センスがにじむ、あの人の香り|Vol.4 NUBIAN WOMENS バイヤー Ramuさん「CGS」
国内外を問わず世界中を飛び回り、独自の審美眼でバイイングを行う。その活動は買い付けに留まらず、世界各国のクリエイターとのパイプを活かしたイベントの企画・ディレクションまで多岐にわたる。常に新しいムーブメントや面白い仕掛けを企て、ファッションシーンに次なる刺激を与え続けている。
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@imramumu
Ramuさんが選んだ香りは<CGS(シージーエス)>の「ラブ アンド ヘイト エクストレ ドゥ パルファム(LOVE AND HATE EXTRAIT DE PARFUM)」
「甘さよりも、ウッディで落ち着きのある『奥行き』に自分らしさを感じます。言葉を使わずともその人の空気を伝え、見えないからこそ、その日の気分や姿勢を一番正直に映し出してくれる存在。だからこそ、つけた瞬間よりも、時間が経って記憶に残るラストノートを大切にしています。近づいた時にふわりと香るよう、体温を感じる場所に少量だけ忍ばせるのがマイルールです。」そう語るNUBIANバイヤーのRamuさんが選んだのは、日本未展開ながら世界中で注目を集めるクリエイター、チョ・ギソクが手掛けるフレグランスブランド<CGS(シージーエス)>の「ラブ アンド ヘイト エクストレ ドゥ パルファム」。カルダモンやコリアンダーのスパイシーな幕開けから、ローズやジャスミンの華やかさを経て、アガーウッドやインセンス、ムスクが重厚な余韻を残す、複雑で記憶に残る香りを選んでくれた。
TOP:カルダモン、コリアンダー、ティーツリー、パイン
MIDDLE:ローズ、ゼラニウム、アルテミシア、サイプレス、ジャスミン
BASE:アガーウッド、インセンス、パチュリ、ムスク、ラム
鋭いスパイスと静寂なウッディ、そして甘美なフローラルが混沌と調和を繰り返す「ラブ アンド ヘイト エクストレ ドゥ パルファム」。トップは、カルダモンとコリアンダーがスパイシーに弾け、パイン(松)やティーツリーの冷ややかなグリーンが鮮烈な緊張感をもたらす。やがて、ローズやジャスミンの艶やかなフローラルが香り立つが、そこにはアルテミシアの苦みやサイプレスが寄り添い、愛と憎しみが入り混じるような複雑な奥行きを描き出す。ラストには、深淵なアガーウッドとインセンスの煙が立ち込め、陶酔を誘うラムやムスクが重なり合い、深く重厚な余韻を肌に残す。
香りから感じる“私らしさ”
— どんな香りが自分らしいと感じますか?
甘さよりも、ウッディで落ち着きがあり、奥行きのある香りに自分らしさを感じます。「Love & Hate」は香りがしっかりしていながらも、バランスが取れているところが好きです。
— どんな気分の時に香水をつけたくなりますか?
ミニマルなスタイリングや、トーンが整ったファッションの日によく使います。落ち着いていながら、内側に少し緊張感がある気分の時に選びます。
— つけ方にこだわりがあれば教えてください。
香りが比較的強いので、手首や耳の後ろなど、体温を感じる部分に少量だけつけます。近づいた時にふわっと香るくらいが理想です。
— 香水を購入する際に気を付けていることを教えてください。
つけた瞬間の香りよりも、時間が経ってから残るラストノートを重視しています。軽すぎず、記憶に残る香りかどうかも大切にしています。
— Ramuさんにとって「香り」とは?
言葉を使わずにその人の雰囲気を伝えてくれるものだと思います。見えないけれど、その日の気分や姿勢を一番正直に表現してくれる存在です。
- Edit : Miwa Sato



