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QUI編集部が選ぶ、マイベストアイテム3選|Rakuten Fashion Week TOKYO 2024A/W

Mar 28, 2024
QUI編集部3名が、それぞれのフィルターを通して、Rakuten Fashion Week TOKYO 2024A/Wをどう見たのか。
「スタイリング視点」「アイテム視点」に分けて、1ブランドずつピックアップ。
本記事では「アイテム視点」で選出した、3ブランドのアイテムをご紹介。

QUI編集部が選ぶ、マイベストアイテム3選|Rakuten Fashion Week TOKYO 2024A/W

Mar 28, 2024 - FASHION
QUI編集部3名が、それぞれのフィルターを通して、Rakuten Fashion Week TOKYO 2024A/Wをどう見たのか。
「スタイリング視点」「アイテム視点」に分けて、1ブランドずつピックアップ。
本記事では「アイテム視点」で選出した、3ブランドのアイテムをご紹介。

<Kota Gushiken>のスカジャン – RECOMMEND by 編集部 副島

「TOKYO FASHION AWARD」を受賞し初のショーを実施した<Kota Gushiken(コウタグシケン)>。
ニットブランドとしてどのようなショーをするか楽しみにしていたので、どうしてもバックステージに入りたく、展示会で具志堅さんに直談判させていただいた。
ショーは、お笑い芸人の又吉直樹さんと好井まさおさんが繰り広げる展示会コントに始まり、最後は酩酊麻痺の演奏で締めるという、全く新しい演出。「せっかくのショーなら楽しんでほしい」という具志堅さんの想いから作られた記憶に残るショーだった。

展示会でも試着させていただき、大変気になったアイテムはスカジャン。今回の24秋冬のテーマを、“これまでのコレクションの整理整頓”と題してデザインをしたと語っていたが、このスカジャンは“これまでのコレクションの整理整頓”ではなく、今までのコレクションのように具志堅さんが作りたいと思ったものをニットで形づくっていったもの。ショー終わりの会見でも、「一番のチャレンジだった」というこのアイテムは、日本の素材を中心に使っている<Kota Gushiken>が、イタリアのラメ糸を使い、キラキラしたニットのスカジャンに仕上げたもの。ニットで作られたこのスカジャンは、“本物の”スカジャン同様、リバーシブルになっているが、“本物の”スカジャンとは違い、インナー、アウターのどちらにも活躍する万能アイテムへ昇華されている。

Kota Gushiken 2024AW COLLECTION 

<IRENISA>のショールカラーコート – RECOMMEND by 編集部 武者

オンラインでルックを公開する形での発表となった<IRENISA(イレニサ)>。
今シーズンは今まで見られなかった鮮やかなカラーのアイテムやファッション小物、ジュエリーがラインナップ。
多くの生地をオリジナルで作るなど細部に至るまでこだわり抜いた衣服は今シーズンも注目すべきだが、中でも特に注目したいのはエアブラシペイントを施した二重織りウール素材を使用した、背裏仕立てのショールカラーコート。
なんとこちら職人が丁寧に1着ずつ仕上げたという特別な一着。
上の写真を見ると、コートの上から同素材のマフラーを巻けば、より美しさが際立つことがわかる。


衿元にはイタリアのベジタブルタンニンレザーで製作されたタブがついており、取り外しも可能。
一見重厚感を感じるが、見た目より軽いことも嬉しいポイント。
ガウンの様なリラックス感があるコートは、ルックのように革靴でコントラストを出しつつ、同系色のアイテムで奥行きを出したスタイリングで楽しみたい。

IRENISA 2024AW COLLECTION

<HAENGNAE>のボディスーツ– RECOMMEND by 編集部 佐藤

東京都と一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)が主催する「TOKYO FASHION AWARD 2024」を受賞した<HAENGNAE(ヘンネ)>の初となるランウェイショーは、ブランドコンセプトの“Loving Philosophy(愛でる哲学)”をテーマにコレクションが発表された。ブランドのキーカラーであるレッド、ベージュ、ブラックの3色で構成された24秋冬、ブランドの強く逞しいロマンチックな女性像を真っ直ぐに表現していた。

そんな中で目に止まったのが、このベージュのシースルーボディスーツ。継続的に支持されるボディスーツは何枚持っていても、新たな一着を探してクローゼットに追加してしまうほど、私の必須アイテムなのだが、<HAENGNAE>のボディスーツはスキンカラーがナチュラルで、ボディラインを美しく魅せるパターンが何よりも魅力的。同色で描かれたロゴがキュートでチャーミングながら、薄い素材のボディスーツには珍しい、肩パッドが凛々しいフォルムを形成している。インナーとしても活躍すること間違いなしのアイテムだが、このボディスーツはぜひ一枚で着ることをおすすめしたい。ヌーディーカラーのボディスーツはセンシュアルな美意識の中にある、芯の通った強さを引き出してくれるはずだ。

HAENGNAE Chapter07 COLLECTION

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QUI編集部が選ぶ、マイベストスタイリング3選|Rakuten Fashion Week TOKYO 2024A/W
Mar 28, 2024

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