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「人の中にしかない自然/インド14億人の色彩とテキスタイル」、藤原大がスパイラルガーデンでひらく色の旅

Mar 13, 2026
美術家・藤原大による個展「人の中にしかない自然/インド14億人の色彩とテキスタイル」が、2026年3月17日(火)から3月24日(火)までスパイラルガーデンで開催される。2024年秋から約半年間インドに滞在し、14億人の暮らしの中で採集した色彩とテキスタイルの成果が立ち上がる展示だ。(PHOTO:クトゥブ ミナール・Qutub Minar 2025年/春)

「人の中にしかない自然/インド14億人の色彩とテキスタイル」、藤原大がスパイラルガーデンでひらく色の旅

Mar 13, 2026 - NEWS
美術家・藤原大による個展「人の中にしかない自然/インド14億人の色彩とテキスタイル」が、2026年3月17日(火)から3月24日(火)までスパイラルガーデンで開催される。2024年秋から約半年間インドに滞在し、14億人の暮らしの中で採集した色彩とテキスタイルの成果が立ち上がる展示だ。(PHOTO:クトゥブ ミナール・Qutub Minar 2025年/春)

藤原の制作は、ずっと「自然ってなんだろう」という問いの途中にある。
山や海の話だけではない。何かを見て、きれいだと思った瞬間。名前をつけた瞬間。心の奥で、ふわっと何かが立ち上がる。
その感覚を、彼は布や色のなかで何度も確かめようとしている。

ベンガルール・ Bengaluru 2024年/冬

ワーラーナシー・Varanasi 2025年/春

チェンナイ・ Chennai 2024年/秋

マンガロール・Mangalore 2025年/春

 

今回の舞台はインド。ワーラーナシー、ウダイプル、チェンナイ、コルカタ、ベンガルール、マンガロール――都市ごとに異なる空気、光、布、そして人々の気配。
同じ対象でも、そこに人がいるだけで色はまったく違う表情を帯びる。その事実に正面から向き合ったカラーハンティングの痕跡が、会場に散りばめられる。

今回製作中のイメージ画像

とりわけ印象的なのは、タージ・マハルでのカラーハンティングをもとにした新作。雲をモチーフに手描き染めされた布が吹き抜け空間を囲み、直径約10メートルの巨大なモビールがゆっくりと空間を横切る。
空間そのものが呼吸を始めるような、軽やかでありながらスケールの大きなインスタレーションだ。

ホテルや商業空間での展示経験を踏まえた大型壁面作品の新作シリーズも登場するほか、インドで採集した色から生まれた小作品の販売も行われる。さらに会期中、スパイラル全体が藤原のプロジェクトでゆるやかにつながる。エスプラナード(M2F)ではアルメタックス株式会社主催による藤原大デザインのプロジェクト「着替える壁・kabestyle 展」が発表され、エントランスでは「Marché Textile(マルシェ・テキスタイル)」も併催される。

企業や社会プロジェクトでの活動でも知られる藤原だが、本展はあえて「美術家としての藤原大」にフォーカスする構成となる。
制度や環境を語る前に、まずは感覚に触れること。色と布のレイヤーを通して、自分の中の価値観や美意識が静かに浮かび上がってくる。

 

【開催情報】
展覧会名:人の中にしかない自然/インド14億人の色彩とテキスタイル
会期:2026年3月17日(火)〜3月24日(火)11:00ー19:00[8日間]
※3月17日(火)は17:00まで
会場:スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
主催:DDI(代表:藤原大)
内容:美術家・藤原大の個展
入場料:無料
Instagram:@fujiwara_dai @spiral_jp

【併催イベント】
Marché Textile/マルシェ・テキスタイル
会期:2026年3月17日(火)〜3月22日(日)[6日間]
会場:エントランス(スパイラル1F)

【着替える壁・kabestyle 展】
会期:2026年3月17日(火)〜3月24日(火)[8日間]
会場:エスプラナード(スパイラルM2F)

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