編集部より、「懐かしのポータブルカセットプレーヤー」のすゝめ
自粛期間では、昔を懐かしみがちな日々を送っておりまして、微かな記憶の片隅から実家で以前使われていたラジカセの存在を引っ張り出しました。
ただ今の部屋のインテリアに馴染まず置き場所にも困る...でもポータブルカセットプレーヤーであれば自由に持ち運べてファッションの一部として楽しめそうだと思い、ポータブルモデルを探し始めました。
また、最近スマホを見ている時間が長くなっていることも課題として持ち合わせていたので、これを機に少しでもスマホ離れをしようと思ったことも購入に至った経緯の一つです。
今日は私が手に入れた二つのポータブルカセットプレーヤーと、合わせて使用しているアクセサリーを紹介します。
私はほとんどクラシックしか聞かないので、カセットとのギャップも楽しみたいと考えていました。
懐かしの「ソニプラ(ソニープラザ)」で1998年に限定販売されていた「YPPY」シリーズのカセットプレイヤー。
(幼少期ソニプラには幾度となくお世話になったものです。)
このシリーズのデザインは個人的にとても好みです。こちらはベルトループやカセットを収納できるポケットもあり機能性も抜群で、特に外出時に重宝しています。
近年また人気が上昇中の1997年に発売された「Beans」のシリーズ。
その名の通り豆のようなコロッとした見た目、鮮やかなカラーリング、上部のスケルトンデザインがとても愛らしい一品です。
中でもこの蓄光モデルは当時のファッション誌の至るところで紹介されていました。
ストラップ付きでバッグにも引っ掛けられるので、大きなバッグの中でも行方不明にならず大変助かっています。
さらに当時の雑誌を読み漁り、追加で購入したものがこちら。
1998年発売ソニーの「ファンビット」です。
カセットプレーヤーとイヤホンの間に繋ぐとラビットが曲に合わせてダンスします。運動することでダイエットしているんだそう。写真は太っている状態です。
ポップなキャラクターアイテムでありながら、基盤が透けて見えていてなかなかフューチャリスティックな佇まいです。
手に入れたアイテムは全てソニー製ですが、特にソニー製品に拘って探していたわけでなく、デザインに惹かれ購入しました。
今は便利な時代になったもので、メンテナンスもYouTubeを見て学ぶことができます。
これでゴム交換など比較的簡単なことは実践できますね。
見た目から入っているのでまだまだわからないことは多いですが、少しずつ知識を身に付けていこうと思っています。
ちなみに私は、横になって目を閉じ、「蒸気でアイマスク」をしながらポータブルカセットプレーヤーでクラシックを聞くと、大概の悩みはどうでも良くなります。
ぜひ皆さまも懐かしのポータブルカセットプレーヤーを手に取ってみてくださいね。
- Text : Yukako Musha