歴史とカルチャーが交差する滞在拠点「OMO7横浜 by 星野リゾート」へ
街の記憶を受け継ぐ、横浜の新たなランドマーク
ホテルが位置するのは、関内駅前の大型複合街区「BASEGATE横浜関内」。ライブビューイングやスポーツ観戦を楽しめる空間をはじめ、アートや食、カルチャーが交差する施設が集まり、街に新たな賑わいを生み出している。観光地を巡るだけでは見えてこない、いまの横浜の日常やカルチャーに自然と触れられるのも、このエリアならではの魅力だ。かつて横浜市庁舎として市民に親しまれた建物を活用したホテルは、歴史的な意匠を受け継ぎながらも現代的な空間へと再構築されている。建築を手掛けたのは、日本を代表する建築家・村野藤吾。館内には柔らかな曲線や特徴的なディテールが随所に残されており、この場所が歩んできた時間の流れを感じることができる。ホテルでありながら、横浜という街の記憶に触れられる場所でもある。




1階と2階をつなぐ「OMOベース」の大階段は、その象徴ともいえる存在。旧市民広間にあった大階段のデザインを継承し、村野藤吾建築ならではの滑らかな曲線を描く手すりの一部や、階段の1〜8段目には当時の素材がそのまま活用されている。館内を歩けば、横浜の歴史を感じさせるアートにも出会える。「OMOベーカリー」の壁面には、彫刻家・辻晉堂による泰山タイルレリーフ『海・波・船』を保存。当時と変わらぬ場所で来訪者を迎えている。さらにその背面には、旧市庁舎の解体時に生まれたタイルを再利用した新たなアート作品『このさきゆくさき』を展示。過去と未来をつなぐ象徴的な存在となっている。



フロントの大時計は、旧市庁舎の市民広間で使われていた時計を活用。同じく、旧市庁舎時代に使用されていた艶やかな青い磁器質タイルは、一枚ごとに微妙に異なる色合いを持ち、光の当たり方によって表情を変えるそのタイルは、建物が重ねてきた時間の深さを静かに物語る。新しい空間のなかに溶け込みながらも、横浜の歴史を感じさせるディテールのひとつだ。

2階のOMOベースに置かれたラウンジチェアにもストーリーがある。かつて旧市会棟本会議場で使われていた議員席の椅子を再活用したもので、張地や脚を新たにしながら本体はそのまま継承。何気なく腰掛けるその場所にも、この建物が歩んできた歴史が息づいている。歴史的建築としての価値と、現代のホテルとしての快適さ。その両方を自然に共存させていることこそ、「OMO7横浜 by 星野リゾート」ならではの魅力なのかもしれない。

ホテルを起点に、横浜の奥深さに触れる
「OMO7横浜」では、滞在だけでなく街そのものを楽しむためのアクティビティも充実している。なかでも「野毛ホッピングセレクション」は、600軒以上の飲食店が軒を連ねる横浜屈指の飲み屋街・野毛の魅力を紹介するプログラム。実際に街を歩き尽くしたOMOレンジャーがおすすめの店を案内してくれるため、初めて訪れる人でもローカルな横浜の夜を気軽に楽しむことができる。


また、「横浜レガシーウォーク」では、横浜市認定歴史的建造物にも指定されているホテル館内を巡りながら、建築家・村野藤吾が手掛けた建築の魅力や建物の歴史を紐解いていく。かつて市民に親しまれた旧横浜市庁舎の面影を感じながら歩く時間は、単なるホテルステイでは味わえない特別な体験だ。街の歴史と現在が交差する横浜ならではの魅力を、より深く知るきっかけとなるだろう。

旧横浜市庁舎のインテリアカラーから着想を得た客室
「やぐらルーム」は、リビングとダイニングスペースをゆったりと備えた開放的な空間が特徴だ。象徴的なやぐら寝台は、空間にほどよい遊び心を添えながらも快適な滞在をサポート。街歩きのあとにソファでくつろいだり、旅の余韻に浸ったりと、自宅のようにリラックスした時間を過ごすことができる。

「かたりばルーム」は、その名の通り人と人との時間を楽しむために設計された客室。中央にはほどよく囲まれたおこもりスペースを設け、ゆったりとしたソファやテーブルが配置されている。ふたりで贅沢に過ごすのはもちろん、友人同士で集まり語り合う場としても最適。観光の拠点でありながら、気づけば部屋で過ごす時間そのものが旅の思い出になっている、そんな居心地の良さを備えている。

