シャララジマが気になる3ブランドのショーをウォッチ!| Rakuten Fashion Week TOKYO 2024 S/S
今回はモデルで文筆家、タレントととしての顔を持つシャララジマさんと一緒に<FETICO(フェティコ)>、<YOHEI OHNO(ヨウヘイ オオノ)>、<VIVIANO(ヴィヴィアーノ)>の3ブランドのコレクションに潜入!
シャララジマさんの<FETICO>のショー当日のスタイリングをご紹介!
■ STYLING POINT ■
「今回のスタイリングの主役は<FETICO>のワンピースです。胸元が大胆に開いたデザインはデコルテを綺麗に見せてくれるので大振りのネックレスをあわせてポイントを持ってきました。ワンピースがブラックなのでバックやイヤリング、ストールなど小物で色を取り入れて華やかなムードをプラスしました。ストールをバンダナ代わりにして、ドレッシーな印象をオリエンタルな雰囲気で仕上げるのも私流のスタイルです。」
One-piece:FETICO (フェティコ)
Shoes:GUCCI (グッチ) ※私物
Necklace:MARLAND BUCKS (マーランド バックス) ※私物
Earrings:GIFT ※私物
BAG:LOEWE (ロエベ) ※私物
Stall:GIFT ※私物
シャララジマさんが選んだ<FETICO>のベストルック
■ FAVORITE POINTS ■
「個人的にはブラックやホワイトのイメージが強かった<FETICO>ですが、2024春夏コレクションではレッドをはじめ過去のシーズンでは見られなかったデニムや花柄などのファブリックを見れたことがすごく新鮮でした。私が選んだベストルックはブラック、ホワイトのモノトーンのルックが続く中で唐突に飛び込んできたデニムのブルーとシューズのレッドがあまりにも衝撃的でした。デニムに描かれた<FETICO>独自の模様もすごく可愛かったです。そして、このトップスの艶やかな生地感と色は最近、私がまさに取り入れたいなと思っていたものドンピシャでした!」
FETICO 2024SS COLLECTION はこちらから
ランウェイショーの感想
■ SHOW COMMENTS by シャララジマ ■
「ランジェリーのようなトップスやワンピースをはじめとする女性らしいシルエットのデザインは継続されつつ、今までのコレクションでは見たことがなかったデニムや花柄などカジュアルなファブリックも<FETICO>らしく上品に取り入れられていたのが印象に残っています。また、様々なシーンでのコーディネートが想像でき、モノクロから脱した色使いも私好みでした。今から来年の春夏が楽しみです!」
<FETICO>
設立年 2020年
Designer – 舟山 瑛美
デザイナー舟山氏は高校卒業後に渡英。 現地ブランドでインターンシップを行いながら「Istituto Marangoni London」でファウンデーションコースを修了、その後帰国。 エスモードジャポン東京校に入学し、2010年に同校卒業。 国内のDCブランドやコレクションブランド等でデザイナーの経験を積み、2020年パタンナーと共に自身のブランド<FETICO>を立ち上げる。 日本国内の優れた背景を活かした服作りを行っている。
Instagramをチェック!
@fetico_official
FETICO のブランドページはこちらから
シャララジマさんの<YOHEI OHNO>のショー当日のスタイリングをご紹介!
■ STYLING POINT ■
「スタイリングのポイントは、個性的でモードな印象の<YOHEI OHNO>のスカートです。「フューチャー」、「カジュアル」、「スポーティ」の3つの要素を取り入れたかったので鮮やかなブルーのタンクトップを合わせてラフに、NIKEのshoxでスタイリングのバランスをとりました。もこもこと立体的な変形シルエットのスカートが宇宙っぽくて”私は未来からやってきた人です”と思わず未来人になりきってしまいます(笑)。」
Tops:TOGA (トーガ) ※私物
Skirt:YOHEI OHNO (ヨウヘイ オオノ)
Shoes:NIKE (ナイキ) ※私物
BAG:USED ※私物
Glasses:Zoff (ゾフ) ※私物
シャララジマさんが選んだ<YOHEI OHNO>のベストルック
■ FAVORITE POINTS ■
「ドレスのデザインに、昔のオリンピック選手が身体にかけていたタスキや自由の女神のようなニュアンスを感じました。シルエットも古代ギリシャのワンピースのようで、白い生地に鮮やかなブルーのループロックがちょんっとあしらわれているのもアクセントになっていてよかったです。色使いも好みドンピシャで、フューチャー感を生んでいました。」
YOHEI OHNO 2024SS COLLECTION はこちらから
ランウェイショーの感想
■ SHOW COMMENTS by シャララジマ ■
「<YOHEI OHNO>のショーは初めて見ましたが、見たことのないデザインや雰囲気の洋服がたくさん出てきてとても衝撃的でした。60年代の東京オリンピック、70年代のアイドル文化、その時代の衣装や制服からインスピレーションを受けているのかな、と思いました。日本の過去の文化や時代背景を着想源としながらも未来を彷彿とさせる洋服に感動しました。」
<YOHEI OHNO>
設立年 2014年
Designer – 大野 陽平
デザイナーの大野氏は愛知県小牧市出身。文化服装学院に入学後、文化ファッション大学院大学を経て、英ノッティンガム芸術大学に留学をする。帰国後の2014年12月に<YOHEI OHNO>を立ち上げる。
Instagramをチェック!
