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まるで身体拡張!?気鋭クリエイターたちが手がける新感覚アクセサリー

Jul 30, 2023
SNSを通じて世界中のクリエイティブを覗き、オンラインで購入できるようになった今、注目すべきは気鋭ブランドの新感覚アクセサリー。
ネックレスや、リングなど定番のアイテムもいいけど、ヘアプロップ、ボディピース、フィンガーグローブ…多様な新感覚アクセサリーにチャレンジしてみては。
本企画では、圧倒的な存在感を放ち、世界から注目される4名のクリエイターが創る、まるで身体拡張のようなアクセサリーにフォーカス。

まるで身体拡張!?気鋭クリエイターたちが手がける新感覚アクセサリー

Jul 30, 2023 - FASHION
SNSを通じて世界中のクリエイティブを覗き、オンラインで購入できるようになった今、注目すべきは気鋭ブランドの新感覚アクセサリー。
ネックレスや、リングなど定番のアイテムもいいけど、ヘアプロップ、ボディピース、フィンガーグローブ…多様な新感覚アクセサリーにチャレンジしてみては。
本企画では、圧倒的な存在感を放ち、世界から注目される4名のクリエイターが創る、まるで身体拡張のようなアクセサリーにフォーカス。

ヘアプロップ ー Tomi Kono Fancy Wig(トミ コウノ ファンシー ウィッグ)

近年は<Maison Margiela(メゾンマルジェラ)>、<Heaven by Marc Jacobs(ヘヴン バイ マーク ジェイコブス)>
、<Collina Strada(コリーナ ストラーダ)>, <Yueqi Qi(ユェチ・チ)>などのブランドとのコラボレーション、XG, New Jeans, HYUKOH、黒柳徹子、フジコ・ヘミングなどの名だたるアーティストへのオーダーメイドのWigで、2010年代より世界から注目を集め続けている日本人アーティストのTomihiro Kono(河野富広)。
東京のファッションシーンにおいては、最近では、23SSの<WATARU TOMINAGA(ワタル トミナガ)>、23AWの<Yueqi Qi>と2シーズン連続でRakuten Fashion Week TOKYOに登場しており、コレクションの世界観により没入させるWigが話題を呼んだ。
Tomi Kono Fancy Wigの魅力は、なんといっても既に完成されたピースを装着するだけで一気にスタイリングが華やぐお手軽さ。
ヘアピンのように髪に留めて着用するタイプや、ヘアゴムのタイプなど、様々な種類があり、髪の長さを問わずに自由な発想でスタイリングに取り入れられる。
23年秋冬コレクションでコラボレーションした<YUEQI QI(ユェチ・チ)>とのコラボピースは、コレクションの洋服と合わせて着用することで、ブランドのコレクションの世界観をそのまま取り入れることができるファッションフリークなら垂涎ものの逸品。

Tomihiro Kono(河野富広)
愛媛県出身。ウィッグ・アーティスト。美容師としてキャリアをスタートし、セッションヘアスタイリスト、ウィッグアーティストと自身の肩書きをアップデートしながら活動と表現の幅を広げる。Björkの新作Fossoraのためにウィッグを制作。Maison Margiela,Comme des Garçons,Instagramなどとのコラボレーション及びNew Jeans,XG,HYUKOH,YEAH YEAH YEAHSなどアーティストにウィッグを提供する。
Tomi Kono Fancy Wigというラインで、ヘアアクセサリーとしてのウィッグをストリートファッション的に提案している。

インスタグラム:https://www.instagram.com/tomikono_wig/
オンラインストア:https://www.konomad.com/page/shop/shop.html

ボディピース ー echo shawna(エコー ショーナ)

