夜のキブンが加速する、渋谷のミッドナイトなメイク
そんな答えがないひとときをテーマに、詞と旋律をもってユースカルチャーを体現する4人のミュージシャンをメイク。ロケーションは渋谷のとある老舗ライブハウス。いつものステージとはすこし違う光を浴びて。
甘くないピンクが光る
ギラつくラメをまとうように、
偏光系ピンクとゴールドをまぶたにのせて。
ハイライトはチークとなじませれば、
自然と骨格が引き立ち、瞳の引力がアップ。
picked up items
〈IPSA〉
キャッチライトスティック
ピンク
¥3,850
東急百貨店ネットショッピング
〈SHIRO〉
ジンジャーアイシャドウパレット
1I01
¥7,255
〈M・A・C〉
コネクト イン カラー アイシャドウ パレット × 6
ローズ レンズ
¥7,700
冴えたブルーが躍る
ツヤめく均一肌に整えたら、
目もとのみコンシーラーでトーンアップ。
クリアなブルーを重ね、まつ毛を上げて、
繊細なムードと陰影をまとって。
picked up items
〈Clé de Peau Beauté〉
オンブルクルールクアドリ
11
¥9,680
〈CLINIQUE〉
ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ
01
¥4,730
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〈RMK〉
RMK メイクアップベース
¥4,070
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Interview with なきごと #01 水上えみり(Vo&Gt)・ #02 岡田安未(Gt&Cho)
“ひとり”を感じる、数える時
水上 : 昔からすごく夜行性で。歌詞を書くのも曲をつくるのも、基本的に深夜です。だからひたすら考え込む時間だし、完全にひとりの世界。でも「なきごと」はわたしだけのバンドじゃない。痺れる、みたいなギターフレーズだったり、疾走感のあるサウンドメイクだったり、それは岡田の感性がないとダメだと思うので。そのフェーズにどれだけの完成度をもって辿り着けるか。そういう責任感が問われる時間でもある、かもしれません。
岡田 : 友達や仲間とごはんを食べたり、飲んだり、遊んだり、そういう楽しみも多い時間です。だから人と離れて“ひとり”を感じやすい時間というか、とにかく水上とは全然違う(笑)。わたしはものごとをゼロからつくり出すより、たとえば、どんな音をどう増やすか、減らすかを実験する、構築的な作業が得意なので。わたしたちが文系と理系みたいな対のポジションにいられるから「なきごと」の世界観は成立するんだと思います。
陰とゴールドを浮遊させて
こめかみから頬骨、耳から首、顎に
グレートーンで陰影をプラス。
まなざしの強さを引き立てるゴールドと
赤白青のニュアンスをのせ、さり気ない遊び心を。
picked up items
〈MAKE UP FOR EVER〉
アクアレジスト カラーインク
06・07・10・14
¥3,520 each
〈LUNASOL〉
スタイリングアイゾーンコンパクト
01
¥4,620
東急百貨店ネットショッピング
〈KANEBO〉
カネボウ シャドウオンフェース
01
¥3,300
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Interview with #03 寺口宣明/Ivy to Fraudulent Game(Vo&Gt)
ヒリヒリする感覚もエネルギーに
案外着飾らずにいられる街かもしれない。渋谷の夜は、いろんな人がいる。出身も経歴も価値観も、いま、なんでそこにいるのかっていう理由も含めて。溢れる“違い”の中で自分の存在も自然と許されているような気がします。ライブは不恰好な心であってもエネルギーに変換して分け合える時間。歌を届ける僕らも受け取るオーディエンスもどこか自分と会話をしている。一人ずつそれぞれの違う色で汚し合っていくような一体感こそ、他にはないものだと思います。
Ivy to Fraudulent Game
公式サイト Instagram X
プラチナのような光沢をなじませ
肌と唇を軽やかにモイストしたら、
ハイライトのツヤを頬骨の上に仕込んで。
銀のグリッターをアシンメトリーにのせ、
シャープながらも抜け感がある目もとに。
picked up items
〈MAKE UP FOR EVER〉
スターリットグリッター
S107
¥4,950
〈RMK〉
RMK グロースティック
GD
¥2,200
東急百貨店ネットショッピング
〈THREE〉
THREE バランシング プロテクティブ リップ バー
¥3,190
Interview with #04 山口ケンタ/osage(Vo&Gt)
“当たり前のようなもの”を見つめて
曲づくりがはかどるのは大体深夜。でも、自分がすごくクリエイティブになる時間かというと、別にそういうことではなくて。日々を振り返る作業でもあるんです。心情や情景を拾い上げるというか、“いつも当たり前のようにある何か”を歌いたいから。だから僕の深夜は全然ギラギラしてない(笑)。でも、日常のいろんな心の機微に寄り添って光を当てられる存在でありたいとは思います。それは自分だけじゃなく、聴いてくださる方々にとっても。
– Styling_#01
JACKET ¥51,000/tsuyoshi yao tokyo(PR01.TOKYO 03-5774-1408)
DRESS ¥31,900/NONTOKYO(NONTOKYO SHOWROOMS 03-6432-6079)
T-SHIRT ¥24,500/Anna Sui(SSENSE ssense.com)
RING ¥39,500/Kalevala(Kalevalashop.jp)
SHOES ¥35,200/ALM.(https://almofficial.com)
OTHER/STYLST’S OWN
– Styling_#02
JACKET¥55,000/SAVESKIG(Sakas PR 03-6447-2762)
KNIT¥49,500/(un)decided(Sakas PR 03-6447-2762)
DRESS¥52,800/emary(emary.contact@gmail.com)
OTHER/STYLST’S OWN
– Styling_#03
JACKET¥68,600 PANTS¥63,800/ADAPTART(adaptart000@gmail.com)
SHIRTS ¥52,800/NULABEL(STUDIO FABWORK 03-6438-9575)
SNEAKER ¥31,900/REPRODUCTION OF FOUND(EYEFOUND 03-6434-7418)
– Styling_#04
VEST ¥49,500/soduk(MATT. INFO@THE-MATT.COM)
SHIRTS ¥46,200/COGNOMEN(Sakas PR 03-6447-2762)
PANTS ¥39,600/O-(OVERRIVER info@overriver.com)
SHOES¥35,200/UGG®︎(Deckers Japan 0120-710-844)
Location : shibuya eggman
1981年オープン。眠らない街・渋谷の音楽シーンを牽引する老舗ライブハウス。若手ミュージシャンの登竜門としても知られ、メジャー・インディー問わず、才気あふれる多くのバンドやシンガーソングライターらが出演する。
- Photography : Masamichi Hirose
- Hair&Makeup : Tamayo Yamamoto
- Styling : Noriko Miyazaki
- Art Direction : Makiko Higuchi(QUI/STUDIO UNI)
- Text : Megumi Nakajima(QUI/STUDIO UNI)