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ファッションとは言葉そのもの|lili by SERI 田中芹

Jul 31, 2020 - FASHION
liliという寂しがりやの女の子が作るアクセサリーをイメージし表現しているlili by SERI。
可愛らしさの中にどこか毒のあるようなデザインで注目を集めている。
この度QUI STOREでの取り扱いにあたり、デザイナーの田中芹氏にブランドのバックグラウンドや自身の考え方を聞いた。
Profile
田中 芹
デザイナー

2016年5月に自身のアクセサリーブランドlili by SERIスタート。

— アクセサリー制作はいつから?

アクセサリー自体は学生時代から趣味で作っていました。

服飾の短大を卒業した後、手芸屋さん、古着屋さんに勤めた経験があり、趣味で作っていたアクセサリーが意外にも周囲から評判だったので、アクセサリーブランドの立ち上げを考え始めました。その後OLとのダブルワークを経て、今はアクセサリー制作一本でやっています。

 

— ダブルワーク時代の時間の使い方は?

OLをしていた時は土日が休みだったので、土日は基本アクセサリー制作に充てて、あとはお酒が大好きなので飲みに行っていました。

 

— これまでの人生に影響を与えた人は?

アクセサリーデザイナーになるきっかけは、昔付き合っていた恋人にフラれたことなんです。それまでは周りの目ばかり気にして自分の意見を表現することに委縮していたのですが、フラれたことがきっかけで全て吹っ切れて委縮することをやめようと決意できました。

あとは、ファッション業界の先輩やお声がけいただくショップの皆さまの影響は大きいです。

 

— lili by SERIのアクセサリーは個性的で女性らしいモチーフが特徴ですよね。

映画や写真集からインスピレーションを得ることが多いです。可愛らしい中に毒があるような洋画が好きです。

可愛さの中に儚さのある女の子に惹かれます。

 

— 今までで一番印象に残っている作品を教えてください。

25歳でブランドを始めたときに一番最初に発表した作品です。

最初は見てもらう自信がなく、引き出しの奥にあった作品でしたが、ブランドを始めるにあたり思い切って発表したところ予想以上に好評で現在も制作しています。

— デザイナーとしての信念は?

「手を動かす、手間をかける」

良い作品を生み出すことに時間を惜しまないようにと心がけています。

 

— 海外進出など将来の展望は?

従来のアクセサリーに加え、今夏には洋服のラインも発表します。トータルな表現で、日本のみならず海外でも活動していけたらと思っています。

 

— ファッション業界に何か思うことは?

ポジティブに考えると、多様性のある世の中になってきたように感じます。

インスタグラムなどのSNSが発達してきたので、発信したものに注目してもらえるチャンスは誰にもある。さまざまな可能性が広がっているのではないでしょうか。

 

— あなたにとってファッションとは?

自分を表現するものであり、私にとっては言葉そのもの。

言葉で伝えることが苦手なので、lili by SERIを通してビジュアルイメージで表現しています。

 

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夏の色に溺れて – Accessories for Summer 2020 –