始動にあたり、流動性とはまた違う“生”を込めた服作りを堀内がブランドの根幹を形成し中心となりながら、<TARO HORIUCHI>アートディレクターとして大平かりんが新たに参画。彼女が培ってきた、音楽・映画・アート・東京のファッションシーンから得たインスピレーションを堀内の作り出す世界に融合させ“remix”したコレクションを展開する。
デザイナーの経歴
2007年アントワープ王立美術アカデミー首席卒業
イタリアのコンペティションITSにてディーゼル賞受賞
DIESELカプセルコレクションを13カ国にて発表
21_21DESIGN SIGHT at 東京ミッドタウン「ヨーロッパで出会った新人達」展参加
2008年渡仏後の2010年春夏にて<TARO HORIUCHI>を立ち上げる
2012年第30回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞
MUJI LABOやDESCENTE ALLTERRAIN、ZIPAIRなどのプロジェクトも手掛けている。
2023SSコレクションのコンセプト
2023年春夏コレクションでは、
編集部が気になったアイテム
「<TARO HORIUCHI>のタートルネックはスタイリングの妄想を掻き立てる1着。右胸のロゴがさりげないアクセントとなり一枚でも、レイヤードしても楽しめる万能なアイテム。スポーティーなスタイルにハマっている私はナイロン生地のスカートに合わせて楽しみたいところ!」
<TARO HORIUCHI>取扱店舗情報
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Goldwin
デザイナー
非公開
ブランドコンセプト
シーズンでテーマやコンセプトを設けておらず、「自然に没入し、全身で世界との繋がりを感じる――」をブランドのコンセプトに掲げている。自然と一体化する瞬間を最も純粋な体験にするためのブランドとして、70年以上に亘る歴史の中で培われてきた確かな技術力と、
ブランドの歴史
1950年、富山県小矢部市にある「津澤メリヤス製造所」という小さな工場から、<Goldwin>の歴史がスタート。
編集部が気になったアイテム
「この夏をアクティブに楽しみたい私が気になったのがこちらのショートジップジャケット。こちらは軽量性や通気性、はっ水性など、ランニング時に求められる機能が盛り込まれているそう。色味も落ち着いているので、どんなスタイリングにも合わせやすく、レジャーイベントには必ず着ていきたい一着!」
<Goldwin>取扱店舗情報
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ATTACHMENT
デザイナー
榎本 光希
ブランドコンセプト
コンセプトは「人を引き立てる服」。服は、着る人の個性や魅力、内面を引き立てる付属品である。そのために、シンプルなデザインを極める。シルエットの計算と、素材使いから生まれる着心地の良さ。クラフツマンシップが叶える緻密な仕立て。時代を超える、人の内面をも引き立てる服を提案していく。
ブランドの歴史
2022秋冬シーズンから榎本光希がデザイナーを就任
2022秋冬シーズンから新体制にてRunway showを発表
2023秋冬シーズン、初のRakuten Fashion Weekにて発表
2023SSコレクションのコンセプト
カナダ人女性アーティスト、アグネス・マーティンの絵画から影響を受けた23SSのコンセプトテーマは「HORIZON」。彼女の作品に見られる淡いカラーパレットや厳密性を失ったフラジャイルな線がテキスタイルに反映されている。キャンバスに描く最低限のエッセンス―均等に引かれたアグネスの線は一本一本が手で描かれている― によって純粋で新しい光景を想起させるアグネスの作品は、パターンメイキングや細やかながら機能と確信を内包するディテールを誘引していく、<ATTACHMENT>のシンプリシティの哲学とも重なっている。
編集部が気になったアイテム
「ハリ感のあるタイプライター生地に、軽量でマットな質感が特徴のハーフパンツ。絶妙なカラーパレットがどんなスタイルにも合わせやすく、自分のワードローブに絶対的な安心感を与えてくれること間違いなしです!」
<ATTACHMENT>取扱店舗情報
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D-VEC
デザイナー
非公開
ブランドコンセプト
<D-VEC>は、フィッシングの<DAIWA>を中心にゴ
ブランドの歴史
2017年3月、<D-VEC>がローンチ。
2019年2月、表参道ヒルズに「D-VEC TOKYO EXCLUSIVE」をオープン。
2023年5月、 大阪阪急うめだ本店に「D-VEC UMEDA HANKYU」をオープン。
編集部が気になったアイテム
「ロープで描かれた魚のグラフィックがとてもキュート。アームが広く、ゆったりとしたシルエットがこれからの季節にもぴったりです。一枚でも羽織としても使える万能なシャツは何着持っていても欲しくなるアイテム。実はこのシャツ、撥水加工を施したコットン生地を使用しているので機能性もバッチリ!」
<D-VEC>取扱店舗情報
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