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ソーホーに息づく反骨精神を描き出す、McQueen 2025年秋冬プレコレクションキャンペーン

May 16, 2025
<McQueen(マックイーン)>が、2025年秋冬プレコレクションのキャンペーンビジュアルを公開。舞台は、ブランドのクリエイティブな原点であるロンドン・ソーホー。テオ・シオンのレンズを通して描かれるのは、伝統と反骨、芸術と都市の記憶が交差する、唯一無二のスピリットだ。

ソーホーに息づく反骨精神を描き出す、McQueen 2025年秋冬プレコレクションキャンペーン

May 16, 2025 - FASHION
<McQueen(マックイーン)>が、2025年秋冬プレコレクションのキャンペーンビジュアルを公開。舞台は、ブランドのクリエイティブな原点であるロンドン・ソーホー。テオ・シオンのレンズを通して描かれるのは、伝統と反骨、芸術と都市の記憶が交差する、唯一無二のスピリットだ。

撮影の舞台は、1950年代に社交とサブカルチャーが入り混じった伝説的なパブ「ザ・コーチ&ホーセズ」。この場所で<McQueen>は、現代のソーホーに息づく自由と表現の精神を再解釈する。

登場するのは、作家や詩人、アーティストたち。フランシス・ベーコンやキャロライン・ブラックウッドといったカウンターカルチャーを象徴する人物像を思わせるキャラクターたちが、シャープな襟元やワイドショルダーのコートを纏い、時代を超えた思想とスタイルを体現する。

テーラリングは英国の伝統を受け継ぎながら、今の時代にふさわしい強さと柔らかさを備える。ネイビーレッドのストライプやプリンス・オブ・ウェールズチェック、スコットランドタータンなどが、クラシカルな魅力を放つ。一方、サテンやアンティークレザー、ナイロンなど異素材のミックスは、ラフさと緻密さを共存させるブランドらしいバランスで、過去と現在の対話を紡ぐ。

今季注目すべきは、セーラータトゥーから着想を得たメタリック刺繍。ツバメや蝶のモチーフを、クリスタルやビーズで精緻に描いたディテールは、見る者を惹きつけてやまない。

また、アクセサリーにもその世界観は貫かれている。Tバースリングやスカルフラワーバッグ、1950年代サブカルチャーを彷彿とさせるレトロブーツに加え、アイコンのスカルをモチーフにしたジュエリーは、マックイーンの遺伝子を宿したステートメントピースだ。

キャンペーンには、ソーホーの名物紳士であるソーホー・ジョージや、ジャズ&ブルースシンガーのフローレンス・ジョエルも登場。変わりゆく都市のなかで、変わらず息づく人と文化のつながりを象徴する存在だ。

ロンドン、ソーホーは、過去と現在、形式と逸脱、静と動が共鳴し合う場所。そこに息づく不変のスピリットが、<McQueen>のテーラリングと刺繍、そして唯一無二の世界観を通して鮮やかに描き出されている。

CREDITS
Creative Director: Seán McGirr
Art Director: Christopher Simmonds
Photographer: Theo Sion
Video Director: Robbie Mailer-Howat
Stylist: Sarah Richardson
Casting Director: Julia
Lange Hair: Gary Gill
Make-up: Daniel Sallstrom
Nails: Ama Quashie
Production: Farago Projects
Models: Charlize Beth, Dru Campbell, Finn Collins, Idries West, Jacqui Hooper, Libby Bennett, Song Ah Woo

【お問合せ先】
アレキサンダー・マックイーン クライアントサービス
0120-992-297
https://www.alexandermcqueen.com

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