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阪急メンズ東京15周年企画|SHOES FAIR担当者が語る一足のシューズから広がる世界

Oct 16, 2026
阪急メンズ東京5階のシーズンイベントの「SHOES FAIR」が、15周年を迎えた阪急メンズ東京の「15th ANNIVERSARY FAIR」に合わせて2026年10月に開催される。「American Roots Revival」と「THE AESTHETIC RUN」をテーマに新ブランドや新作がお披露目され、初登場のポップアップショップなど見どころは多い。「シューズを軸にスタイリングからライフスタイルまで提案したい」と話すシューズ担当の大林将士にイベントに対する考えを聞いた。

阪急メンズ東京15周年企画|SHOES FAIR担当者が語る一足のシューズから広がる世界

Oct 16, 2026 - FASHION
阪急メンズ東京5階のシーズンイベントの「SHOES FAIR」が、15周年を迎えた阪急メンズ東京の「15th ANNIVERSARY FAIR」に合わせて2026年10月に開催される。「American Roots Revival」と「THE AESTHETIC RUN」をテーマに新ブランドや新作がお披露目され、初登場のポップアップショップなど見どころは多い。「シューズを軸にスタイリングからライフスタイルまで提案したい」と話すシューズ担当の大林将士にイベントに対する考えを聞いた。

全館をひとつのクローゼットと捉えてシューズをセレクト

—阪急メンズ東京のお客さんは、シューズを選ぶ際になにを重視しているように感じていますか。

大林:キーワードとして「汎用性」や「実用性」が挙げられると思います。

—「汎用性」や「実用性」を叶えたシューズとは?

G.H.BASS

大林:代表的なのがローファーです。これまではシーズンでいえば春夏で、スタイルでいえばカジュアルに合わせるために選ぶ方が多かったのですが、ビジネススタイルも許容範囲が広がっていることもあり、季節もシーンも問わずに活躍するシューズとして人気が高まっています。

—ローファーといってもブランドやモデルによって特徴はさまざまですよね。

大林:「ローファーがほしい」という思いは共通だとしても、そこから軽さや履き心地など機能性を優先する方、ドレス感や重厚感などクラシックな表情を求める方、厚底ソールなどアイコニックなデザインを好む方など選択は分かれていきます。

—阪急メンズ東京の「SHOES FAIR」は半期に一度の開催ですが、フェアで提案したいことはなんでしょうか。

DOBUITA KOBA STUDIO

大林:新作や期間限定アイテムも揃うのですが、シューズの販売だけを目的としているわけではありません。シューズを軸としたスタイリングやシューズを通じて生まれるライフスタイルの提案に力を入れています。お客さまとシューズの接点をもっと増やしていきたいと思い「SHOES FAIR」という企画が立ち上がりました。

—そのような提案は阪急メンズ東京のシューズフロアとしても日頃から積極的に行なっていることですか。

大林:そこは強く意識しています。僕は阪急メンズ東京を大きなクローゼットと捉えていて、「このシューズは6階のクリエイターズを訪れるお客さまのファッションに似合いそう、こっちは7階で服を選ぶヴィンテージ好きにフィットしそう」とシューズをセレクトする際に意識することは多いです。ブランドやアイテムのラインナップについて5階だけのことを考えるのではなく、自分らしいスタイルを完成させるために全館を巡る楽しさを届けたいです。

—セレクトの基準が「阪急メンズ東京のファッションブランドに合わせられるシューズ」ということだと必然的にテイストは幅広くなりそうですね。

大林:5階のシューズラインナップはクラシックからスポーティーまでかなり幅広いと思います。なので「SHOES FAIR」ではテーマを絞り込んで、阪急メンズ東京として最も推したいシューズカテゴリーをクローズアップするようにしています。

企画を提案する側もワクワクするようなテーマを発信したい

—2026年秋冬の「SHOES FAIR」のテーマは「American Roots Revival」と「THE AESTHETIC RUN」です。

大林:「American Roots Revival」では常設の<G.H.BASS(ジーエイチバス)>のアイテムラインナップが「SHOES FAIR」の期間限定で拡大されます。<G.H.BASS>はアメリカブランドですが、そのような直球だけではなくアメリカのカルチャーを再解釈してデザインやディテールに落とし込んでいる日本のブランドのシューズも集積します。

G.H.BASS


ローファーの元祖として知られるアメリカブランド。アイコンの「WEEJUNS(ウィージャンズ)」はシンプルかつ完成されたデザインと汎用性の高さから名優や世界的なスターの足元を飾ってきた。

—「American Roots Revival」はVol.2ということですが、テーマを継続したのはどういう理由からですか。

大林:この秋冬もアメカジの盛り上がりがまだまだ続いているように感じるのでVol.2としました。アメカジも足元は無骨なアメリカンスタイルでも服はヨーロッパのブランドだったり、自由な解釈で楽しんでいる方が増えている印象です。アメカジファッションを先に選んで「SHOES FAIR」でそれに似合う一足を見つけてもらう、その逆で足元から先にスタイルを決めてファッションフロアを巡る。そんな行き来が生まれるといいなと思っています。

