Mame Kurogouchiがパリで2021年秋冬コレクションを発表。伝統技術や最新のテクノロジーを融合させたコレクション。
Mar 3, 2021 - FEATURE
昨シーズンに引き続き「窓」というテーマはありながら、月夜が作り出す幻想的な光と影にインスパイアを受けたコレクションに仕上がった。
カラーパレットは月明かりを思わせるグレーや、月夜そのものを染め上げたようなネイビーに加え、夜の訪れを予感させる夕日のオレンジが一筋の光の線のようにコレクション全体を貫いている。
テキスタイルは伝統的な板締め絞りの染色技術や、環境負荷の少ない新技術であるオゾン防縮技術を採用するなど、日本の伝統技術と職人の手により、ブランドならではの上品で多彩な表現を実現。
コレクション内で異彩を放つカラフルかつサイケデリックな「マーブルプリント」のドレスやトップスは、世界でも京都の工場1社のみが擁する技術が採用されており、途方もない手作業、職人の感覚と経験のみが可能にする柄構築により黒河内氏が描いた全ての線が、一本一本解きほぐされ、再構築の作業を経てプリントされている。
アクセサリーは、マルチポケットのスポーティーなスカートバッグやウェストポーチ、トレッキングブーツ、金木犀の小花がモチーフのピアスやイヤーカフ、ニットグローブもラインナップ。
ブランド初となるアイウェアは上品なキャットアイスタイルで登場した。
また、コレクションの映像は奥山由之氏、ルックは野田祐一郎氏が手がけた。
コレクションの全貌はこちらからご覧ください。
https://qui.tokyo/media/collection/mame-kurogouchi-2021fw-collection
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