「P.O.N.D. 2026」渋谷PARCOで10/2(金)開幕、日常を“re/sort”する18日間
P.O.N.D.について
2020年にスタートし、今年で7回目を迎える「P.O.N.D. 2026」。前身となる「シブカル祭。」のフィロソフィー「新しい才能の発見と応援」を受け継ぎながら、まだ見ぬ表現との出会いを生み出してきた。名称には「Parco Opens New Dimension(常に新しい次元を切り開いていく)」という思いが込められている。
2026年のテーマは「re/sort」
“resort”が持つ「行楽地、リゾート」、そして修飾語とともに用いられる「人が集う場所」「たまり場」という意味に、“re=再び”“sort=整理すること”という別の読みを重ねる。見慣れたものや価値観を捉え直し、選び直し、組み替えること。日常からほんの少し距離を置くことで、いつもの景色に違う輪郭を見つけていくようなテーマだ。アートディレクションは田岡美紗子、空間ディレクションは京都を拠点に活動するクリエイティブファーム・NEW DOMAINが手がける。
田岡美紗|アートディレクター
1992年生まれ、茨城県出身。
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。edition.nord、TAKAIYAMA inc.、REFLECTA, Inc. での経験を経て2026年に独立。コンセプトに基づいたグラフィックデザイン、エディトリアルデザイン、写真や立体を用いたインスタレーションの制作に携わる。アートユニット・The Goodwillerとして古着や古物を用いたプロジェクトでも活動中。
Instagram:@taoka_misako
NEW DOMAIN|空間ディレクター

京都を拠点に活動するクリエイティブファーム。
異なる専門性や技術を持った人間の交差によって、領域を超えた新領域の創出を目指す。
Instagram:@new_domain
4F PARCO MUSEUM TOKYOでは、10名の作家によるグループ展を開催
メイン会場となる4F PARCO MUSEUM TOKYOでは、国内外から集まった10名の作家によるグループ展を展開する。異なる背景や視点を持つ作家たちの作品がひとつの空間に集まり、すでにあるものを別の角度から見つめたり、思いがけない組み合わせに出会ったりする場をつくる。
アーティスト
HAL、kerocchi、LI MUYUN、masatoyamada、Seooh Park、今井歩美、川端健太、櫻井隆平、百野幹人、矢野憩啓
コントリビューター
GC magazine、Jun Hirayama、tamanaramen
1F ENTRANCEでは、稲垣悠太朗によるパブリックアートを展示
公園通りに面した1F エントランスには、ロンドンを拠点に活動する現代美術家・稲垣悠太朗によるパブリックアートが登場する。10代で東京のグラフィティ活動に取り組んだ経験を原点に、都市を巨大な生命体として捉えてきた稲垣。都市と生物が浸透し合うようなハイブリッドな身体を制作してきた作家が、渋谷の中心にどんな“生命”を立ち上げるのかが気になるところだ。
稲垣悠太朗|現代美術家

1998年、埼⽟県生まれ。ロンドンを拠点に活動。⼗代でグラフィティや都市探検家のチームに参加した経験を起点に、黒い都市の既製品や⼯業素材を⽑皮や皮膚、筋⾁に見立て、動物や人間を形づくり、都市と生物が浸透し合うハイブリッドな身体を構築する。匿名化された人間や動物の姿を通して、都市に最適化された新しい生命と環境の形を捉えている。
Instagram:@inagaky
9F SUPER DOMMUNEでは、玉山拓郎の作品を展示
9F SUPER DOMMUNEでは、DOMMUNEと「P.O.N.D. 2026」による新たなコラボレーションプロジェクト〈P.O.N.D.OMMUNE〉が始動する。第一弾を飾るのは玉山拓郎。家具や日用品を思わせるオブジェクトと鮮やかな照明、音響を組み合わせ、身体感覚や知覚を揺らすインスタレーションを展開してきた玉山が、SUPER DOMMUNEという特異な空間と交わる。
⽟山拓郎|アーティスト

1990年岐阜県生まれ。東京都在住。愛知県立芸術大学を経て、2015年に東京藝術大学大学院修了。身近にあるイメージを参照し生み出された家具や日用品のようなオブジェクト、室内空間をモチーフに、鮮やかな照明や音響を組み合わせたインスタレーションを制作。最小限の方法で空間を異化、あるいは自然の理を強調することで、鑑賞者の身体感覚や知覚へと揺さぶりをかける。令和7年度(第76回)芸術選奨 文部科学大臣新人賞(美術A部門)を受賞。
近年の主な展覧会に、「CIRCULATION-サーキュレーション -produce by POETRY Théâtre FAUCET NAGOYA」(名古屋市松重閘門、2025)、「Intervenes / Light and Table / Sound as Time / Hole」(ANOMALY、2025)、「⽟山拓郎:FLOOR」(豊田市美術館、2025)、「ART IN THE PARK(⼯事中)」(Ginza Sony Park、2024)、「SENSE ISLAND/LAND 感覚の島と感覚の地 2024」(横須賀市猿島、2024)など。
Instagram:@takurotamayama
B1F GALLERY X BY PARCO では、「P.O.N.D. AWARD 2025」グランプリを受賞したみずかみしゅうとの個展「いつか島になるため」を開催
B1F GALLERY X BY PARCOでは、2025年の「P.O.N.D. AWARD 2025」グランプリを受賞したみずかみしゅうとの個展「いつか島になるため」を10月2日(金)から10月12日(月)まで開催。「島」をモチーフに新たに制作した作品を中心に発表する。日常の中で少し影が薄いけれど、どこか引っかかるものへ目を向けてきたみずかみ。その視線が「島」というモチーフを通してどう広がるのか、会場で確かめたい。