—「American Roots Revival」はVol.1とVol.2ではラインナップに変化はありますか。

大林:「Trading Post RUGGED STORE(トレーディングポスト ラギットストア)」は前回も出店いただき、これまではセレクトが中心だったのですが、今回はアメリカンテイストを日本流に解釈してデザインに落とし込んだショップのオリジナルブーツが登場します。「DOBUITA KOBA STUDIO(ドブ板コーバスタジオ)」は今回の「SHOES FAIR」に初登場となります。

Trading Post RUGGED STORE



「ワーク」、「ミリタリー」、「カントリー」を軸として、世代を越えて引き継がれる本物のカジュアルシューズを提案する渋谷のショップ。

—「DOBUITA KOBA STUDIO」はシューズではなくスカジャンの提案ですよね。

大林:例えば「Trading Post RUGGED STORE」が手がけるワークブーツを履いている人のアウターを想像したときに、僕の中でイメージとしてフィットしたのが「DOBUITA KOBA STUDIO」のスカジャンでした。「DOBUITA KOBA STUDIO」が手がける刺繍を初めて目にしたとき、図案はダイナミックであっても表現そのものには繊細さが要求され、その技術の高さに感動しました。スカジャンのルーツもアメリカなので「American Roots Revival」で提案したいと思い、今回の出店が決まりました。

DOBUITA KOBA STUDIO


職人の手仕事が織りなす「刺繍芸術」を身に纏えるアートに。「SHOES FAIR」の期間中、阪急メンズ東京限定デザインのスカジャンをオーダーできる。

阪急メンズ東京15周年のために描き起こされた図案

お気に入りの図案・ボディを選び、オーダーできる

—「THE AESTHETIC RUN」はどのような編集なのでしょうか。

大林:世の中のランニング熱の高まりから阪急メンズ東京ではスポーツやランニングというカテゴリーのシューズを強化していく方針です。「RUN」といっても記録のためのギアではなく、提案したいのは機能もファッション性も備えたシューズやウェアです。タウンファッションとしてはオーバースペックだったとしても、機能性の高さは快適さにつながると思っています。

—「THE AESTHETIC RUN」での注目ポイントは。

大林:フォーカスするのが、この秋から取り扱いがスタートする<SATISFY(サティスファイ)>、<SAYSKY(セイスカイ)>、<CONVERSE RUNNING(コンバース ランニング)>です。ファッショナブルでありながら本格的なランに対応するアイテムがこれまで以上に充実します。

SATISFY


音楽やサブカルチャーのエッセンスと最先端のテクニカル素材を融合させた、パリ発のランニングブランド。ハイファッションのような洗練されたデザインと高機能を備えたアイコレクションは、ランニングシーンはもちろん都市生活でのデイリーウェアとしても異彩を放つ。

SAYSKY


元プロトリアスリートが手がけるコペンハーゲン発の<SAYSKY>がコンセプトとするのが「Urban Running Peer」。都市に馴染むアーバン&スタイリッシュなウェアを展開し、北欧らしい洗練されたデザインとストリートカルチャーを融合しながら、シリアスランナーを満足させる高い機能性も備えている。

CONVERSE RUNNING


<CONVERSE(コンバース)>が提案する本格パフォーマンス・ランニングライン。注目は厚底トレーニングシューズの「CONS RUNBOUNCE」。独自配合の軽量&高反発ミッドソールのこだわり設計が、弾むような推進力を生み出し、自然なフォーム(ミッドフット走法)へと導く。

—「THE AESTHETIC RUN」は先ほどのお話からすると「SHOES FAIR」のためのテーマというよりも、これからの5階の編集方針そのものですね。

大林:阪急メンズ東京は皇居が近いということもあって、ランニングイベントを開催しているんです。ランニングを趣味とする人たちが集まって、コミュニティのようなものが5階のシューズフロアで生まれたらうれしいですし、そういう場所にしていきたいと思っています。そのためにファッションとしても、ギアとしても満足できるランニングのシューズとウェアの品揃えに力を入れていきます。

—QUIはファッションをメインとしたメディアですが、スポーツブランドなどが企画するランイベントへの招待がすごく増えました。

大林:今は走るための機能も本格的で、なおかつかっこいいシューズやウェアは本当に増えてきています。ファッション好きを満たすデザインが多いのでQUIさんのようなメディアにも声がかかるのかもしれないですね。

—「SHOES FAIR」でクローズアップするテーマは、これからもそのときのお客さんのシューズへの関心度を見極めて考えていくのでしょうか。

大林:そうなっていくと思いますが、「今回の「SHOES FAIR」のテーマはなんだろう」と期待されるようなイベントに育てていきたいです。お客さまの関心度も大切なのですが、同じぐらい企画する自分たちのシューズへの興味や関心を取り入れてテーマを組んでいきたい。提案する側が楽しんでいなければ、イベントそのものが盛り上がらないですからね。

—ショップとお客さんが一緒になって楽しむようなイベントっていいですね。

大林:靴は服以上に「いつも同じ」になりがちだと思うんです。「これまでの自分は選んでこなかったけど、こっちもあっちもいいな」というシューズとの出会いを提案していきたいです。

イベント概要

SHOES FAIR 2026AW -American Roots Revival Vol.2&THE AESTHETIC RUN-

期間:10月14日(水)〜10月27日(火)
場所:阪急メンズ東京 5F シューズフロア

阪急メンズ東京15周年特設サイトはこちら

  • Photograph : Kaito Chiba
  • Text : Akinori Mukaino(BARK in STYLe)
  • Edit : Shun Okabe(QUI)

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