QUI

ART/DESIGN

いま行くべきアートイベント|2025年7月

Jul 1, 2025
7月開催のアートイベントの中からQUIおすすめのイベントをピックアップ。詳細情報も併せてチェックを。

いま行くべきアートイベント|2025年7月

Jul 1, 2025 - ART/DESIGN
7月開催のアートイベントの中からQUIおすすめのイベントをピックアップ。詳細情報も併せてチェックを。

新感覚アート展「COJI-COJI UNIVERSE」が、渋谷PARCOにて開催

コジコジの漫画原作30周年を記念し、アーティスト・YOSHIROTTENとの初コラボレーションによる展覧会「COJI-COJI UNIVERSE COJI-COJI meets YOSHIROTTEN “SUN”」が開催される。

本展は、東京・渋谷PARCOおよび大阪・心斎橋PARCOの2会場で巡回開催され、全く新しい「UNIVERSE」な色彩と世界観で構成されたアート体験を提供する。コジコジがYOSHIROTTENのアートプロジェクト「SUN」と出会い、全365点のデジタル・イメージをモチーフに、EXHIBITED WORKSや大型LEDビジョンなど、多彩なメディアで構成される新感覚展覧会。カラフルで未来的な空間演出が楽しめる。

渋谷会場情報
会期:2025年7月4日(金)~7月28日(月)
時間:11:00~21:00(最終日18:00閉場、最終入場は閉場の30分前)
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F)
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
公式サイト
TEL:03-6455-2697

▼ニュース記事

NEWS
コジコジがYOSHIROTTENの“SUN”と出会う、新感覚アート展「COJI-COJI UNIVERSE」、7/4(金)より渋谷PARCOで開催
Jun 11, 2025

「藤田嗣治 絵画と写真」が、東京ステーションギャラリーにて開催

ドラ・カルムス《藤田》1927年 東京藝術大学所蔵

東京ステーションギャラリーでは、2025年7月5日(土)から8月31日(日)まで、展覧会「藤田嗣治 絵画と写真」が開催される。<藤田嗣治(フジタ ツグハル)>は、エコール・ド・パリを代表する日本人画家として世界的に知られ、その独特な風貌と作品は、多くの人々を魅了してきた。

本展は「描くこと、そして撮ること」という二つの行為に着目し、画家<藤田嗣治(フジタ ツグハル)>の芸術とメディア戦略を再考するものである。彼が自らを描いた絵画や肖像写真を通じて構築した“見られたい自分”の姿、すなわちセルフブランディングのプロセスを紐解く。

藤田嗣治 絵画と写真
会期:2025年7月5日(土)~8月31日(日)
会場:東京ステーションギャラリー(JR東京駅 丸の内北口 改札前
開館時間:10:00~18:00(金曜日~20:00)*入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(ただし7/21、8/11、8/25は開館)、7/22(火)、8/12(火)
公式サイト

布施琳太郎の最新個展「人工呼吸、あるいは自画像の自画像」が、SNOW Contemporaryにて開催

『制作中のドローイング』2025 © Rintaro Fuse, Courtesy of SNOW Contemporary

SNOW Contemporaryでは、2025年6月20日(金)から8月2日(土)まで、アーティスト・布施琳太郎による個展「人工呼吸、あるいは自画像の自画像」を開催している。

本展では「自画像」を主題に、約50点に及ぶドローイングを起点とした新作の平面、パフォーマンス、映像を発表。AIの記号接地問題、レサシアン(心肺蘇生人形)やアバター、不気味の谷理論、そして西洋美術史における自画像の構造などを参照し、自己像の再構築に挑んでいる。布施は「情報が錯乱する現代において、世界把握の根拠を言語ではなく身体におく必要がある」と語り、自室にこもって制作したドローイング群を“身体のデータベース”として捉えている。ドローイングは、鏡の前で自己と向き合いながら、ネットと現実の境界を往還するように描かれたものだ。
展覧会タイトルが象徴するように、“呼吸”と“自画像”という身体に密接な主題が交錯する本展は、布施琳太郎の新たな挑戦となる。アートと身体、メディアの交差点を提示する濃密な展示を、ぜひ現地で体験してほしい。

