2026年春夏 楽天・ファッションウィーク東京|注目すべき5ブランド
今回参加する全23ブランドの中からQUI編集部が気になるブランドをピックアップ。ブランド情報とともに、各ブランドの魅力や注目すべきポイントをご紹介。
mukcyen
デザイナー
木村 由佳
設立年
2023年
注目ポイント
一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構が主催するブランドサポートプログラム「JFW NEXT BRAND AWARD 2026」を受賞した<mukcyen(ムッシャン)>。デザイナーの苗字である「木村(きむら)」の中国語の発音「mù cūn」を元にした造語から名付けられたブランド名は、特定の意味を持たない抽象的な言葉にブランドがこれから築いていく歴史や文化を重ねていくという意味が込められている。ブランドを設立してからまだ間もないながらも、業界内外から注目を集める<mukcyen>が、初となるランウェイショーで魅せる表現に期待を寄せる。
<RUNWAY infomation>
9/1 (Mon.) 13:00–13:30
詳細はこちらから
ANCELLM
デザイナー
山近 和也
設立年
2021年
注目ポイント
楽天・ファッションウィークに初参加となる<ANCELLM(アンセルム)>は、「視点を変えた経年変化の提案」をコンセプトに掲げ、着る人の体や時間の経過とともに、洋服が独自の表情を持つことを新たな価値として提案するブランド。デニムの名産地である児島を拠点に、独自の染色技法やダメージ加工など、職人による手作業を多用することで、既製品にはない深みと奥行きのあるアイテムを生み出している。様々な経験から培われた知識と人脈によって高い品質とクリエイティブを両立させる<ANCELLM>の表現に期待が高まる。
<RUNWAY infomation>
9/1 (Tue.) 20:30–21:00
詳細はこちらから
yoshiokubo
デザイナー
久保 嘉男
設立年
2004年
注目ポイント
昨シーズンも楽天・ファッションウィークでコレクションを発表した<yoshiokubo>が、公式会場の渋谷ヒカリエホールでショーを行う。ニューヨークでファッションデザインを学び、オートクチュールデザイナーのアシスタントとして経験を積んだ久保氏は、毎シーズン、見たことのない複雑なカッティングや斬新なパターンを追求している。同時に、観客を楽しませるための工夫や配慮がランウェイでの表現方法にも見られ、驚きと笑いが混じり合うユーモアあふれる演出も楽しみの一つとなっている。
<RUNWAY infomation>
8/2 (Tue.) 20:30–21:00
詳細はこちらから
FDMTL™️
デザイナー
津吉 学
設立年
2005年
注目ポイント
2005年にデザイナーの津吉学によって設立された<FDMTL™️(ファンダメンタル)>は、高品質な日本のデニムを中心に、緻密な手作業による加工を施したアイテムを幅広く展開するブランド。「着用するほどに愛着が湧く商品」をコンセプトに、大量生産では真似できない細部へのこだわりによって、多くのファンを虜にしている。2024年にはブランドの20周年を記念してランウェイショーを行い、<VANS(バンズ)>や<NEW ERA(ニューエラ)>をはじめとする企業とのコラボ商品にも注目が集まった。初参加となる楽天・ファッションウィークで魅せるブランドの世界観をいち早く体感したいと思う。
<RUNWAY infomation>
9/4 (Thu.) 20:30–21:00
詳細はこちらから
ORIMI
デザイナー
折見健太
設立年
2020年
注目ポイント
昨年、ブランド初のランウェイショーを行い、大きな注目を集めた<ORIMI(オリミ)>が、2026年春夏コレクションで楽天・ファッションウィークに初参加する。18歳からヴィンテージバイヤーとしてキャリアを積んできたデザイナーが生み出すのは「異端者のための上質な服」。既存の枠にとらわれない、独自の価値観を持つ人々への賛歌が歌われる。業界内で注目のクリエイターを起用したチームによって、今回のランウェイショーでどのように表現されるのか。ストリートの観察眼や古着の知識を活かして創出されるブランドの世界に注目が集まる。
<RUNWAY infomation>
9/6 (Sat.) 20:00–20:30
詳細はこちらから
- Edit : Miwa Sato (QUI)