※GALLERY X BY PARCOのみ会期が異なります
会期:2026年10月2日(金)- 10月12日(月)
みずかみしゅうと|アーティスト
2001年東京生まれ。東京藝術大学美術研究科彫刻専攻在籍中。日常の中で少し影が薄いけれど魅力的なものを見つけたい、それらを題材にして鑑賞者の意識が変化したりしなかったりするのを眺めていたいと考えている。彫刻を中心に、インスタレーションや映像、3D造形を用いて制作している。主な受賞に、GEISAI#22ChrisLe賞(2023)、平成芸術賞(2025)、岡本太郎現代芸術賞特別賞(2026)など。
Instagram:@namahamustar
イベント初日には、10F 「PBOX」にてオープニングパーティーを開催
watakemiと佐藤海里によるクリエイティブユニット『tsuchifumazu』がオーガナイズし、142clawz(hirihiri × lilbesh ramko)、Lilniina、meweta、mikina、There is a bus stop across the street,、辻井くぬえらが参加する。ライブやDJのサウンドをリアルタイムで映像や空間演出へと翻訳し、一夜限りの景色をつくり出す予定だ。
tsuchifumazu |クリエイティブユニット

watakemiとkairisatoによるクリエイティブユニット『tsuchifumazu』。2019年結成。ミュージックビデオ、ライブ演出、インスタレーション、グラフィックデザインなど、視覚表現を通じて“支える美学“を追求している。パソコン音楽クラブ、lilbeshramko、PAS TASTA、NewJeans、野田洋次郎などのミュージックビデオ/ライブ演出を担当、映像面から多くのアーティストを支える一方で国内の映像表現の最前線を切り取る『映像作家100人』に2020年から6年連続で選出されている。
Instagram:@tsuchifumazu_
日時:2026年10月2日(金)開場17:30/開演18:00(予定)
会場:渋谷PARCO 10F PBOX STND
入場料:無料(1ドリンク制)※混雑状況により入場制限をかける場合あり。
参加アーティスト:142clawz(hirihiri×lilbeshramko)、Lilniina、meweta、mikina、There is a bus stop across the street,、辻井くぬえ、+Secret?
追加情報はPARCO ARTおよび公式Instagram@p.o.n.d.officialにて随時発表。
また、PARCO MUSEUM TOKYOのグループ展出展者から鑑賞者の投票によって1名を選出する「P.O.N.D. AWARD 2026」も実施。最終日の10月19日(月)にはSUPER DOMMUNEで「DOMMUNE × P.O.N.D.2026 SPECIAL NIGHT」が開かれ、ディレクター、コントリビューター、アーティストとDOMMUNE主宰・宇川直宏が「P.O.N.D. 2026」を振り返るほか、「P.O.N.D. AWARD 2026」グランプリの発表も予定されている。
ひとつの展示を見るだけでは終わらず、フロアを移るたびに音やイメージ、身体感覚まで少しずつ並び替えられていく「P.O.N.D. 2026」。渋谷PARCOそのものをひとつの“re/sort”として歩けば、いつもの街にもまだ知らない景色が浮かび上がってきそうだ。
開催情報
展覧会名:P.O.N.D. 2026「re/sort」
会期:2026年10月2日(金)-10月19日(月)
開館時間:11:00-21:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日は18:00閉場
※10月2日(金)16:30-17:30はメディア・関係者向け内覧会の実施に伴い入場不可
会場:渋谷PARCO
・4F PARCO MUSEUM TOKYO
・1F エントランス
・9F SUPER DOMMUNE
・B1F GALLERY X BY PARCO
・10F PBOX STND
住所:〒150-8377 東京都渋谷区宇田川町15−1 渋谷パルコ
入場料:無料
主催:〈P.O.N.D. 2026〉実行委員会
アートディレクション:田岡美紗子
空間ディレクション:NEW DOMAIN
企画制作:PARCO、RCKT/Rocket Company*
公式サイト
※B1F GALLERY X BY PARCOで開催する個展「いつか島になるため」は2026年10月2日(金)-10月12日(月)。
※9F SUPER DOMMUNEの〈P.O.N.D.OMMUNE〉は11:00-17:00、金・土曜は21:00まで。
詳細・最新情報は以下にて順次公開予定
Instagram:@p.o.n.d.official、@parco_art
Website:PARCO ART
※ 営業日時は変更となる場合がございます。詳しくは渋谷PARCOのHPをご確認ください。
※ 企画内容は予告なく変更になる可能性がございます。

