田淵太郎「白の風景|Landscapes in White」がVague Kobeで開催、白磁に宿る揺らぎと景色
May 7, 2026 - NEWS
香川県・塩江の山中に窯を構える田淵太郎は、自然とともにある環境の中で、白磁の可能性を探り続けてきた作家だ。薪を用いた穴窯で焼成された作品は、灰や炎の影響を受けながら、作家の意図を越えた変化を帯びていく。同じ表情のものはひとつとしてなく、表面に現れる微細な揺らぎや色の重なりが、山や空、風や光の移ろいを思わせる風景として立ち上がる。
本展では、ぐい呑や片口、茶碗といった日常の器から、花入や立体作品まで、春の窯焚きによる新作約130点を展示・販売する。用途や機能を備えながらも、白磁作品は風景のように広がり、白の中に無数の差異や変化を宿している。
プロフィール
田淵太郎
陶芸家。1977年、香川県生まれ。大阪芸術大学で陶芸を学び、2007年に高松市塩江町に築窯。白磁を薪窯で直接焼くことで、灰や炎の当たり具合による釉の色の変化や釉の流れを生じさせ、独特の表情を生み出している。
Instagram:@tarotabuchi
開催情報
白の風景|Landscapes in White
会期:2026年5月8日(金)〜6月1日(月)
会場:Vague Kobe
住所:兵庫県神戸市中央区海岸通9—2 チャータードビル4F
開館時間:12:00〜18:00
休館日:火曜〜木曜
ウェブサイト:https://tystudio.fr/vague/whats-on/taro-tabuchi/
Instagram:@vague_kobe
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