ネックレスから、ボディピースやシューズピースまで、独創的なアイテムと斜め上をいくコレクションのラインナップは、次はどんな作品を見せてくれるのだろうとインスタグラムを覗くたびに期待に胸を躍らせてしまう。
デザイナーでクリエイティブディレクターのDeborahによって作り出される作品は、”落ち着きのない心”を持つ彼女が日中に見たもの、聞いたこと、人々の話の断片、音などを、常に作品の色やパターン、構造と結びつけられているという。
「私の作品は、ある意味、この落ち着きのない心を視覚化したものだと思います。コラージュみたいにさまざまな断片がまとめられています。それはまさに、さまざまな会話から出てきたランダムな言葉が突然詩になるようなものです。何らかの理由で、それらはともに意味を成すのです。」
彼女の作品は、性別や年齢もまったく定めず、共通して「美と欠陥」の境界線をまたいでいるようなバランスが特徴。
「自分のブランドに対して利己的でありたいと思っています。特定の美学に固執する必要もなければ、作品を複製する必要もありません。それぞれの作品にストーリーを伝えることも、まったく意味をなさないこともできるのです。」
他人の目を気にする現代だからこそ、彼女の熱が込められた作品を自分自身を強く保つためのお守りとして身につけたい。

echo shawna
ベルギー・アントワープを拠点に活動するクリエイティブディレクターDeborah Blomenのプロジェクト。echo shawnaでは、彼女によって見出されたものから作られたジュエリーで、アップサイクルをより高いレベルに引き上げ、ハイエンドとキッシュの綱渡りをしている。また、Deborahは、ボーイフレンドとともにクリエイティブスタジオ「UBER AND KOSHER」を経営。そこでは、ファッション、アート、音楽というニッチな分野のヴィジュアルアーティスト/ファッションスタイリストとして活動している。

インスタグラム:https://www.instagram.com/echoshawna_official/
オンラインストア:https://www.echoshawna.com/shop

グリルズ ー daysinshell(デイズインシェル)

グリルズといえば、海外の若者から人気を集めるラッパーたちが着用している姿を思い浮かべる方も多いはず。それはそのはず、グリルズはアメリカのブラックカルチャーから生まれたとされている。イケイケな印象の強いグリルズにも、その概念を覆すようなものが登場している。
中でも注目したい<daysinshell>のグリルズは、モデルとしても活動するデザイナーMaybenの唯一無二の感性と確かな技術で創られる、力強さがありながらどこか繊細で美しいデザインが特徴。
他にもフェイスピースやヘッドピースなども制作しており、定番のネックレスやリング以上の自己表現を探している方には、ぜひ大きめな声でおすすめしたいブランド。
普段のスタイリングに合わせることで抜群に個性を発揮するに違いない作品は、着用しない時は、部屋に飾ってアートピースとして楽しめそう。

daysinshell
BE NATURALに所属し、モデルとしても活躍するデザイナーのMaybenが手掛けるジュエリーブランド。Maybenは、2022年にジュエリー専門学校卒業してからジュエラーとしての活動スタート。世界の独特な色彩から審美な形と動きをジュエリーに表現している。

Instagramに掲載されているアイテムは、InstagramのDMから問い合わせ、購入することができる。

インスタグラム:https://www.instagram.com/daysinshell/

フィンガーグローブ ー Ryo Tominaga(リョウ トミナガ)

Ryo Tominagaと言えば、一目で心を奪われてしまう、美しい煌めきが特徴の一点もののアクセサリーやコスチュームで知られるアーティスト。
特にロンググローブは、モード紙を始め、様々なメディアに取り上げられ話題となった、ブランドを象徴する作品の一つ。
丁寧な手仕事であしらわれたスパンコールやビジューが、作品を宝飾品のような華やか且つ品のある佇まいに押し上げている。
今シーズンは、ブランドの代名詞でるグローブをアップデート。指先にネイルも施し、まるで身体を拡張しているような更に進化したフィンガーグローブを制作。
インスタグラムを覗けば、とにかく麗しいデザイナー自身の着用写真が見られるので、そこからぜひスタイリングのインスピレーションを膨らませてほしい。

Ryo Tominaga(リョウ トミナガ)
独学でデザインや刺繍を学んだRyo Tominagaによって、ハンドメイドで生み出される一点物のアクセサリーやコスチュームは、国内外のアーティストやスタイリストから熱いラブコールを受ける。
作品は、XANADU TOKYOの店頭にて、購入することができる。

インスタグラム:https://www.instagram.com/ryo_tominaga/

  • Edit : Yukako Musha(QUI)

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