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センスがにじむ、あの人の香り|Vol.3 スタイリスト 前多空さん「JO MALONE」

Dec 8, 2025
香水は静かに、その人を語るもの。世の中には数えきれないほどの香りやブランドがあり、その中から本当に自分に合う一本を見つけるのは、意外と難しいものだ。だからこそ、感度の高いファッショニスタやクリエイターたちがどんな香水を選び、どんな基準で“自分の香り”を決めているのか気になるところ。そこで、実際に彼らが愛用している香水を紹介し、香りのセンスから見えるその人の美意識やライフスタイルを深掘りしていく。

センスがにじむ、あの人の香り|Vol.3 スタイリスト 前多空さん「JO MALONE」

Dec 8, 2025 - BEAUTY
香水は静かに、その人を語るもの。世の中には数えきれないほどの香りやブランドがあり、その中から本当に自分に合う一本を見つけるのは、意外と難しいものだ。だからこそ、感度の高いファッショニスタやクリエイターたちがどんな香水を選び、どんな基準で“自分の香り”を決めているのか気になるところ。そこで、実際に彼らが愛用している香水を紹介し、香りのセンスから見えるその人の美意識やライフスタイルを深掘りしていく。
Profile
前多空
スタイリスト

小田原市出身。立教大学在学中にパリ、ニューヨークに留学。2023年から2年間スタイリストSayoko Abe氏に師事。現在は、フリーランスのスタイリストとして国内外ブランドやモード誌を中心に活動している。

 

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@sky__laniiii

前多さんが選んだ香りは<JO MALONE(ジョー マローン)>の「ダーク アンバー&ジンジャー リリー コロン インテンス(Dark Amber & Ginger Lily Cologne Intense)」

「愛してやまない。人生の中で何度でも選びたくなる、ベスト・オブ・ベスト。わずかにスモーキーで渋みのある、どこかメンズライクな香りは、あえて女性らしく甘いスタイリングの時に纏いたくなります。レースやパールなど甘さのあるスタイルと、ウッドやインセンスのような深みのある香りを組み合わせると、見た目の可愛さに奥行きが加わり、ぐっと大人っぽい印象に。纏うフレグランスによって、いつもの服に新しい表情が生まれます。」そう語るスタイリストの前多さんは、スパイス・フローラル・ウッディといった複数の層が重なり合う深みと余白のある香りを選んでくれた。

TOP:ブラック カルダモン
MIDDLE:ブラックオーキッド
BASE:キァラインセンス

樹木を思わせる落ち着いたウッディと、エキゾチックで官能的なオリエンタルが共鳴する「ダーク アンバー&ジンジャー リリー コロン インテンス」。トップは、スモーキーで香ばしいブラックカルダモンが力強く立ち上がり、やがて透き通ったフローラルのすっきりとした甘さが全体をやわらかく包み込む。ラストには、日本の神聖な儀式でも重んじられる貴重な伽羅が奥深く香り、妖艶さと品格のある華やぎを添える。

香りから感じる“私らしさ”

— どんな香りが自分らしいと感じますか?
メンズっぽい渋さとレディースっぽい甘さが少し混ざった香り。

— どんな気分の時に香水をつけたくなりますか?
気持ちを安らげたい時につけます。

— つけ方にこだわりがあれば教えてください。
家を出る前と寝る前につけています。

— 香水を購入する際に気を付けていることを教えてください。
自分の服との相性を考えて、いくつかのスタイリングが思い浮かんだ瞬間に、購入を決めることが多いです。

— 前多さんにとって「香り」とは?
海外に行くことも多いので、どこでもどんなときでもホームを感じることができて、気持ちを安らげてくれるものです。
 


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センスがにじむ、あの人の香り|Vol.2 Valentine デザイナー 橋本麻由さん「CHANEL」
Nov 03, 2025

  • Edit : Miwa Sato

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