今回のコレクションで70点以上のアイテムがランバートによってデザインされた。これらのアイテムは、サーカス、海辺、テーマパークといった楽しさを提供する場所からインスピレーションを受けたもの。
色彩やディテールにはサーカスからの着想が散りばめられ、誰もが手に取りやすいヴィンテージ感溢れるワードローブを展開している。テーマは「今、古着屋で見つけたいもの」で、70年代を中心にランバートは大量の写真やサーカス関連の衣装、マスク、アリーナを調査し、「Cutie Circus」ならではのカオスな世界観を新たなステージで表現した。

コレクションには、ドット柄のシャツとネクタイのセット、オーバーサイズのタータンチェックコート、レトロなハリントンジャケットなどがラインナップされている。パレットや意外性のあるディテールにもこだわり、ランバートの独自のセンスと彼のコミュニティが前回のコレクションで好んだ要素が取り入れられている。
また、コスチュームボックスから見つけたようなリングマスター風のデザインが施されたクロップド丈のブレザーや、ピエロの衣装を思わせるゆったりとしたシルエットのバレルレッグパンツなども提供している。これらは甘いパステルカラーのコーデュロイやデニム素材で仕立てられ、ダイヤ柄のニットベストやパッチワーク風のニット、ユーモラスなスローガンなど、細部までサーカスの要素が取り入れられている。

今回のコレクションのキーアイテムは、フィット感やシルエット、ウォッシュ加工によって再現されたヴィンテージの風合いのTシャツだ。ストライプ柄、スローガン、鮮やかな単色展開のTシャツは、他のアイテムと組み合わせることで、日常に高揚感をもたらしてくれる。
さらに、「Cutie Circus」の主役を飾るのは、アーティストのAysha Nagieva (アイシャ・ナギエヴァ)とのコラボレーションによるイラスト。ランバートのリサーチに基づき、彼女が手掛けたオリジナルイラストは、サーカスの世界観をユニークに表現している。ナギエヴァは「ハリーとZARAチームと共にアイディアを形にする過程はとても楽しく、彼らがどのように服にイラストを落とし込むのかを見るのが待ち遠しかった」と述べている。

価格帯はトップス：￥5,290～、ボトムス：¥4,390～、アウター：¥17,990～。

「Cutie Circus」コレクションは、9月20日(金)より公式オンラインストアおよび国内店舗では、銀座店、新宿店、渋谷店、渋谷公園通り店、池袋店、大阪心斎橋筋店にて販売。

Harry Lambert for ZARA – Cutie Circus ポップアップ
住所：ZARA 銀座店 (東京都中央区銀座7丁目9-19)
期間：9/20(金)~10/2(水) ※当店舗にて商品の在庫が無くなり次第、ポップアップ開催期間を短縮する可能性あり。