リトリートのススメ「R-VILLA Sanuki-Tsuda」- QUI編集部シャルルのホテル体験記
自分自身に意識を向けゆったりとした時間を過ごす"リトリート”にぴったりな施設をQUI編集部シャルルがご紹介。
今回は、前回の淡路島を更に越え、四国は香川県さぬき市津田町にお邪魔しました。
国内外の人たちから日本のエーゲ海と称される瀬戸内海を目の前に、贅沢にも独り占めできる「R-VILLA Sanuki-Tsuda」をご紹介します。
瀬戸内海の穏やかな海を横目に高松自動車道を抜けた先にそのオアシスはありました。
到着したのは、15時あたりの夕暮れより少し前ぐらい。
瀬戸内海特有の波音と春先の少し冷たい海風が開放感を増幅させます。
まず目に飛び込んでくるのは、まるで扉のような吹き抜け。そのまま別世界へと誘ってくれるような、絵の中に引き込まれるような、素晴らしい体験から始まります。
ここを抜ける風もとても心地よく、その空気と景色に心を洗われる感覚を得ることができるはずです。
建物内に入る前に、この素晴らしい景観を更に独り占めできるようなテラスエリアが広がります。ここがかなり広く、もちろんBBQも楽しむことができます。
そしてなんと外用のシャワーやトイレも完備。文句なしです。
外から見る建物もとっても美しいです。
とにかく空が広く、ラグジュアリーな空間だけども周りに何もなく、本当に自分たちだけの時間を過ごせる空間造りを徹底されているオーナーさんのこだわりを感じます。
玄関のオートロックに指定いただいたパスワードを入力し、中へ。
1階はベットルームとなっており、オーダーメイドの2段ベッドと十分すぎるぐらいのクイーンベットがお出迎え。
2段ベッドは4つあり、合計で6名まで宿泊が可能となっています。
1階の素晴らしさもですが、更に素晴らしかったのが2階のリビングルーム。
この手が届きそうな広大なそして青々とした海。一緒に訪れた友人もみんな大興奮のパノラマビュー。圧巻の景色でした。
リトリートには「Retreatment(リトリートメント)」が語源という説もありますが、その、リトリートメントは「回復」の意味を持ちます。
本当にこの景色・波音・空気、全てにおいてリトリートメントの効果と共に、自分へのご褒美として滞在して欲しいなと強く思いました。
落ち着いたところで、毎度お馴染みのご当地ビールで乾杯です。
どの写真もまるで加工したかのように全てが映えるのもこの宿の魅力かもしれないですね。
この景色を前にしていると、自然と携帯もPCも触ることを忘れ、ただじっと自分や考え事、その時の何かに向き合うことができます。本を読んだり、好きな歌を聞いたり、各々が好きな時間をこの瀬戸内海と過ごす至福のひと時。
夕食にはBBQもいいですが、近隣の鶏肉専門店「とり義」さんの骨付き鳥も是非食べてみて欲しい。香川と言えばうどんというイメージが強かった私ですが、骨付き鳥も有名なんだとか。お宿まで届けにも来てくださりました。とっても美味しかったです。
今回このお宿には2泊させていただき、心ゆくまでこの瀬戸内海を堪能しました。開放感あふれるテラスで本を読んでみたり、海と同じ目線で入浴ができるインフィニティバスで半身浴をしてみたり。
滞在中、天気には恵まれなかったのですが雨の瀬戸内海もまた良かったです。
「くつろぐ」ということを徹底して楽しむことのできるこのお宿。
どのスペースでもそれぞれの回復体験をさせていただき、「何もない」贅沢を目一杯感じ、実践することができました。
「Reset , Reborn , Restart」
このお宿が掲げるコンセプト通り、明日からまた新しい気持ちで、新しいスタートを切れるようなパワーを宿からも瀬戸内からもいただいた気がします。
帰りはちゃんと、大好きな海鮮もうどんもいただき、さぬき市津田町を満喫しました。
心身の疲れを癒すことはもちろん、知らず知らずのうちに溜め込んでしまったストレスもきっとこの瀬戸内海がかき消して、更に癒してくれます。
豊かな自然がもてなしてくれる、この場所ならではの「回復」体験をあなたも是非。