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古くて新しいモノ|YAGA 矢賀佑子・FAIS DESIGNS 矢賀ミノリ

Jul 31, 2020 - FASHION
Profile
矢賀 佑子
YAGAデザイナー

” OLD&NEW ” 古くて新しいモノ。をイメージソースに、古き良き時代のカルチャーを新しいアクセサリーのカタチで表現する。

矢賀 ミノリ
FAIS DESIGNSデザイナー

YAGAのジュエリーライン「FAIS DESIGNS」。
ちょっとPOPだったり抽象的だったり甘すぎずユーモアがある楽しい大人のためのコンテンポラリージュエリー。

— おふたりは姉妹なんですよね。

佑子:はい。もともとは二人でYAGAをやっていました。姉のミノリがYAGAのジュエリーラインとしてFAIS DESIGNSを立ち上げたので、今は私一人でYAGAをやっています。

 

— おふたりでYAGAをやっていた時のそれぞれの役割は?


ミノリ:私がユニーク担当で、佑子さんはシンプル担当でした。

佑子:使いやすさを考えて引き算するとシンプルになりがちなんですよね。

 

— FAIS DESIGNSを新たに立ち上げたきっかけは?

ミノリ:お互いに環境が変わったのもあり、それまで構想していた「あらゆる世代が気軽に身に着けられるユニークなジュエリー」に特化したブランドを立ち上げる事にしました。

 

— 姉妹でとても仲が良さそうです。

ミノリ:好きなモノ、好きではないモノの感覚が一緒なんです。小さな頃から同じモノを見てきているから、姉妹でやることにやりやすさを感じていました。

 

— デザイナーとしてのルーツは?

佑子:高校時代はアンダーグラウンドカルチャーにのめり込む傍らグラフィックデザインや映像の世界に夢中だったのもあり、学校を卒業後は映像制作会社へ就職。そこからDTPやブランディングの基礎など現場を踏んで学ぶことも多くありました。特に平面を立体で表現することに興味があったんです。

ミノリ:小さい頃から絵を描くことやモノを作ることが好きでした。
学生時代はサブカルチャーや90年代の洋楽、シュールレアリズムの画家達に夢中になりましたね。前職ではヘアメイクスタイリストとして活動しておりました。

 

— なぜアクセサリーデザイナーに?

佑子:元々イメージする事やモノを作る事が好きだったのもあり、今までの経験を振り返りアウトプットできないのはもったいない、発信する側になりたいと思ったことが決定打でした。

ミノリ:もともと洋服やファッションが大好きだったのもあり、ヘアメイクスタイリストを経て合間にYAGAを手伝うようになった事がアクセサリー製作に至ったきっかけです。

 

— 印象に残っている作品は?

佑子:びっくりマークのピアス「big surprise pierce」です。今は廃盤になってしまいましたが、YAGAが世に出るきっかけとなった作品です。



ミノリ:YAGAで作った中国茶器棚のイヤリング「China Dream」が印象に残っています。

 

— 10年間の活動を振り返ると、デザインはどのように変化していますか?


佑子:初期は頻繁に海外に出かけていたのもあり、ヨーロッパの色使いや80年代~90年代前半の時代背景に影響を受けてポップでユーモアのあるデザインが多かったと思います。
物作りを続けるにつれてデザインと機能性、素材に重点を置くようになり、幅広い年代の女性でも付けられるような上質ながらも遊び心のあるデザインとなりました。

 

— 人生に影響を与えたモノは?

佑子・ミノリ:グラフィックや音楽、建築、ポップアートなどです。音楽は70年代~90年代と幅広く、今も新しいシーンに影響を受け続けています。
YAGAやFAIS DESIGNSの作品はそこから派生したストーリーが込められていたり、あるミュージシャンに対するオマージュだったり、それが作品のタイトルになっていることも多々あります。

 

— アクセサリーに込められた思いは?


佑子:コンセプチュアルでストーリー性のあるモノづくりを目指しています。誰かに響いたらいいなと思いながら制作しています。

ミノリ:長い時間を経てヴィンテージショップに並んでいたり、人から人へ渡り世代を超えてもう一度手にとってもらえたら素敵だなと思いながら制作しています。

 

— 新作の構想や今後の展望があれば教えてください。

佑子:ガラスに夢中なのでその要素を取り入れたいですね。上質で機能的、日常に馴染むアート感覚のアクセサリーを作りたいです。

ミノリ:FAIS DESIGNSでは石や色を使ったジュエリーコレクションを構想しています。今まであまり作っていなかったバングルやチョーカーなどにもチャレンジするなど、ジュエリーにとらわれずに新しいモノをどんどん発表していきます。

 

— 今のファッションについて思うことは?


佑子:選択肢は多いので自由度が高いのですが、インフルエンサー重視の世の中でまるで個性が無いような気がしてます。また、ファストファッションは取り入れやすいし楽しいのですが、環境的にはエコじゃないと思いますね。

ミノリ:最近はファッションのボーダーレス化を感じます。膨大な情報からモノを選択するだけなのは便利だと思いますが、長く使い続けることや大切に長く使う事は忘れたくないです。

 

— あなたにとってファッションとは?


佑子・ミノリ:アイデンティティであり、楽しく生きるためのもの。

 

 

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