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FASHION

パリコレでコレクションを発表し続ける、日本ブランドの最新注目アイテムをご紹介!

Oct 16, 2023
ファッションを愛する世界中の人々が注目するパリ・コレクション。
そんな大舞台でコレクションを発表し続ける日本のブランドをピックアップ。
国内だけにとどまらない確かな腕を持つ5ブランドをコレクションのコンセプトやデザイナーの経歴、コレクションルックや最新注目アイテムと共にご紹介。

パリコレでコレクションを発表し続ける、日本ブランドの最新注目アイテムをご紹介!

Oct 16, 2023 - FASHION
ファッションを愛する世界中の人々が注目するパリ・コレクション。
そんな大舞台でコレクションを発表し続ける日本のブランドをピックアップ。
国内だけにとどまらない確かな腕を持つ5ブランドをコレクションのコンセプトやデザイナーの経歴、コレクションルックや最新注目アイテムと共にご紹介。

Mame Kurogouchi

デザイナー
黒河内 真衣子

ブランドコンセプト
「女性が現代社会で強く生きるための戦闘服」

デザイナーの経歴
1985年長野県生まれ。
2010年 黒河内デザイン事務所を設立
2014年 毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞
2017年 Fashion Prize of Tokyo受賞
2018年 秋冬コレクションよりパリで発表を行う
2020年 春夏コレクションよりパリでランウェーを開催
2021年 Mame Kurogouchi Basicsをスタート
ブランド設立10周年を記念し書籍「10 Mame Kurogouchi」の発売と単独展覧会を長野県立美術館にて開催。
繊研新聞「クリエイティブデザイナーランキング」国内婦人服部門1位受賞
繊研新聞「繊研賞」受賞
Pen「クリエイター・アワード2021」受賞
2022年 VOGUE JAPAN「Ones to Watch 2022」受賞
2023年 初の旗艦店「Mame Kurogouchi Aoyama」を東京都北青山にオープン
伊勢丹新宿店に「Mame Kurogouchi Isetan Shinjuku」をオープン
毎日ファッション大賞受賞

2023AWコレクションコンセプト
20世紀初頭に⼤きく⽇本で⾶躍した⽵籠とその周辺⽂化に主軸を置く。それらを⽣み出した多くの作家がたどり着いた技術の洗練による精緻さから、⽵本来の美しさへの回帰を模索した独⾃の精神世界へと歩を進め、⼒強さと削ぎ落とされた美の共存を謳い上げたコレクション。

編集部が気になったアイテム

「竹籠の造形や編目が作り出す景色から着想を得て描かれた、抽象的なグラフィックが印象的なショート丈ジャケット。目を惹かれる洗練された存在感を放つテキスタイルが着こなしのアクセントになる1着です。」

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Mame Kurogouchiのコレクションはこちらから

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@mamekurogouchi

UNDERCOVER

© 2023 Manuel Göttsching. All rights reserved. / UNDERCOVER x fragment design

デザイナー
高橋 盾

ブランドコンセプト
ある特定の機会だけではなく、日々の様々なシーンにおいて成立する「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトに置く。

デザイナーの経歴
1969年 群馬県桐生市生まれ。
1990年 文化服装学院入学在学中に友人とブランド<UNDERCOVER(アンダーカバー)>を始める。
2010年 <NIKE(ナイキ)>とのコラボレーションによって、パフォーマンス・ランニング・コレクション「GYAKUSOU」を2010 Fall/Holidayよりスタート。2012年 ユニクロとの期間限定のコラボレーションによって、ファミリー・コレクション「UU」を2012 Spring/Summerよりスタート。
2015年 東京オペラシティアートギャラリーにて、自身でキュレーションを務めた回顧展「LABYRINTH OF UNDERCOVER ~25 year retrospective~」を開催。
2016年 シーズンレスで発表するライン<the Shepherd UNDERCOVER(ザ シェパード アンダーカバー)>をスタート。

2023AWコレクションコンセプト
“Enjoy Youself”
デザイナー高橋氏は「The Specialsの名曲”Enjoy Yourself”で歌われている通り、人生はあっという間に終わってしまう。ならば精一杯楽しんで生きよう、というポジティブなメッセージを伝えたかった。」と語った。また、「もう一つ今回取り入れたのがアンビエントミュージックのパイオニアManuel Göttschingの名盤E2-E4の【オフホワイト茶色のチェッカー柄】。」高橋氏にとってThe SpecialsとManuel Göttschingはとても大事な存在であり、この偉大な2人へのリスペクトとオマージュを捧げるコレクションとなった。

 編集部が気になったアイテム

「ツノの生えたアイコニックで可愛らしいフーディ。フードの中央には真鍮の金具が付いていて、その中にはこちらをギョロッと覗く目玉が。ユーモアのある一着はあえてベージュで取り入れたいです!」

