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溶けたアイスをアートする|MADOCCHAN×UTILITYコラボコレクションリリース

Dec 4, 2019
アイスクリームなど、“溶けたもの”を被写体に写真を撮り、SNSに発表しているクリエイターがいる。2017年に活動をはじめたばかりの彼女に注目し、2019SSシーズンからコラボコレクションを展開してきたのが、原宿のセレクトショップUTILITYだ。さまざまなジャンルのクリエーターを発掘し、積極的にコラボレーションするUTILITYの竹内卓斗と新進クリエイターMADOCCHANに、今回のコラボについて話をきいた。

溶けたアイスをアートする|MADOCCHAN×UTILITYコラボコレクションリリース

Dec 4, 2019 - FEATURE
アイスクリームなど、“溶けたもの”を被写体に写真を撮り、SNSに発表しているクリエイターがいる。2017年に活動をはじめたばかりの彼女に注目し、2019SSシーズンからコラボコレクションを展開してきたのが、原宿のセレクトショップUTILITYだ。さまざまなジャンルのクリエーターを発掘し、積極的にコラボレーションするUTILITYの竹内卓斗と新進クリエイターMADOCCHANに、今回のコラボについて話をきいた。

MADOCCHANとUTILITYのコラボレーションは今回で3回目。2019SSの初コレクションが好評を博し、夏のスポット、秋冬と連続してコレクションを展開している。

社会人としての自分と、キッズな自分のギャップ

−MADOCCHANが創作活動をはじめたきっかけは?

MADOCCHAN:わたし普段はOLをしていて、でもなにか自分がやりたいことを発表できる場があるといいなと思って、インスタに写真を投稿しはじめたんです。それまでは気が向いたときにアップしていたくらいだったんですが、UTILITYとのコラボが好評いただいたことで、創作活動を少しずつ増やしていけたらな、と思って、いまいろいろ模索しているところです。

−なにかを作って発表したいという気持ちはどういうところから?

MADOCCHAN:わたし心の中がけっこうキッズなんですよ、いくつになってもブランコは全力でこぎたいし、なわとび大好きだし、しゃぼんだまも全力で吹きたい。でも社会人になると、自分の立場を考えてうまく立ち回らなきゃいけないシーンがたくさんあるじゃないですか。そういう日々の暮らしと心のギャップから生まれるものを表現したい、というところからです。

−アイスを題材にしているというのも、キッズの部分に関係している?

MADOCCHAN:そうかもしれないです。子供の頃の写真を見ると、わたしだいたいアイス食べてるんですよ(笑)。自分の中で幼少期の象徴みたいなものかもしれません。でも、いちばん最初にアイスの写真を撮ったきっかけは、道端に落ちているアイスを見つけたからなんです。

道に落ちていたアイス…。その異質感の虜に

−道端にアイス!?

MADOCCHAN:落ちてたんですよ、ほんとうに。渋谷とか歩いているとけっこう落ちてます(笑)。それを見たとき、コレだって思って。アスファルトに、きれいな“落としちゃいけないもの”が落ちている異質感が、わたしが感じているギャップと重なって。そこから1年は思いつくときにアイスを撮っていました。その写真を使ってキーホルダーとかを作って、もともと知り合いだった竹内さんに見せたりしていたんです。

はじめて「道に落ちているアイス」を見つけたときに撮った写真

−MADOCCHANとのコラボは竹内さんが提案したんですよね?

竹内:そうですね。僕がまだUTILITYに入る前、お客さんとして通っていたとき、浜中さん(UTILITYオーナー)がアイスをテーマにしたコレクションを作っていたのを覚えていて、それとMADOCCHANがリンクしました。浜中さんはいつも「何かおもしろい子いないの?」ときいてきてくれて、人をつなげてもの作りをするのが得意な人なので、MADOCCHANで実現できたらおもしろいな、と思って。

−コラボアイテムは毎回テーマを決めて制作している?

MADOCCHAN:1回目と2回目は浜中さんがわたしのインスタからピックアップしてくれた作品を洋服にしていましたが、今回はこのために撮り下ろしました。

2019年2月に発表した1回目のコレクション

つづけて夏にリリースした2回目のコレクション

あらたな才能がつながって生まれた新コレクション

−今回「Freeze Blue Age」というタイトルが付いていますが、この意味は?

MADOCCHAN:Blue Ageっていうのが和製英語で「青春」という意味らしいんですけど、これ冷蔵庫にアイスとかお花が入っている作品なんです。青春時代の気持ちをいつまでも留めておこうっていう気持ちを込めて「Freeze Blue Age」というタイトルにしました。

竹内:今回はMADOCCHANがテーマ作りとビジュアルを担当して、知人のフラワーアーティスト(@23uwa)、フォトグラファー(@fkdmnm_08)とチームで作りあげました。僕としても人と人がつながっていく様子を見ているはすごくうれしかったです。

−いろいろな人と関わりながらコレクションを作りあげた感想は?

MADOCCHAN:これまで、美術やもの作りについて学んだ経験もなかったので、すべての工程が勉強になって楽しいです。普段の生活とはギャップがありますね。いろいろ経験させていただく中で、写真以外にも手で作る、みたいなことをやっていきたいと思うようになりました。

日常を生活するうえで感じる“ギャップ”というテーマは変わらないけど、写真となにかをミックスしたり、マスターのあるような作品を作ったり、いろんな表現を模索していきたいと思っています。

 

【MADOCCHAN×UTILITYコラボコレクションはQUIで販売中】

【商品名】EFFECTEN(エフェクテン) Freeze Blue Age L/S

【素材】コットン100%  【価格】11,000円

【サイズ】

M:着丈73cm/胸囲104cm/肩幅47.5cm

L:着丈75cm/胸囲110cm/肩幅56cm

XL:着丈77cm/胸囲116cm/肩幅57.5cm

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【商品名】EFFECTEN(エフェクテン) Freeze Blue Age Parker

【素材】コットン100%  【価格】18,700円

【サイズ】

XL:着丈75cm/身幅63cm/肩幅55cm/袖丈62cm

XXL:着丈80cm/身幅68cm/肩幅58cm/袖丈63cm

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