@yohei_ohno
YOHEI OHNO のブランドページはこちらから
シャララジマさんの<VIVIANO>のショー当日のスタイリングをご紹介!
■ STYLING POINT ■
「ボリュームのあるフェミニンで可愛らしい<VIVIANO>のワンピースは、日常着としてラフに着たかったのでデニムと合わせてみました。重たい印象にならないようにスリットが入ったデニムを選んだこともポイントです。ワンピースの鮮やかなブルーが圧倒的な存在感を放ってくれるので他のアイテムでは主張する色はあまり使わず、唯一バッグにピンクを取り入れました。また、カジュアルダウンしすぎないよう、<Simone Rocha(シモーネ ロシャ)>の大振りなビジューとパールがついたピアスで顔周りを華やかにして、ワンピースの印象を活かしました。」
One-piece:VIVIANO (ヴィヴィアーノ)
Pants:JOHN LAWRENCE SULLIVAN (ジョン ローレンス サリバン) ※私物
Shoes:NO BRAND ※私物
Earrings:Simone Rocha (シモーネ ロシャ) ※私物
BAG:LOEWE (ロエベ) ※私物
シャララジマさんが選んだ<VIVIANO>のベストルック
■ FAVORITE POINTS ■
「バルーンのようなふわりとしたシルエットのボトムスはこれほどボリュームのあるサイズ感で見たことなかったのですごく驚きました。トップスにはミニマルでスタイリッシュなタンクトップを合わせて、上下のバランス感が私的にドンピシャですごく好み!私もこのセットアップで着てみたい!」
VIVIANO 2024SS COLLECTION はこちらから
ランウェイショーの感想
■ SHOW COMMENTS by シャララジマ ■
「キラキラした鮮やかなカラーパレットのセーラールックからフランスやマリーンの雰囲気を感じ、映画「ベニスに死す」のビーチサイドを思い出しました。ルックはもちろん、会場のディレクションも相まってフランスの街並みやマリーンの世界観をしっかりと表現していて、<VIVIANO>の”美しい夏”へと連れて行ってくれるショーでした。」
<VIVIANO>
設立年 2020年
Designer – ヴィヴィアーノ スー
デザイナーのヴィヴィアーノ スーはグラフィックデザインを学んだのち、文化ファッション大学院大学を修了。 2015年以降、自身の名前を冠したブランド、<Viviano Sue(ヴィヴィアーノ スー)>をスタート。2020秋冬コレクションより<VIVIANO(ヴィヴィアーノ)>にブランド名を変更した。東京を拠点に、シーズンごとに設けたテーマを軸にクチュールドレスとレディトゥウェアがシームレスに存在するコレクションを製作している。
Instagramをチェック!
@vivianostudio
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Profile _ シャララジマ
モデル兼文筆家。最近はタレントとしての顔も持つ。活動テーマは”人種のボーダーレス”。
「褐色の肌に金髪、青い目のモデル」、その容姿からは人種が容易に判断できないようにすることで、「私は何人でもない」というコンセプトを表現する。自らの身体を使った非言語と言葉を使った言語表現を組み合わせ、社会の中でインスタレーションをする。新しい価値観が評価され、「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2023」を受賞。
2020年にはLOEWEのキャンペーンガールに抜擢されるなどファッションシーンを中心とした活動から、唯一無二のキャラクターでバラエティー番組や報道番組などでも活躍中。
bayfm「シャララ島」レギュラー出演中(毎週金曜日28:00~28:27)
Instagramをチェック!
@lalazima_
- Photograph : Masamichi Hirose
- Photograph : Kotaro Aoyama