YOKEの魅力をプロの視点から読み解く|ファッションのミカタ # 5
しかし見た目は魅力を構成するひとつの要素でしかなく、ブランドそのものの美学を語るときには様々な捉え方が存在する。「ファッションのミカタ」で迫るのはプロならではの角度ある視点。
第5回は<YOKE(ヨーク)>にフィーチャー。
本企画を通して、新たなファッションのミカタ(楽しみかた)が広がることを願って。
<YOKE(ヨーク)>ってどんなブランド?
ブランド名の<YOKE(ヨーク)>は、『繋ぐ』『絆』『洋服の切り替え布』などの意味。 “つなぐ” をコンセプトに2018秋冬よりブランドをスタートし、『 モノがヒトをつなぎ、ヒトがヒトをつなぎ、ヒトがモノをつなぐ 』 というブランドのアイテムがいろんな人たちに繋がっていって欲しいという思いを込めている。 ニットアイテムをメインにしたユニセックスで着こなせる上質なアイテムを提案している。
【PR】水澗航さん
― 水澗さんにとって<YOKE>の魅力とはなんでしょうか?
着る人に寄り添ってくれる服であることです。シーズンテーマやコンセプト、
― PRするに至った経緯はなんでしょうか?
― PRする上で意識していることを教えてください。
― コレクションで印象に残っているものはどれでしょうか?
2023秋冬コレクション
― 水澗さんの私物の<YOKE>について教えてください。
YOKE × Julian OpieのコラボTシャツ
@mizumawataru
【マルチクリエイター】秋元 剛さん
― 秋元さんにとって<YOKE>の魅力とはなんでしょうか?
アーティでウェアラブルなところ。一見派手に見えるアイテムも実際に着てみると街に馴染む絶妙なバランス感を持った服作りが魅力です。
― <YOKE>を知った経緯はなんでしょうか?
デザイナーの寺田くんとは文化服装学院時代の同期でした。久しぶりに会ったときには<YOKE>を立ち上げていてPRサポートの相談を受けました。2019秋冬コレクションのサンプルを<YOKE>ギャラリーで見せ
― <YOKE>を着る、
個人的にはインポートブランドとMIXしてコーディネートする
― コレクションで印象に残っているものはどれでしょうか?
2022秋冬コレクション
初めてショー形式で発表をした2022秋冬コレクションでしょう
― 秋元さんの私物の<YOKE>について教えてください。
セットアップ
テーラードジャケットのセットアップが好きでコレクションしてい
秋元 剛さん
@go_akimoto
【デザイナー兼バイヤー】浅川 喜一朗さん
― 浅川さんにとって<YOKE>の魅力とはなんでしょうか?
特有のデザインやカラーパレット、中性的な独特な空気感です。
― バイイングするに至った経緯はなん
デザイナーの寺田さんとは<YOKE>スタート前から親交があり、
― バイイングをする上で意識していることを教えてください。
<YOKE>のコレクションはシーズンテーマを寺田さんのフィルターを通して様々な技法で表現されています。テキスタイルや色味、シルエットなど1点1点作り込まれたプロダクトへの視点とコレクション全体で表現したい部分を、自分なりに解釈を深めてバイイ
― コレクションで印象に残っているものはどれでしょうか?
2018秋冬コレクション
どのシーズンも本当に素敵で好きなのですが、<YOKE>のスタートシーズンのアイ
― 浅川さんの私物の<YOKE>について教えてください。
carol別注のコマンドセーター
<YOKE>のアイテムの中でも特に人気のあるニット類。こちらは23年の新年に向けて寺田さんと一緒にデザイン、
浅川 喜一朗さん
@ssstein_design
【デザイナー】丸山 敬太さん
― 丸山さんにとって<YOKE>の魅力はなんでしょうか?
“リラックス”と“モード”と“アート”の良きバランスです。
― <YOKE>を知った経緯はなんでしょうか?
友人である秋元君の紹介で知りました。
― <YOKE>の洋服や新作のコレクションが発表される際に意識して着
ショーであれ展示会であれ写真であれ、そこで感じられる「
― コレクションで特に印象に残っているのはどれでしょうか?
2023春夏コレクション
素材の扱い方にクセがあるのに、さらりと見える絶妙な品の良さが好み。グラデーションのシリーズが特に好きで、何気にセットアップにしてしまうのも好きでした。
―丸山さんの私物の<YOKE>について教えてください。
セットアップ
ニットもコートもパンツもシャツも、あれや、これや。購入した決め手は「似合う!!」(笑)からです。そして、「良い服」だからです。
丸山 敬太さん
@keitamaruyama
YOKE 2024AW COLLECTION
フランスの画家 Pierre Soulages (ピエール・スーラージュ/ 1919-2022 ) をテーマに制作した24秋冬コレクション。スーラージュは「黒は光の反射である」という信念から黒い絵具を用いた抽象的な絵画で、光と影、色と反射の効果を追求していった「黒の画家」としても知られている。1979年初頭、彼は初めてキャンバスのすべてを黒で埋めつくした作品「Outrenoir(黒を超えた黒)」を制作し、この手法は後に自身の代名詞となった。黒という色は鑑賞者の立ち位置によって、暗く見えたり明るく見えたり、くすんでいたり光り輝いていたり、灰色であったり白に近い色に見えたりと姿を変える。「黒には思いがけない可能性がある。」そんなスーラージュの作品からインスピレーションを得て、黒と光にスポットを当てたコレクションを作成した。