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LIFE/STYLE

Connected to Me vol.02 – Miya Bellamy

Feb 21, 2022
私たちにとって心地の良い選択とは。
私たちにとって心地の良い未来とは。
日々の小さな選択でも、それは波紋のように広がり、地球や私たちの明日にコネクトしていく。

習慣や価値観を変えることは難しいけれど、知ることは今からでもできる。メイクアップアーティストの坪井茉衣良を中心に、有志のクリエイターたちがスタートしたプロジェクト『Connected to Me』では、地球環境と向き合う人々の暮らしを伝えます。

第2回は、学生時代からヴィーガンライフスタイルをしているモデルのMiya Bellamy。

Connected to Me vol.02 – Miya Bellamy

Feb 21, 2022 - LIFE/STYLE
私たちにとって心地の良い選択とは。
私たちにとって心地の良い未来とは。
日々の小さな選択でも、それは波紋のように広がり、地球や私たちの明日にコネクトしていく。

習慣や価値観を変えることは難しいけれど、知ることは今からでもできる。メイクアップアーティストの坪井茉衣良を中心に、有志のクリエイターたちがスタートしたプロジェクト『Connected to Me』では、地球環境と向き合う人々の暮らしを伝えます。

第2回は、学生時代からヴィーガンライフスタイルをしているモデルのMiya Bellamy。

ヴィーガンになったきっかけはなんですか?

友人がきっかけでヴィーガンという概念を知ることになって、16歳からベジ、17歳からヴィーガンをしています。

人って食べてる時に、この肉があの動物なんだって考えないじゃないですか。私もおばあちゃんが農家で、子供の頃から身近に鳥も馬もいたけど、それを食べてるって自覚がなくて。いざ考えてみたら、自分で殺せないなら食べたくないなって思い始めました。

ヴィーガンって聞くと宗教的な問題?って思われる方もいると思うんですが、私は個人と環境のバランスの話なんだと思ってます。食生活って、社会も地球も自分(体や精神)も全て繋がっているじゃないですか。ベジの衣食生活というカテゴリーの中でも様々なやり方があって、例えば“肉は食べないけど乳製品は摂る”って人もいれば、“普段は肉も魚も乳製品も食べないけど、特別な時だけ食べる”って人、“肉も魚も乳製品も食べないし、毛皮も着ない”って人もいる。

そんな風に、ベジといっても一括りにできない、人それぞれ違ったバランスがあると思ってます。それは肉や魚を食べる方も同じで、自分(体や精神)と社会や地球全体のバランスが一番重要で、いかに自分がマインドフルになれるのかを考えた時に、私の場合はヴィーガンという選択肢に辿り着いたんです。

私は肉を食べたくないから、ただ食べないだけ。好き嫌いと同じ感覚で、日本でももっと馴染んでくれたらいいのになって思ってます。

 

ヴィーガンになってから変化したことはありますか?

ヴィーガンをしていると時には過激に捉えられたり、私が肉食に対して批判的に思っていると捉えられたりしてしまい、敬遠される事もあるけど、そういう経験があったからこそ、自分とは違う視点からも物事を考えられるようになった気がするし、何に対しても答えってひとつじゃないんだなって思える様になりました。

個々に合ったバランスで選択していくことは重要なんですが、ただその選択という行為は、育った国や家族、今生きている環境に影響されて習慣化し、ひとつの選択に固定してしまいがちだと思ってます。だからこそ、改めて生活や体調の小さな変化に目を向け、食(生活)の価値観を再構築して変化させていくことが重要で、それによって、より心地よく過ごせるようになるんじゃないかと思ってます。自分の環境の中で教えられた生き方をフォローするのもひとつの選択肢だけど、自分だけのオリジナルな価値観を作るのも大事だと思うから。

それに理解してもらうためには、自分と相手と向き合って、お互いに尊重し、コミュニケーションすることに対してもオープンになることが大事だと知ったし、“理解されるためにはまず自分が柔軟にならないといけない”と気づくきっかけになりました。

違うってことで壁を作ってしまうことが多い世の中だけど、その違いを認め合い、お互いをリスペクトし合えることがもっとスタンダードになったらたらいいですよね。みんな同じな訳はないんだから。

 

【COLUMN】動物実験をしていない化粧品がなぜ商品化できるの?

動物実験をしていない=クルエルティーフリー(cruelty-free)ともいいます。PeTA・CCICなどの団体は、ブランド及び原料メーカーにおいて、動物実験を行っているかどうかを調査をし、認証化しています。主にうさぎ・モルモット・ハムスターなどが実験の対象とされており、クルエルティーフリー認証のロゴにも象徴として、うさぎのイラストが使用されています。商品の裏にうさぎマークが付いているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

では、なぜ動物実験をしなくても安全性が保証されているのでしょうか。商品が作られる際に、既存の安全性が保証された成分のみを使用し、製品作りをしているので実験の必要がないのです。現在、長年に渡り安全に使用されてきた成分は数千種類も存在しています。

代替実験も多く研究がなされていて、植物タンパク構造・細菌・ヒト皮膚の培養細胞などを利用した実験があり、経費や時間の大幅な削減、被検対象の均一性が高いことや、長期間の試験が可能なことなど、メリットが多くあげられます。

コスメを購入する時には、クルエルティーフリー商品であるのか店員さんに聞いてみたり、HPをチェックしてみませんか?
リーピングバニーやpetaのうさぎマークを見つけてみよう。

参照:Leaping Bunny JAVA

 

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