「パコ・バケット」は、メゾンのアイコニックなラインナップに、注目すべきひねりを加えた傑出したスタイルとして登場した。

今回初めて、レザーのディスクがダイナミックな渦巻き状に配置された。この斬新なデザインによってリズミカルな表面が生み出され、ラバンヌの核心となるコンテンポラリーなクラフツマンシップを際立たせている。

パコ・バケット
「パコ・バケット」には、製作のあらゆる段階で様々なサヴォアフェール（職人の長年の経験によって培われた技や哲学）のノウハウがつめ込まれている。

ボックスカーフレザーは職人的な質感をもたらすためにイタリアでなめされ、パルメラート仕上げが施されている。革は滑らかな円盤状にカットされたあと、磨かれ、エッジに沿ってコバ塗装し、手作業で組み立てられ、ベースには特殊な接着剤でデボス加工が施されている。最終的にそれぞれのバッグにハンドルとストラップを付けて完成となる。これらの作業は数日を要し、約800個のピースを組み立てるサイズの大きなものになると、16時間以上かかることもあるそうだ。

容量的にも余裕のあるデザインの「パコ・バケット」は、3サイズ展開で提案されている。スモールとミディアムサイズには、取り外し可能なクロスボディストラップに加えて、トップハンドルが付属。ラージサイズには調節可能なショルダーストラップが付き、上部は小さなホックとリングで開閉できる仕様となっている。

バーガンディ/シルバー、ブラック/ゴールド、コニャック/シルバーといったメゾンのメタリックな装飾を踏襲した３種のカラーバリエーションで展開される。