フォトグラファー刈馬健太が写真展『Atmosphère(アトモスフィア)』を開催
Nov 9, 2022 - ART/DESIGN
以下は、フォトグラファー刈馬健太が今展に寄せたメッセージの要約。
展示タイトルの『Atmosphère(アトモスフィア)』は、フランス語で大気圏を意味します。今回の作品群では大気圏上部(上層部)、空と宇宙の境目の空間を、写真というツールを用いて視覚化を試みています。
気候変動が常に繰り返され、限られた人だけが目にすることができる非常に厳しい環境。一生自分の肉眼を通して脳に刷り込まれることはないかもしれないと思った僕は、そのフィールドを想像(空想)することで写真として捉えることにしました。
突風が吹き荒れ、チリや粒子などが土地を侵食し、堆積物を残し、霧や降水などをもたらす自然の摂理。気候変動という言葉は決してネガティヴなものではなく、逃れられぬ運命でもあるのです。
必然ともいえる自然的要素と、そこに生きる我々を混合した全てを写真に落とし込んで表現したいと思いました。僕なりのユートピアを皆さんに見ていただけたら大変嬉しいです。
Atmosphère(アトモスフィア)
会期:2022年11月19日(土)〜11月23日(水・祝)
会場:LONGY gallery & studio
東京都江東区三好2-8-5 New norm 501
時間:12:00-20:00
アクセス:清澄白河駅(大江戸線・半蔵門線)から徒歩3-5分
LONGY gallery & studio
刈馬健太(かりま・けんた)
1991年生まれ。映像専門学校卒業後、渡米。2016年帰国後、フォトグラファーとしてファッション、カタログ、国内外の雑誌で活動している。
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