フジロックの朝をKEENのSEEKで駆け抜ける

今年はフジロック会場に<KEEN>がオフィシャルブースを2店舗出店。場所はお馴染みのグリーンステージ奥と今年初のイエロークリフ。イエロークリフでは、約2年の開発期間を経て発売された「SEEK」を試し履きできるブース「KEEN FES RUN STATION」が登場し、シューズクリーニングのレクチャーや、その場でシューズクリーニングサービスも実施。ここを拠点に「フジロックラン'25」が開催され、一日目は場内を気持ちよくゆったりとラン、二日目は各ステージ周りをジョギングしながらごみ拾いを行うエコアクティビティ「プロギング」が行われ、多くのフジロックラバーが参加した。

初日に選んだ「SEEK」のカラーは「Grenadine/Ocean Depths」。苗場の自然に溶け込むグリーンで全身をまとめ、足元に差し色をプラス。さりげなく、スポーツサングラスのテンプルとシューズのカラーをリンクさせているのがポイント。苗場の日差しは強いので、アームカバーや透け感のあるソックスで日除け対策も抜かりなく。

苗場の自然豊かな環境で、朝から体を動かすと清々しい気持ちになれる。会場内のさまざまなステージを巡ることで、景色の変化も楽しめて、なんだか冒険しているような気分に。まだ誰もいないフジロック会場を思いのままに走れるなんて、とても贅沢な体験だ。ペースもゆったりめだから、初心者でも安心して楽しめるはず。
そして、何より大事なのはシューズ。「SEEK」は軽量でありながら、反発力の高い弾むようなクッション性や耐久性、グリップ力などのプロテクションを搭載。つま先全体を広げるスペースを作ることで、未舗装の不整地でも快適で安全感のある走りをサポート。かかとがしっかり固定される作りだから、着地時のブレを軽減し、かかと着地に最適化した構造になっている。ラバー跡を残さないノンマーキング加工のラバーアウトソールを採用しているのも、環境への配慮を欠かさないフジロッカーに支持される理由のひとつ。

2日目は「SEEK」の「Willowherb/Orange Peel」とリンクしたパープルをメインにしたスタイリング。初日よりもカジュアルな雰囲気に仕上げるために、ゆったりとしたラフなシルエットのアイテムでバランスをとり、トップスにはTシャツをセレクト。足元の鮮やかなグラデーションカラーが際立つように、全身を淡いトーンで統一。

この日は夕方から大雨に降られたが、濡れた岩場や山道でも動じず、確かなグリップ力で快適に会場を移動することができた。また、雨水や泥をかぶる場面も、非防水ならではの通気性の良いテキスタイルライニングですぐに解決。フジロックを思う存分に堪能することができたのは紛れもなく「SEEK」のおかげ。朝のランニングから夜のライブまで常に足元をサポートしてくれた。

トレラン初心者から日頃から走り込んでいる愛好家にまで、気持ちよく走ることを求める全てのランナーのライフスタイルにフィットする「SEEK」。これまでのハイキングシューズ開発で培ったDNAを注ぎ込んだ<KEEN>ならではのトレランシューズ、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
フジロックで早朝に開催されたフェスラン・「プロギング」については下記からチェック。
「SEEK」の詳細はこちらから。
- Photograph : Ton Zhang
- Model : Miki(numbereight models)
- Edit : Chiho Hashimoto(QUI)