2026年春夏コペンハーゲン・ファッションウィーク|注目すべき5ブランド
2026年春夏コレクションは、8月4日(月)から8月7日(木)(現地時間)までの4日間で総勢45ブランドが参加。その中で、QUI編集部が厳選した5ブランドをご紹介。
RANRA
デザイナー
アルナル マール ヨンソン、ルーク スティーブンス
設立年
2017年
ブランドコンセプト
<RANRA(ランラ)>は、アイスランド出身のアルナル マール ヨンソン(Arnar Már Jónsson)とイギリス出身のルーク スティーブンス(Luke Stevens)によって設立された、ロンドンとレイキャビクを拠点とするファッションブランド。都市と自然の境界を越えるアウターウェアを中心に、機能性と職人技、サステナビリティを融合させたデザインが特徴。ブランド名は、以前の<Arnar Már Jónsson(アルナル・マール・ヨンソン)>から改称され、個人名からレーベルとしての匿名性と集団性を強調する姿勢が表れている。製品はイタリアで生産され、天然染料を使用するなど、環境への配慮も行われている。デザイン面では、テクニカルな要素と人の手の温かみを融合させたプロダクトで、<Salomon(サロモン)>とのコラボレーション・シューズなども展開している。
<RUNWAY infomation>
8/4 (Mon.) 15:00–15:30
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Anne Sofie Madsen
デザイナー
アン ソフィー マドセン
設立年
2011年
ブランドコンセプト
<Anne Sofie Madsen(アン ソフィー マドセン)>は、デンマーク出身のデザイナーによって設立された、コペンハーゲンを拠点とするブランド。2011年にブランドを立ち上げて以来、ストリートとエレガンス、マスキュリンとフェミニンといった相反する要素を融合させた前衛的で芸術性の高いデザインで知られている。<John Galliano(ジョン ガリアーノ)>と<Alexander McQueen(アレクサンダー マックイーン>で経験を積んだ後、2017年秋冬コレクションには、「DHL EXPORTED」に選出され東京でコレクションを発表。その後、ブランドを一時休止するも、2025年より再びコペンハーゲンファッションウィークでコレクションを発表する。クチュールと着心地の境界線を曖昧にする、芸術性と革新性を兼ね備えたデザインで国際的な評価を得ている。
<RUNWAY infomation>
8/5 (Tue.) 12:00–12:30
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SUNFLOWER
デザイナー
ウルリック ペダーソン
設立年
2018年
ブランドコンセプト
SUNFLOWER(サンフラワー)>は、2018年にウルリック・ペダーソン(Ulrik Pedersen)によって設立された、コペンハーゲンを拠点とするメンズウェアブランド。伝統的なテーラリングの技術を現代的な感性で再解釈し、シンプルで洗練されたデザインの服を提供する。タイムレスなアイテムたちは、厳選された最高級の生地が採用され、革新的な技術と熟練の職人技術力を融合させることで日常生活に溶け込む自然な魅力を放っている。北欧のミニマルな美学を体現しつつ、素材選びから製造工程まで一貫して高い品質を追求する姿勢に、世界中のファッション業界人が注目している。
<RUNWAY infomation>
8/6 (Wed.) 20:00–20:30
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BIRROT
デザイナー
キム キョンミン、ホン セヨン
設立年
2018年
ブランドコンセプト
<BIRROT(ビロット)>は、韓国出身のキム・キョンミンとホン・セヨンによって設立された、コペンハーゲンを拠点とするレディースウェアブランド。ブランド名は、韓国語で「発展する」や「結論に至るまでのプロセスを描く」を意味する「birrot-hada」に由来し、韓国のデザインの伝統とスカンジナビアのミニマリズムを融合している。洗練されたエレガンスを基調に、豊かな色合い、柔らかなコントラスト、そして確かな透明感を基調とした緻密なアクセントが光るテクニカルファブリックを特徴とする。特に、独自に開発された幾重にも重なったクレープ生地「Lay(レイ)」はボックス型のジャケット、フィット感のあるブレザー、ウエストを絞ったドレス、ハーレム風のトラウザーズまで、様々なバリエーションで用いられ、ブランドの独自性を演出している。
<RUNWAY infomation>
8/7 (Thu.) 13:00–13:30
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Cecilie Bahnsen
デザイナー
セシリー バンセン
設立年
2015年
ブランドコンセプト
<Cecilie Bahnsen(セシリー バンセン)>は、コペンハーゲン出身のセシリー バンセンによって設立されたブランド。<Dior (ディオール)>や<John Galliano(ジョン・ガリアーノ)>のもとで経験を積んだのち、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでウィメンズウェアの修士号を取得。その後、<ERDEM(アーデム)>でアシスタントデザイナーを務め、2015年にコペンハーゲンに戻り、自身の名を冠したブランドを立ち上げる。ボリュームのあるシルエットとロマンティックでフェミニンな世界観が多くのファンを虜にし、2016年には「DANSK Design Talent Award」を受賞、2017年には若手デザイナーの登竜門である「LVMH Prize」 のファイナリストに選出された。今年でブランド設立10周年を迎える同ブランドは、ゲストデザイナーとして特別なショーケースを開催予定だ。
<RUNWAY infomation>
8/7 (Thu.) 16:00–16:30
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- Edit : Miwa Sato (QUI)