「人工呼吸、あるいは自画像の自画像」
会期:2025年6月20日(金)〜8月2日(土)
開廊時間:13:00〜19:00
休廊日:日・月・火・祝日
会場:SNOW Contemporary
住所:東京都港区西麻布2-13-12 早野ビル404
公式サイト
Instagram:@snow_contemporary

「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」展が、アーティゾン美術館にて開催

イワニ・スケース《えぐられた大地》2017 年、ウランガラス(宙吹き)、石橋財団アーティゾン美術館 © Courtesy the Artist and THIS IS NO FANTASY

アーティゾン美術館では、2025年6月24日(火)から9月21日(日)まで、オーストラリアの先住民女性アーティストたちに焦点を当てた日本初の展覧会「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」を開催する。

本展は、近年の国際的な現代美術の動向と呼応し、オーストラリア先住民によるアボリジナル・アートへの再注目の中で実現したもの。2024年のヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展では、アボリジナル作家の個展を行ったオーアストラリア館が国別参加部門の金獅子賞を受賞するなど、世界的にも評価が高まっている。

彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術
会期:2025年6月24日(火)~9月21日(日)
開館時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(7/21、8/11、9/15は開館)、7/22、8/12、9/16
会場:アーティゾン美術館(5・6階展示室)
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目7−2
同時開催:石橋財団コレクション コレクション・ハイライト
公式サイト

グループ展「無音 silence」が、ギャラリー小柳にて開催

青柳龍太 《untitled. 2》2024 年
シャトル、石器、缶、當麻寺のかけら、シーグラス、 グラス、三角定規、蝋燭、皿 © Ryota Aoyagi

ギャラリー小柳では、2025年6月28日(土)から8月9日(土)まで、グループ展「無音 silence」を開催する。本展では、ミヒャエル・ボレマンスによる映像作品《Taking Turns》をはじめ、静けさをテーマに表現する3名の作家、青柳龍太、五十嵐大地、橋本晶子の新作が展示される。
展覧会タイトル「無音」とは、文字通り“音のない世界”を意味し、実際には存在し得ないその世界を想像的に捉えたアプローチが作品を通じて試みられる。

グループ展「無音 silence」
会期:2025年6月28日(土)-8月9日(土)
開廊時間:12:00-19:00
休廊日:日・月・祝祭日
レセプション:6月28日(土)17:00-19:00
会場:ギャラリー小柳(東京都中央区銀座1-7-5 小柳ビル9F
アクセス:東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅7番出口より徒歩1分
公式サイト
Instagram:@gallerykoyanagi

▼ニュース記事

NEWS
ギャラリー小柳、グループ展「無音 silence」を6/28(土)より開催、ミヒャエル・ボレマンスの映像作品が11年ぶりに日本公開
Jun 20, 2025

ISSEY MIYAKE、特別展示「[N]either [N]or」を開催

<ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)>は、2025年6月21日(土)より「ISSEY MIYAKE / AOYAMA」および「NOTA_SHOP」にて、特別展示「[N]either [N]or(ニアイザーノア)」を開催する。
本展は、形態や質感、意味合いにおいて相反する概念を結びつけ、「どちらかである、どちらでもない」という曖昧さを描き出した<ISSEY MIYAKE>の2025/26年秋冬コレクションに着想を得たもの。衣服と彫刻、自然と人工、抽象と具象、身体と物質といった対立する要素の“あわい”に存在する不確かな美に迫る。

-展示情報
タイトル:特別展示「[N]either [N]or」
会期:2025年6月21日(土)〜 7月26日(土)※火曜休館
会場①:NOTA_SHOP
〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2317
Tel. 0748-60-4714
※新商品発売:7月1日(火)〜

会場②:ISSEY MIYAKE / AOYAMA
〒107-0062 東京都港区南青山3-18-11
Tel. 03-3423-1408
※新商品展示:7月1日(火)〜 14日(月)

▼ニュース記事

NEWS
ISSEY MIYAKE、6/21(土)より特別展示「[N]either [N]or」を開催、衣服と陶芸が交差する曖昧な美を表現
Jun 12, 2025
  • Edit : Seiko Inomata(QUI)

NEW ARRIVALS

Recommend