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想いをかたちにした、Mellow Youth 初ワンマンライブ

Jan 18, 2020
石森龍乃介がVoを務めるMellow Youthが、2019年12月19日渋谷WWWにて初のワンマンライブを行った。ライブでしか聴けない楽曲を含め、全14曲を披露。初のワンマンライブにかけた想いや裏話を取材した。

想いをかたちにした、Mellow Youth 初ワンマンライブ

Jan 18, 2020 - FEATURE
石森龍乃介がVoを務めるMellow Youthが、2019年12月19日渋谷WWWにて初のワンマンライブを行った。ライブでしか聴けない楽曲を含め、全14曲を披露。初のワンマンライブにかけた想いや裏話を取材した。
Profile
Mellow Youth(メロウユース)
ミュージシャン

2017年結成、石森龍乃介(Vo)、伊佐奨 (Vo/Gt)、木立伎人(Gt)、肥田野剛士 (Ba)、阿部優樹(Dr)の五人組。

ツインヴォーカル、ツインギター、ベース、ドラムの編成。
石垣島出身のVo/Gtの伊佐奨を中心に作る楽曲はAOR/Acid jazz/Pops/Rock 様々な要素を取り込み、独自の空気感、世界観で奏でる。サウンドプロデュースはひろせひろせ(フレンズ)が担当。

instagram

Mellow Youthオフシャルサイト

ー今回の初のワンマンライブで会場に渋谷WWWを選んだ理由は?

2019年5月にDADARINRINというイベントにオープニングアクトとして出演させて頂いたのが渋谷WWWでした。そこからの景色に感動し、メンバー全員に“ここでワンマンライブをやりたい”という気持ちが芽生えました。正直僕たちにはチャレンジでしたが、できるかできないかではなくやりたいという気持ちを優先させてもらい、渋谷WWWを初めてのワンマンライブの舞台に選びました。

 

ー今回のセットリストについて

僕たちはまだCDは会場限定で1枚、配信で4曲の計7曲しかリリースしていません。リリースしていない曲を半分以上入れないと成立しないというところから、セットリスト作りがスタートしました。

初めてライブに来た方が、聴いたことのない曲を聴くのはとてもストレスがかかると思ったので、今回ライブ全体の流れを一番大切にセットリストを作りました。また、いつも来て頂いている方にももちろん楽しんでもらいたいので、普段とは違うSE(登場曲)や、曲の繋ぎの音響効果を入れるなど、今までとは違う演出を行いました。

ちなみに…気づかれた方がいれば嬉しいのですが、SE(登場曲)で流れていた音楽には今回のツアー限定で販売した「    」に収録されている音源をアレンジしたものを入れてました。

 

ー会場限定販売のCDのタイトル「    」に込められている想いは?

今の僕たちはまだ何者でもなく、逆に言えば何者にでもなれる状態だと思っています。今はまだお客さんに好きに決めてもらうのが良いんじゃないかと思い「    」というタイトルにしました。

とはいえ名前をつけた僕たちも呼称の仕方には困っており、「あれ」とか「それ」とか呼んでます(笑)。買ってくれた方には「白盤」や「ホワイトアルバム」とか好きに呼んでもらえれば嬉しいです。

 

ー会場限定発売にした理由は?

元々「FUSE」「Rouge&Memory」「Peace」「APEX」の4曲は配信でリリースしていたのですが、メンバー一同CDへのこだわりもあり、初めてのワンマンライブに来てくれた人へ直接届けたいという気持ちから会場限定にしました。

これは余談ですが、1stEPという名前を冠にしたのでMellow Youthとして初めて作った「Lonely night」という曲も急遽入れることになったんです。とても思入れのある曲で、ここでも僕たちの気持ちを1番に優先して頂き、CDに入れさせてもらいました。

 

ーYouTube企画について

Mellow YouthのYouTubeチャンネルにアップしたカバー3曲のうち、お客さんからの投票で選ばれた1曲を演奏する企画を行いました。投票締め切りギリギリまで認知度が圧倒的に高い宇多田ヒカルさんの「Automatic」が1位だったのですが、数票の差でHONNEというアーティストの「Day 1 ◑」が1位となり当日演奏させて頂きました。

この企画は思った以上に、たくさんの方から反応を頂けてとても嬉しかったです。

 

ー最後に

今後も渋谷WWWで初めてのワンマンライブを行ったように、自分たちのやりたいという気持ちを大切にして、どんどんチャレンジしていきたいと思っています。

2020年1月にも今までやったことのないような規模のライブハウスでライブをさせて頂くことが決まっていますが、大きなステージが似合うバンドになれるように精進していきます。今後の僕たちの動きに注目してもらえたら嬉しいです。

All Photo
  • Text : Seiko Inomata
  • Photography : Chika Hashizume

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