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@undercover_lab

CFCL

デザイナー
高橋 悠介

ブランドコンセプト
<CFCL(シーエフシーエル)>は Clothing For Contemporary Life – 現代生活のための衣服 – の頭文字。 3Dコンピューター・ニッティングの技術を中核に据え、時代に左右されない衣服を提供する。 同時に、衣服としての機能性、環境への配慮、最適な国産素材の選択、 流通経路の透明性を追求。実験的で先進的な姿勢を携えながら、今の時代を生きる人々のための製品を提案する。

デザイナーの経歴
1985年東京生まれ。
2010年文化ファッション大学院大学修了後、株式会社三宅デザイン事務所入社。
2013年より<ISSEY MIYAKE MEN(イッセイ ミヤケ メン)>のデザイナーに就任。
2020年に「Clothing For Contemporary Life(現代生活のための衣服)」の頭文字からなる、<CFCL>を設立。
2021年 第39回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞及びFASHION PRIZE OF TOKYO 2022を受賞。
VOL.4(AW2022)よりパリコレクション公式スケジュール上でコレクションを発表している。

2023AWコレクションコンセプト
Knit-ware Function
衣服として合理的で機能的かつ、現代生活におけるエレガンスを反映したKnit-wareのコレクション。
コンピュータープログラミングの生み出すフォルムは、主に数理的な関数(function)が定義している。数理モデルとしての関数は自然界の普遍的とも言える法則を写し出し、また多くの人工物にも利用されてきた。<CFCL>では3Dコンピューター・ニッティングを用いるなかで、社会や自然の背景にある数理モデルを引用してきたと同時に、数学的には説明できない領域の美意識も追求している。

編集部が気になったアイテム

「曲線が美しいドレスは、ストレッチ性が異なるリブを編み合わせることで実現したフォルムなのだそう。特徴的なパフスリーブも透け感のある素材を採用することでセンシュアルなエッセンスをプラス。デイリーにもオケージョンにも着用できるエレガントなドレスは間違いのない一着。」

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@cfcl_official

ANREALAGE

デザイナー
森永 邦彦

ブランドコンセプト
ファッションは日常を変える装置と捉え活動するブランド。「神は細部に宿る」という信念のもと作られた色鮮やかで細かいパッチワークや、人間の身体にとらわれない独創的なかたちの洋服、ファッションとテクノロジーを融合させた洋服が特徴。

デザイナーの経歴
1980年  東京都出身
2003年  早稲田大学社会科学部卒業
2003年  <ANREALAGE>を設立
2005年  東京コレクションデビュー(東京タワー大展望台)
2014年  パリコレクション進出
2019年 フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出 / 第37回毎日ファッション大賞受賞
2020年  伊・<FENDI(フェンディ)>と協業したミラノコレクションを発表
2021年  「竜とそばかすの姫」(細田守監督作品)衣装を担当
2021年  ドバイ万博日本館公式ユニフォームを担当
2022年  宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協業したパリコレクションを発表
2023年 ビヨンセのワルドツアー衣装をデザイン

2023AWコレクションコンセプト
テーマは“ = ”。

等しい二つの世界。
異なる二つの世界。

私たちには世界がどう見えているか。
彼らは世界をどう見ているか。

等しく異なる世界を纏う。

編集部が気になったアイテム

「定番のボールモチーフのMA-1。段々とシルエットが丸みを帯びて、体を包み込むような構造に。曲線のジップとアシンメトリーの丈をミリタリーアイテムに落とし込むことでエッジの効いたスタイルを叶えてくれる。」

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@anrealage_official

UJOH

デザイナー
西崎 暢

ブランドコンセプト
パタンナーとしての⽬で選び抜く線と量感からうまれる⾃由な創作を軸に洗練したブランドの世界を独創的に提案していく。本質的なテーラーリングや⼤胆なカッティングなど布の理にかなったデザインを創出する。

デザイナーの経歴
デザイナーの西崎暢は東京モード学園卒業後、ヨウジヤマモトに入社。
<Y’s for men(ワイズ フォー メン)>、<Yohji Yamamoto pour homme(ヨウジヤマモト プールオム)>のパタンナーとして7年間勤務。
2009年に<Ujoh(ウジョー)>を設立。
2014年春夏シーズン、東京コレクション初参加。
2015年、世界を見据えた活躍が期待されるデザイナーに贈られる「DHL デザイナーアワード」の第9回目を受賞。
2016-17年秋冬ウィメンズコレクションは、<GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)>による若手デザイナーサポートプログラムの支援を受け、イタリア・ミラノで発表した。
2020年秋冬ウィメンズコレクションでは、パリコレクションに初参加した。

2023AWコレクションコンセプト
過去から積み重ねてきた時間への意識を背景に、これから先の未来へ向かう道標となるようにブランドの現在地を⾒つめ直た2023年秋冬コレクション。

 編集部が気になったアイテム

「わずかな奇妙さを味付けとしながらも、美しくモダンなルックを成⽴させることがUJOH のスタイル。独自のテクニックを駆使することで実現される珍しいパターンはジェンダーや体型に捉われず、⾃在に組み合わせてスタイリングでも楽しめる一着。」

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@ujoh.official

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