旅先のもうひとつの快適な居場所
歴史に触れたあとは、館内でゆっくりと過ごす時間も楽しみたい。そんなときに立ち寄りたいのが、旅先のリビングをコンセプトにした「ライブラリーラウンジ」。ラウンジには横浜の歴史や文化にまつわる書籍が並び、旧横浜市庁舎の歩みや、この街で育まれてきたカルチャーを知ることができる展示も用意されている。本を片手に街の歴史に思いを馳せるのもよし、コーヒーを飲みながら次の目的地を探すのもよし。横浜という街をより深く知るためのヒントが散りばめられた空間となっている。また、ライブラリーラウンジは仕事やミーティングの場としても活用できる。開放的な空間を貸し切って利用できるミーティングルームに加え、オンライン会議や作業に集中できる個室ワークルームも完備。旅の途中で少し仕事をしたい時や、チェックイン前後の空き時間を有効に使いたい時にも心強い。観光だけでなく、ワーケーションの拠点としても快適な滞在を叶えてくれる。
また、人だけでなく愛犬との旅も快適に楽しめのがポイント。愛犬と宿泊できるドッグフレンドリールームをはじめ、宿泊者限定で利用できる「OMOドッグガーデン」を完備。屋内ラウンジとドッグランが用意されており、天候を気にせず思い思いの時間を過ごすことができる。ホテルが提案するのは、単なる“ペット同伴可”ではない。愛犬と一緒に立ち寄れる飲食店や散歩スポット、アクティビティなど、横浜の街を楽しむための情報も充実。街を知り尽くしたスタッフが、まるで地元の友人のようにその日の気分やスタイルに合わせた過ごし方を提案してくれる。館内ではリード着用で愛犬と一緒に過ごせるエリアも多く、旅の時間を自然に共有できるのも魅力のひとつ。さらに見守りカメラや動物病院の案内など、万が一に備えたサポート体制も整っている。異国情緒あふれる横浜の街を散歩し、ホテルではゆったりとくつろぐ。愛犬との旅をより自由に、より快適にしてくれる環境が整えられていた。

らしさを味わう、食のラインナップ
館内では、横浜の食文化を感じられる多彩なメニューも楽しめる。朝食ビュッフェでは、パンや卵料理、サラダといった定番メニューに加え、点心をライブキッチンで提供。素材や調理法にこだわった朝食が一日のスタートを彩る。

より気軽に楽しみたい人には、焼きたてのパンを選べるベーカリーセットもおすすめ。クロワッサンやフレンチトーストなど10種類以上のパンから好みの組み合わせを選ぶことが可能。また、オールデイで利用できるベーカリーでは、横浜にゆかりのあるカレーパンをはじめとした多彩なパンが並び、夜にはパンとお酒を楽しむ「パン飲み」というユニークな楽しみ方も提案。


夕食には、ナポリタンやドリアといった横浜らしい洋食から中華メニューまで幅広く揃い、港町ならではの食文化を気軽に味わえる。

ジャズと浜風に包まれる、横浜の夜
日が落ちる頃、ルーフトップテラスには心地よい浜風が吹き抜ける。OMO7横浜では、横浜の音楽文化やグルメを楽しめるナイトコンテンツ「気分上々、ハマナイト」を開催。クラフトビールやワインを片手に、港町に根付くジャズをはじめとした音楽に耳を傾けながら、ゆったりとした時間を過ごすことができる。提供されるフードも横浜らしさに溢れている。横浜発祥のナポリタンをアレンジした「ナポリタン風ミートボール」や、街の歴史を感じさせる「馬車道アイス」など、この土地ならではの味覚が揃う。さらに、横浜にゆかりのある楽曲をジャズアレンジで楽しめる「ハマタイム」や、ポップコーンをスウィングしながら音楽を体感する「スウィングタイム」など、時間帯ごとに異なるプログラムも用意されている。金曜・土曜の夜には地元アーティストによるライブ演奏も開催。ジャズをはじめ、ボサノバやブルース、ソウルなど多彩なジャンルの音楽が夜の空間を彩る。港町ならではの開放感と、どこかクラシックな空気感。そのどちらも味わえる時間は、まるで横浜という街そのものを体験しているかのようだった。

OMO7横浜 by 星野リゾート
所在地:231-0017 神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1
アクセス:JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、
横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分
電話番号:050-3134-8095 (OMO予約センター)
客室数:276室
宿泊料金:1泊1室36,000円~(2名利用時、食事別、税込)
公式サイト
- Edit&Text : Chiho Hashimoto(QUI)