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『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』幻のドキュメンタリーが4K レストア版で復活、1/16(金)劇場公開

Dec 27, 2025
1985年に制作された、世界的音楽家・坂本龍一の幻のドキュメンタリー『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』が、4K レストア版として約40年の時を経て、2026年1月16日(金)より劇場公開される。

『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』幻のドキュメンタリーが4K レストア版で復活、1/16(金)劇場公開

Dec 27, 2025 - NEWS
1985年に制作された、世界的音楽家・坂本龍一の幻のドキュメンタリー『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』が、4K レストア版として約40年の時を経て、2026年1月16日(金)より劇場公開される。

本作には、表現者・坂本龍一の世界を体現するような独創的なメイクを施した姿や、1980年代の東京を象徴する新宿アルタの大型ビジョン前で、自身の音楽への想いを語る様子などが収められている。また、制作中であったソロアルバム『音楽図鑑』の「M.A.Y. IN THE BACKYARD」や「SELF PORTRAIT」のスタジオレコーディング風景、Fairlight CMIデジタルシンセサイザーを操作するシーンも登場。若き日の彼が見つめていた時代の先、その視線と音楽への探求心が感じられる映像となっている。

このドキュメンタリーは、1983年に坂本龍一がデヴィッド・シルヴィアンのレコーディングに立ち会っていた際、フランスのテレビ番組のためにドキュメンタリー撮影の申し出を受け、1984年5月に東京でわずか1週間で撮影が行われたもの。撮影後は1985年にロッテルダムやサンパウロなどの国際映画祭で上映され、日本でも同年6月9日の第1回東京国際映画祭で初公開。1986年にはフランスでテレビ放映されたが、VHSやDVDも長らく入手困難となっていた。

近年、倉庫から発見された16mmフィルムが修復・デジタル化され、2025年1月17日、坂本龍一の誕生日に開催された「坂本龍一|Birthday Premium Night 2025」での特別上映では、チケットが2時間で完売するなど話題を呼んだ。

60分を超える本作では、貴重なインタビューやスタジオ風景のほか、CM出演、YMOの散開コンサート、大島渚監督『戦場のメリークリスマス』(1983)のワンシーンなども収録。渋谷スクランブル交差点、新宿アルタ、原宿の竹の子族など、80年代東京の生きた風景とともに、坂本龍一が語る創作のプロセス、記憶、文化の変容が描かれている。

 

【作品情報】
作品名:『Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto』4K レストア版
監督:エリザベス・レナード
出演:坂本龍一、矢野顕子、細野晴臣、高橋幸宏
撮影:ジャック・パメール
編集:鈴木マキコ
音楽:坂本龍一
録音:ジャン・クロード・ブリッソン
プロデューサー:ミュリエル・ローズ
スーパーバイジング・プロデューサー:キキ・ミヤケ
制作会社:INA、KAB America Inc.、KAB Inc.
©Elizabeth Lennard
1985年|62分|フランス、日本|レイティング:G|日本語、フランス語、英語[英語字幕付き]
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ

【公開情報】
公開日:2026年1月16日(金)より全国順次公開
公式サイト:https://tokyomelody.com/
公式X:@TokyoMelody_4K
公式Instagram:@tokyomelody_4k

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